第17話- 赤いランプ

そこは町外れにある洋風の建物で、窓には赤いランプが光っていた。

昼間に見てもちょっと妖しい感じのする店だった。


友人が近づいてきて耳打ちしてきた。


「今夜行ってみないか?」

     「どこいくんだよ?」

「町外れにあるプレイスポットさ、なんでもかなりに際どいって言う話だぜ!」


翌日から二人の姿は構内に見当たらなくなった。


「なあ、お前どこからそんな話聞いたんだよ?」

僕の声は虚空に弾けた。

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