第⒚話 お嬢様登場

ドームの近くの公園の野次馬の中に

、高級レストラン、温水プール等が完備された

名門の超お嬢様学校の九州女子高等学校の生徒が一人

「すごいわあああ もう美奈子、感動しちゃった」


デジタルビデオにも、しっかり納めちゃったし、

今月の美奈子のホームページの特集は、これに決まりね?」


「沙那(さな)ちゃん、帰ろうね。 ああそうだ!アイスのお店によって

きなこアイスか明太子アイスを食べちゃおう」

優しく自分の肩に乗せた白い猫に話しかける。


そんな彼女の横でTV局の取材スタッフが大騒ぎしていた。


「聞いたかあ?近くの私立の中学校で

一人の女子中学生がザトウクジラ並みの大きさの巨大なゴキブリと

戦っているらしいぜ戦っとんしゃあゼ!!」


「ほええ!!すげええ!!なんばしようと

はよう、取材に、いかな!」


※博多弁 すごい!!何をしているんだか、早く取材に行かないと

と地元スタッフアルバイトA


「すげええ怪力の「娘さん」やとの話や」と地元スタッフアルバイトB


※すごい怪力の「娘さん」だとの話だ


「怪力の女子中学生? まさか・・沙月ちゃん?」


「すみません!!今の話を聞いちゃったですけど その女子中学生! 

多分4つ年下の私の従姉妹なんです!!私も同行させてください!」 


「よかよ!乗りんしゃい」※いいよ、乗りなさい

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