夜宮
晴れ時々雨
🌒
ある夜祭にお面屋が店を張るときがあるんだがその店は一風変わっててね。店先の竿に掛かった面には顔たる部品がついてないんだ。そう、のっぺらぼう。だからと言っちゃなんだが売れない。店自体も通りの端っこか、真ん中でも引っ込んでて目立たない。でも酔狂な客や見つけっちまったヤツらが
噂によると、面に描かれた絵はつけた人間が内に飼ってるものらしい。
え?その店はどこに出るかって?
それがよォ、だーれも知らんのよ。
月より気まぐれなんじゃねぇかな。
夜宮 晴れ時々雨 @rio11ruiagent
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます