後悔と、心残りに対する感情

 恥の多い生涯を送ってきました。

 いうなればこれなのだろう。私は別に酒癖があるわけでも、リスカするわけでも、自殺未遂をしたことがあるわけではないが、ただ、私の心の醜さや、酷さ、屑さ、そういうものが恥なのだ。


 私は今までたくさんの人を傷つけてきたのだと思う。その中でもよく覚えてるのは2人で、その2人の出来事は最近にことではある。今日はその2人のことが気になって仕方がなかった。思い出したくも、考えたくないことだから、ここに書くことで、吐き出すことで、その私の恥から逃げたい。そういう心持ちでこれを書いている。


 その2人の片方は、今でもこのカクヨムで何かを書いているみたいだ。今日見に行ったら、元気いっぱいに書いてた。別に何も期待してなかったといえば嘘になるのだろうが、特にそこまで期待していたわけでもない。ただ確認しにいったのだと思う。その人にとって私は、大きくもなく、ただ切り捨てても何も思わないほど小さな存在だったということを。もしくは、忘れたいぐらい、最悪の人物で、ムカツク人物で、思い出すだけで怒りが湧き上がるような人に私が登録されているだけなのかもしれない。


 私にとってその人は、かなり大きな存在だった。だったというけれど、今でも思い出すこともあるし、現在進行形なのかもしれない。正直、もう小さな存在にしたい。まぁ、その人に嫌われ、怒りを買った理由は、簡単に言えば、私が余計なことを言ったからだと思う。


 私は昔はよく感想を書く人だった。だから感想を書いた。しかし、その人にはその感想が、おちょくってるように見えたのかどうか、そこら辺はわからないが、とにかく、その感想が私に対する怒りを作り、その人は私との関係を絶った。


 私はとても辛かった。その時の感情はもう一生感じたくない。その時に私の中でトラウマが増えたのだろう。生きづらさが加速したのだろう。とにかく誰かと関わるのが怖くなったのだ。誰かと関わって、誰かの怒りを買って、傷つくのが怖くなったのだ。どうしようもなく。


 話がややこしいのはここからである。その次の日だったか、3日ぐらい経ったかは忘れたけれど、その人から謝罪が送られてきた。その謝罪に対して、私は何もできなかった。ただ恐れていたのだろうか。いや、ただ単に私の自尊心が傷つけられたと感じて、そんなことで許せるものか!って怒っていたのかもしれない。


 まぁ、ともかく私は、その人の、本物かはわからないが、許しを受け取らなかった。そして、その人は私に「死ね」と送った。許しから1週間後ぐらいだったと思う。私は、それでアカウントを消した。全ての関係を遮断したかった。その人から捕捉されてない状態にしたかった。もう私のことなど忘れているとは思うが、私はまだ覚えている。もう忘れたい。全て忘れたい。過去のものにしたい。


 もう1人は、もっとシンプルで私の読者の1人だった。ただ私の文章を読んでイライラして、離れていった。ただそれだけのことだ。私の文章は誰かをイライラさせる効力がある。そういうことなのだろう。


 誰かをイライラさせることにかけては、やはりすごいのかもしれない。調整できないからゴミ能力でしかないが。しかし、そう言った文章は、私の人格や性格などから滲み出たものだ。


 私の本質というか、根源というか、全体としてゴミクズでしかないから、周りを怒らせ、1人になっていく。

 しかも、クズの極みとして私はさびしがりやなのだ。だから誰かと話すのは結構好きで、私の話を聞いてほしくて、自分本位で、自分勝手な、私の性格。

 自分勝手だから、このゴミ屑の性格を直さない。直し方も知らない。


 だから、まだ誰かと関わるのを怖がっている。いつでも誰かと関わるのを怖がっている。逃げ続けている。でも、誰かが私を求めてくれるのを待っている。でももし求められても、私はそれに応えられるか不安でしかない。求めてくれた人も、またイラついて、私にまたトラウマを作り、消えていくのではないか。そうやって考えているから、誰とも関われないのだろう。ずっと1人なのだろう。1人が嫌でも、1人でいないと嫌なのだ。


 私にできるのは、誰かの怒りを買うような行動や文章や作品を世に出すことだけである。この文章でもそうだし、動画もそうだ。そうやって私だけの自己満足をして、誰にも評価されずに消えていくのだろう。そう思っている。


 でも何かがあって、もっと幸せになることを願っている。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る