エピソードログ

ログ0

 令和の時代、SNS炎上などが社会問題となり、遂にはコンテンツ流通に実害が出ていた。

その状況下で草加市を中心としてARゲームがブレイクしていたのである。

次第に様々な企業などが参戦していき、規模が大きくなっていく一方で、問題視されたのがSNS炎上だった。

日本で過去に発令された緊急事態宣言をきっかけにして、自粛警察等の存在も問題視された結果、草加市ではガーディアンが誕生したのだ。



 過去に様々なコンテンツがSNS炎上をきっかけにコンテンツの価値が落ちていき、それを問題視したのが草加市だったのである。

遂には市議会などでコンテンツ流通が議題となり、アニメやゲーム等に代表されるサブカルの聖地巡礼を参考に生み出したのが『オケアノス』と呼ばれるARゲームを中心とした複合施設だった。

メインは拡張現実を使用したARゲームだが、仮想現実を使用したVRゲームもオケアノスには存在する。



 そんな中で、SNSの都市伝説として拡散していたのが『グランデオブパルクール』という名前のゲームだった。

ダウンロードサイトでダウンロード可能なようだが、そのダウンロード数は褒められる数字ではない。

もしかすると炎上商法で利用される可能性もあるだろう。その状況で、ある都市伝説とは違う噂が拡散していくのだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る