第76話 なにやら張り合いが……
「さて、次は私たちのステータスだな」
―――――
プレイヤー名:ユーカ
職業:槍使い 《ランサー》
水魔法レベル10、炎魔法レベル3
累計ステータス値12074
体力 1787
魔力 1887
力 2323
耐久 1745
敏捷 2261
魔耐 2067
装備
頭 【鋼の兜 《耐久+37》】
体 【鋼の胸当て 《耐久+119》】
右手 【鋼の槍 《力+139》】
左手 【】
靴 【銀のブーツ 《敏捷+15》】
装飾品 【】【】【】
―――――
「ユーカさん、力のステータスが高くなっておられます……!」
「まぁ、私のステータス自体、力をメインに上げてるからな。何だったら、カズよりも強いぞ?」
「それは頼もしいです!」
ユーカさんはカズさんを見て、ドヤ顔を決めておられましたが、カズさんもまた悔しそうな表情をしておられるのが印象的でした。
「さてと、次はオレのステータスだな」
―――――
プレイヤー名:テツ
職業:魔道具師 《アイテムメーカー》
土魔法レベル5
累計ステータス値4680
体力 747
魔力 897
力 666
耐久 696
敏捷 867
魔耐 807
装備
頭 【絹のとんがり帽子 《耐久+39》】
体 【錬金術師のローブ 《耐久+53、魔耐+80》】
右手 【魔導のタクト 《力+44、魔力+88》】
左手 【】
靴 【錬金術師の靴 《敏捷+59》】
装飾品 【守りのペンダント 《耐久+22》】【ゴールデンリング 《耐久+22》】【ネイビーラビットのベルト 《敏捷+30》】
―――――
「さすが、テツさん。装飾品もしっかり装備なさっていて、スゴイです……!」
「ああ、オレが付けてるくらいの装飾品なら、その辺の市場で売っているよ。今度、ユーカに場所を教えるから一緒に買いに行くといい」
「ありがとうございます!テツさん!」
私がお礼の言葉を口にした時、テツさんはニコリと微笑んでおられました。ですが、その後すぐにユーカさんに親指を立てていたのが、少し謎でした。
「それでは、次は私のステータスになりますね」
―――――
プレイヤー名:ルビア
職業:治癒士 《ヒーラー》
治癒魔法レベル10
累計ステータス値9176
体力 1652
魔力 1954
力 1514
耐久 1584
敏捷 1784
魔耐 1854
装備
頭 【】
体 【治癒士のローブ 《耐久+37、魔力+37》】
右手 【青玉の白杖 《力+25、魔力+50》】
左手 【】
靴 【皮のブーツ 《敏捷+13》】
装飾品 【守護王の首飾り 《体力+108、耐久+162、炎魔法以外の魔法ダメージ5%軽減》】【】【】
―――――
「私もテツさんの作ってくれた『守護王の首飾り』でステータスがかなり上がっているので、テツさんには感謝しかありません……!」
ルビアちゃんがアイテムを作ってもらったことのお礼を述べておられましたが、テツさんは何やら気恥ずかしそうにしておられました。
――そんな時、ピピピピッと音が響き、イベントがまもなく開始されるという画面が出現したのでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます