第4話 休憩明け

夏休みは受験勉強!と思ってたが全く頭に入らなかった。


一応受験生で、勉強もそれなりにしないと行けなかったのに全く頭に入らなかった。

当たり前だ、

初恋の好きな人が教室で男と性行為を行っていたのだから、ショックを受けるに決まってる。


新学期が始まって軽い掃除と、担任の先生からの話と、全校集会が終わって、精液が固まってシミになったワーク以外の宿題を返してその日は帰ろうとした。


帰り道、目の前に彼がいた。

夏休み、教室で彼女と性行為をした彼が信号の前に立っていたが、彼女と一緒には帰ってなかった。


友達と彼は帰っていた3人ぐらいで彼は帰っていた。


当たり前なんだと思うが、性行為までした、相手と別々に帰るのはどうかと思うが、それを言える勇気もなければ、そもそもあまり喋った事も無いので話しかけずに帰った。


普通は2人で帰る物だと思ってたが、違うようだ。


童貞の僕には分からないが、性行為のハードルはそんなに高くないのかもしれない。

むしろ2人て帰ったりした方がハードルは低いのかもしれない。


童貞だから分からないが。


今日もそんな事を考えながら、僕は家に帰った。







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