第13話 夢の中の「男の勲章」~禁酒2日目の夕方

 本日は、2021年5月18日(火)の夕方。

 その、17時から19時頃までの話。


 本来ならこの時間は風呂に入ったり、酒を飲みに行ったりしている時間帯なのだけど、今日は、岡山県に緊急事態宣言とか何とかが出ているため、店自体がただでさえも20時まででほぼすべて閉店、そればかりか、終日店で酒類が飲めないという世の中になってしまいました。この「宣言」が明けるのは、現段階では今月末の31日の予定。状況いかんでは、早まることはないだろうけど、さらに続くことはあり得るようです。

 ともあれこれでは、1920年代の禁酒法時代のアメリカみたいですな。

 とか何とかいっても、始まらんのですけど。


 そこで、これを機会にということで、去る5月17日(月)より、とりあえず禁酒生活を送ってみようということに相成った次第であります。

 昨日17日は、早めに自宅蛸壺庵に戻って出前のお好み焼きを頼み、コンビニ限定の600ミリペプシコーラを飲みながら、お好み焼きを食して夕食に。これにて、禁酒1日目達成。

 実はその前日の日曜(緊急事態宣言発動初日)に始めてもよかったのだけど、ヱビスビールのロング缶が1本残っていたため、それを飲みながら、岡山駅構内の寿司店で買ってきた1000円(値引き後)のさわら寿司を食べておりました。

 で、自宅に酒はこれにてなくなったため、新たなる補給はしばらくなし、ということにして、ぼちぼち、試してみましょう、ってことになったのです。


 さて、本日のお話に。

 昼過ぎに仕事(実態は補導?)から戻って、近くのネパール人が経営するカレー店に行ってカレーランチをしっかり食べ、その後、その隣のスーパーで氷や飲料(ただしノンアルコールばかり!普段なら一番に見る酒には見向きもしなかった~ここは大いに強調すべきことである~当社比)を確保し、少し自宅で仕事した後、岡山駅前の本屋で昼頃に調べて気になった本を取り置きしてもらっていたのを買いに出て、それから戻って水シャワーを浴び、少しだけネットのメールチェック等をした後、とりあえずしばらく仮眠をとることにしました。

 それが、おおむね17時過ぎ。


 だけど、いくら最近朝が早くなったの早く寝るようになったのと言っても、こんな時間から寝るわけじゃない。ですから、室内灯をオフにして、でもなぜかパソコンの電源だけはそのままにして、しばし、まだ明るい中横になりました。

 とりあえず、昼過ぎのカレーランチはナン2枚とライス、それにベジタブルカレーをしっかりと食べておりましたから、腹一杯で眠気もないわけじゃない。とはいうものの、それでは早速寝入って・・・、というわけでもない。

 横になりつつ、新刊の営業方法をうなりながら考えておりました。

 それでも、何とか数十分は、うとうとできた。


 それが証拠に、どういうわけか、嶋大輔氏ではなく、横浜銀蝿が歌う「男の勲章」なる曲が、どこともなく聞こえてきたような気がしました。

 そこで、私も、それに応じて、


 つっぱることが男の~ ♪ (以下略)


 で始まるこの歌を、気合を入れて歌い始めておりました。


 さあ、歌い終わって、よっしゃ、気合入ったぞ!


 そう思った頃には、目が覚めました。

 まだ体は、横になったまま。

 パソコンの電源は、ついたまま。

 室内等のLEDのスイッチを、オンにしました。

 さっきよりは確実に、外は暗くなっています。いくら日が長くなってきているとはいえ、今日は曇りで雨もぱらついていたような天気。そんな日は、5月半ばとはいえども、少しばかり早く暗くなるものです。


 目が覚めた私は、まず、冷凍庫にある氷を取出してグラスに入れ、先程スーパーから買ってきたペプシのゼロ600ミリのペットボトルを冷蔵庫から出して自室に戻り、氷を入れたグラスの中に入れました。

 もちろんその前に、毎朝高血圧などの薬と一緒に飲んでいる胃薬も飲んでおきました。何と申しましても、カレーのスパイスが効きすぎてか、胃のほうが、ちょっとね。それにこの胃薬、飲み忘れることも多いのだけど、毎食後飲むことになっておるからね。こんな時こそ、飲まなきゃ。


 さあて、かくして今日の夕食兼酒の代わりは、ペプシコーラのゼロ。これを酒代わりに飲みながら、再び、ネットの自己サイトのチェックを開始しました。


 新刊の買取分は、来週あたりには早ければ来る見込み。それまでの間、ネット戦線の対策と、次作の営業作戦を立案すべく熟考いたしておるところです。

 なお、新刊の発売日は来月6月15日の天赦日。

 アマゾンの先行予約も、昨日あたりから始まりました。


 さあ、たった一つの男の勲章は「つっぱること」であるということをしっかりと胸に刻み、営業活動と次の作品の準備に取り掛かって行こう!

 

 押忍! そこんとこ、夜露死苦!

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