君のための詩
詩一
夜を飛ぶ太陽
君は夜を飛ぶ太陽
広くて狭い 高くて低い
無限の海の上を渡る太陽
空の底 沈んで見えない
赤く白む 星空の代表者
君はいつだって 明日の信憑性を疑わしくしたんだ
暗闇を照らし出した笑顔
雨の存在だってうやむやにした
愛しい太陽よ もう行くのかい まだいいだろう
笑顔で手を振り解いて 儚さもなくはっきりときらめく
そうやってまた 君は 明日を疑わしくする
太陽はまた昇るかい あなたが太陽の番だよ そういって笑う
どうしようもなくあっけらかんと笑う
夜が怖いと袖を掴むと 明けなければいいと言った日もあったじゃないと笑う
君が居なくなった空は 空かい
君が居なくなった夜は 夜かい
君が居なくなった朝は 朝かい
終わりと始まりの間を結んだ
夜を飛ぶ太陽
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