何で僕に能力が!?
楽園ロング
第1話 能力
「次の授業なーに?」
「次は能力だったかな」
「まじかー能力の授業疲れるんだよなーしかもそのあと数学とか全員眠るでしょ」
一見よくわからない会話が飛び交っているようにみえるが僕の学校には能力の授業がある。少し前から単位として導入されるようになったらしい。この世界人間にはいろいろな能力を操る力を持っており力のかけ方・念じ方・呼吸の仕方などによって能力の種類や強さが変わってくる。その力の使い方などを教えられるのが能力の授業である。
「てか今日能力実験室じゃねえか!急がないと!」
教科書を準備していたら友達が横から声をかけてきた。能力実験室は一番遠い校舎の三階である。普通ならば渡り廊下を通り階段を上らないといけないが能力室はそんな甘っちょろい方法ではいけない。その部屋は四方が堅い壁で閉ざされており万が一力が暴発し学校が壊れそうになっても守られる仕組みになっている。なので入るには転移能力を使わなければいけない。そのため周りは能力を使う準備をしている。僕も能力使用の準備をし始めた。
(アビリティーメーターオンッ)
そう念じると頭の中に様々なメモリが浮かんできた。そのメモリを転移能力のところに持って行く。
(アプリケーションアビリティッッ)
それを念じた瞬間目の前が一瞬真っ白になり目を開けると能力室の中に居た。全員席に着いたところでチャイムが鳴った。
「では能力の授業始めます。お願いします」
能力の授業が始まった。
何で僕に能力が!? 楽園ロング @Rakuen-Long
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。何で僕に能力が!?の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます