第6話 あるはずのない写植機

 今朝は、すごい夢を見てしまった。


 写植機こと写真植字機を打って版下を作って、それで現像をしようと現像室に行こうとしたのだが、そこは、二部学生のころ正社員で勤めていた印刷会社ではなかった。今お手伝いさせていただいている不動産会社だった。


 そろそろ、昼が過ぎた、帰らねばと思って、まずは、現像だけしておこうと思った。

 で、現像室に行こうとしたが、この会社に、そんなもの、あるはずもない。


 あれれ?


 そう思って、とりあえず、写植機の上にあった印画紙の入ったドラムを置いて、唖然としていたら、周りの人から、大笑いされた次第。


 昨日(2020年3月6日)は、母校でもある岡山大学の合格発表。

 それに、異父妹の娘、つまり姪の、養護学校の高等部の卒業式でした。

 

 18歳の頃のことを、朝起きる前に、しっかりと思い出しました。

 そういえば、姪の弟が生まれる数か月前、11月の半ばの土曜の朝にも、不思議な夢を見たことがありました。

 その話は、後日。


追記 写植機こと写真植字機は、機械自体が文字を写真として拾い、それを現像して、版下を作るものであった。ガラスの盤面には、文字が裏返しで並んでいて、それを拾って「ガシャン」と写真を「撮影」していたというわけ。今のパソコンの文字はかなりきれいになったが、当時ようやく出回っていたワープロことワードプロセッサの文字よりはるかにきれいで、書体もたくさんあった。

 (FACEBOOK本人名義 2020年3月7日記事を加筆)

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