夢の記録・そして記憶
与方藤士朗
第10話 パパと呼ばれて
今朝の2時か3時ごろだったと思われる。
確かに私は、布団の上に横たわっていた。
少しうとうとしていることは、自分でもよく自覚していたつもりだ。
なぜか、横になっている自分の右肩あたりに、2歳ぐらいの男の子がやってきた。
「パパ、パパ・・・」
などと言っている。
その子は自分の肩のあたりに座って、私にまとわりついてきた。
ほどなくして、フチなしのメガネをかけた若い女性がやってきた。
どうも、その子の母親のようだ。
その子を抱きかかえ、あやしはじめた。
少しばかり、肩の荷が下りた気がした。
その後もかれこれあったようだが、忘れてしまった。
あの女性は、だれなのだろうか?
ひょっとして・・・
確か小2の時に同級生だった、メガネをかけたかわいい同級生がいた。
あの子かもしれない。
ひょっと、ひょっとして・・・
別の世界では、結婚した私と彼女の間に、男の子がいるのかもしれない。
だとしても、その男の子、もう成人していてもおかしくないはず・・・。
やっぱり、夢は、かなわんものなのでしょう。
でも、彼女には、生きているうちに会ってみたい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます