第46話 猫に悪口を言ってみた 3

 本日、2022年3月10日、木曜日。


 習志の成る店の激辛カレーを食し、歯医者、そして、かかりつけのクリニックへとはしご酒ではなく病院のはしごをして(苦笑)、自宅への戻る途中。


 細い路地を自転車で駆け抜けていると、なんと、クロネコさんが出てきました。

 例の宅急便ではなく、生命体のほうです。

 奴は、やたらに太ってましたな。

 そうこうしていると、少し前に、白猫さんもおられまして、私から逃れよう、逃れようと目の前をかけていってくれます。


 よし、ここで一丁!


 ということで、その猫さんたちに、声掛けを実践。


 三味線! シャミセン! しゃみせん!


 白い猫さん、私の声を聞いて、路地の曲がり角を曲がり、塀とプロパンガスの間に逃げ込み、一言。


 イヤニャー!


 いやマジで、わしには、そう聞こえたニャン。

 ニャー、でもニャンでもなくして、いやマジで、イヤニャー!


 ビビったのは、もちろん、先方ではなく、私のほうでしたとさ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る