第3話 コールで凍る🥶

 コールセンターには色々な人がいて、色々な人生をおくっている。そこは、まさに社会の縮図である。人生十色、あなたは何色?


瞑想君は、今日もコール。

コール数を時間で計られ、アポイントにつながる有効打電数をキレ可愛い💕😍グッチと叶姉妹に

時間単位で報告するのです。アポイント、通称アポが取れた時には、まるで恋人に貢ぎ物、プレゼント🎁を送る時のように、心をときめかしながら報告に

いくのです。すると、よくやったねとご褒美の

お菓子を頂けるのです。これ、バレンタインなら

お菓子がチロルチョコ🍫になるのかなと思いながら

パブロフ犬🐶に育てあげられるんです。

やられた戦略にハマっている。と分かっているけどやめられない。


コールを沢山すると、分かりやすく電話を沢山かけると中には怖い思いをすることがあるんです。


それはドスがきいた怖いお兄さんだけではありません、怖い元お姉さまもいるんです。


どこで、この番号知ったのからはじまり、延々40分

電話☎️切れば、クレーム電話が入るのでどういうことになるか容易に想像がつき、電話が切れない。

返答が曖昧なら、ヒートアップ、または言葉の揚げ足をとられ、投げ飛ばされるのです。


怖くて、おっかなくて迷える仔羊は

叶姉妹にありったけの声でメーではなく、ヘルプと

叫ぶのです。センターの中心でメーと叫ぶ。


叶姉妹の長女さまは、実は凄腕でクレーマの方を

魔法の言葉で普通の方に戻すのです。


そして叶姉妹の次女さまは、怯えきった迷える仔羊にそっとより添い、大丈夫とやさしく、微笑みを

くれるんです。まるで、それは天女のよう。仔羊の凍った心は徐々にほぐれるのです。そして、頃合いをみて、更にこう呟くのです。

さ、コールしよ!



瞑想に入ります

いっつ瞑想タイム🧘‍♂️


これってフィクションですからね~っと🤪

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