第43話 おぬしの目の前に・・・

 ある土曜日の夕方、取締役を務める会社の代表者から電話がかかってきた。


「おいおぬし、どうも音楽が騒がしいところにいるようだが、今どこや?」

「某ファミレスです」

「それはよい。で、おぬしの目の前にはすでにジョッキがあるなどと言うまいな?」

「ないです(キッパリ)」

・・・

「あ、瓶なら、ありますけど」


 その瓶というのは、キリンの一番搾りの中瓶でしたとさ。

 本当はこの後、グラスもありますとか言いたかったようだけど、やめておいて正解だったのではないかというのは、おそらく衆目の一致するところでしょう(苦笑)。


 というわけで、その後は、ちゃんと、仕事の打合せをしました。

 ~とは言うけど、これじゃあ、説得力ないな(汗汗大汗)。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る