第31話 ゴキブリが寄ってきた!
ぎゃあああ~~~!
以上
それで終わりたいのはやまやまだけど、その話ね。
確か2019年の8月半ばの火曜日(そこは覚えておるの)、とにかく朝から体調悪くて、お手伝い先の会社を休ませてもらって、「お大事に」ということで、そこまではよかった。で、確かその日は、とにかく横にばかりなっていてはあとがしんどい、しかし、出歩くのも暑いしだるいし、ということで、仕事用の肘掛椅子に座って、高校野球の決勝戦を観て何とか体を持たせた覚えがあります。それもまあ、仕方ない。
で、確かその日の夜か、その前日夜か、どちらかで、事件は起こったのです。
とにかくしんどいから横になろうということで、ひったすら、横になっとりました。まあ、22時過ぎだったと思います。そんな時間にわざわざ電気をつけて起きるほどのこともないし、なんかこの頃から、夜が早くなってついでに朝も早くなってきたものだからさ、ただでさえ調子も悪いときておりまして、そりゃあ、寝ますって。
で、電気を消して寝付けるとも寝付けないともなく横になって野垂れていますとな、なんか、左手がゴソゴソし始めましたのよ。
え? え? え~! うっそ~! やっだ~!
なんだか最後は横浜銀蝿のぶりっ子ロックンロールみたいになったけど、とにもかくにも、ブックリヨ(クロマティさん風に)。
その時たまたま横に置いていたLEDのスイッチを右手で押して電気をつけると、やっぱり、やっぱり!
ぎゃあああ~~~!
ゴキブリが1匹、ナント、左手の甲に乗ってきているではあ~りませんか!
そこでですね、もうこうなったらしょうがない。近くにあるティッシュ代わりのトイレットペーパーをとって、直ちに捕獲して、トイレに流して「水葬」してやりました。これもまあ、武士の情けということで。
~実際にとある裁判の訴状で、被告席から約2名外す「補正」を書いたときに、何を思ったのか、「武士の情け」という言葉を使ったのは、この私です(苦笑)。
しっかしねぇ、おねえさんには好かれんしまして寄ってきてもくれんけど、なぜだかなぜだか、こんなゴキブリに好かれても、うれしくもねえぞ、ったく。
このあとは、へびのあし(蛇足ともいうそうです)エピソード
そのことを、早稲田出身のある大先輩(故人。この翌年1月初めに鬼籍に入られました。いろいろと困ったお方でしたけどね~苦笑~それはまた別の話)にそのことを申し上げると、
おい、そのゴキブリ、****大学の出身じゃねえか?
と、出身大学のライバルと言われる某有名私大が引合いに出されましたとさ。
さすがに、それは洒落にならんなとは思いましたけど、まあ、そういうオチでした。オチとは言えんけど。
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