第142話 クラン名は……!
早いもので今年の1月もあっという間に終わってしまいました。私とユーカさん、マサミさん、テツさんは大学の方の試験が始まっているため、試験勉強で忙しくしています。
そして、ワカナちゃんとルビアちゃんは高校、マサルさんは中学校の3学期が始まり、授業で忙しくしておられるそうです。
それと、ワカナちゃんから聞いた情報ではカズさんも共通テストを終えて、志望校への出願を終えられたそう。そこで無事に合格すれば、カズさんの長かった大学受験も終わりになります……!
私たちはこのような形でリアルの方で忙しくしていますが、何気に一週間後の2月7日には第10回イベントが始まるのです……!
私たち大学生組は試験も終わって春休みに突入していますし、高校生組も中学生組も試験がないので参加する予定でいます。
ただ、カズさんは合格通知も出ておられないうえに、不合格だった場合に備えて志望校の試験対策の勉強で忙しくしているらしく、参加できないとのこと。
また、お父さんも会社の都合で出張に出なければならないらしく、不参加。ケースケさんも会社の方で大事なプレゼンの準備があるから参加できないと連絡を受けています。
つまり、今回のイベントは私とワカナちゃん、ルビアちゃん、ユーカさん、テツさん、マサミさん、マサルさんの7人で挑むことになるわけです。
第10回イベントの内容は、フィールド中に散らばるオーブを集めること。なんでも集めた個数に応じて、順位が決まるんだそう。
それは7人だけで挑むには厳しい内容でした。
ですが、私たちのクラン、『氷愛の剣』の初イベントなのですから、頑張らなければなりません!
ちなみに『氷愛の剣』はカズさんが名づけたクラン名です。私のよく使う氷魔法の氷に愛という字をくっつけて、その後ろに私の武器である剣を合わせたんだそう。
私としてはどこから『愛』という言葉が出てきたのかが疑問なのですが、カズさんは「忙しいから」と何も答えてくださらなかったのです。
ともあれ、私たちのクランはマサミさんとケースケさんを加えた11名で始動したわけですが、今回のイベントは7人だけで乗り切るべく、頑張るしかありません!
また、お母さんは
……それはさておき、クランのリーダーとして、私、戸倉千晴は今まで以上に頑張ろうと思います!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます