応援コメント

第194話:酔っ払いの送り狼」への応援コメント

  • 猫さまの愛は世界を全部敵に回してもこの人について行く的な愛なのかなと感じる。良いとか悪いとかでは断ずることのできない思いと言うか。

    て言うか、クロの〈それ〉って、もっと今よりまともな何かを想像してたけど、ヤバイかんじの方向に振れるって可能性もあるんだなと、ちょっとヒヤッとした瞬間😱
    そして「あとみく」は猫さまの存在意義そのものなんですね。
    後半部分が胸を打ちます。
    自分が素粒子の集りだっただけだと考えれば、誰がどう言おうが自分の価値は変わらない。
    そこに光明を見た猫さまの思いが伝わってきます。
    科学という側面から見れば、人間はそう言う存在なんですよね。それを読んだ時、「わたくしといふ現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です」と言うあの一文を目にした時に良く似た感動を覚えました。

    作者からの返信

    >mono黒さま

    そんな、猫さまの愛だなんてすごいものでもないっ…けど、良い悪いではないというのはすごくありますね。それは全体通してもそうなんですが、いわゆる善悪だったり、社会的な価値観(友達が多い、出世する=良い)とか、そういう上昇志向の物語とは全く関係ない世界観が描きたいというか…。

    ヒヤッとしました??私もですよ!(笑)クロは喜怒哀楽は揺れても、あくまでその範囲内で安定してる感じだったので、もしそうじゃなかったら怖いなと。でもこれは杞憂だったぽいです。

    私は自分が素粒子の集まりであることが嬉しくて落ち着くタイプなのですが、そうすると生や魂の崇高性が失われて?冒涜とすら感じる人もいるみたいで、別にそこの崇高性は失ってないのになあなんて思います。まさに「ひとつの青い照明」でありこの一文であり、それはこんなにも十分美しくて心を打つ。やっぱり善悪のない、人間の価値基準のない世界に惹かれます。

    …とはいえね、矛盾するようだけど、こうして自分の文章を読んでもらって深く共感していただいて、それは人間の価値基準だけども、やっぱり嬉しいですね(笑)。これを書いてた時は純粋に一人で書いてたけど、今はすっかり不純になってしまいましたよ。交流楽しい~~(*'▽')