第2話 眩しい瞳
「ねーねー凛人はさあ~」
俺は質問攻めにあっている....まさにマシンガン....
「おーい、聞いてます~?」
「あ、あぁすまないもう一度言ってくれ」
「凛人はカノジョとかいんの?」
「いるように見えるか」
「うん!見えない」ニパァ
くっそ眩しい笑顔だな
「無論今までいたことすらないぞ....」
「へぇ~」ニヨニヨ
「なんですか気味の悪い笑顔浮かべて」
「むっ、失礼だなあー、あ、そうだなってあげよっか?カノジョ」
何を言い出すんだ....
「ご冗談をw.....さ、私は一応家庭教師として雇われたので
勉強をしましょうか」
「19歳とお聞きしました大学生の勉強を教えれるか不安ですがね」
少し彼女の顔が曇った
「私....大学生じゃないの、事故でさ四年間意識失っちゃって」
「......申し訳ございませんつらいことを話させてしまいました」
「んーん、ダイジョブ....だから高校生の勉強、教えてよ」
「あ、そうそう敬語禁止ね!」
先ほどまで曇っていた顔がぱっと花が咲いた笑顔になった
感情が豊かな人だ...俺にはないものをもってるんだな
「わかった、俺ができる限りのことをしよう」
「へへっ、よろしくね凛人セーンセ?」
新しい生徒を受け持つことになったな....
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