第83話著者あとがき

 まずはこの作品を読んでいただいた方に感謝いたします。


 いろいろな思いはあります。また、アマチュアの物書きとしては異例の長さであるこの作品。プロの作家ならともかく、アマチュアの物書きなら原稿用紙300枚から400枚に収めるのが基本だと思っています(それでも長いと思っています)。


 この作品を並行して掲載させていただいていた小説投稿サイトからは最終話直前(同日でしたね)にアカウント削除との処分となりました。私の不徳の致すところですと言っておきます。また、『表現の自由』にとても寛大な『カクヨム』運営様には心より感謝いたします。ありがとうございます。


 私自身、紙での投稿に長く拘ってきました。ネット小説にも長く偏見を持っていました。ただ、ネット小説の世界で素晴らしい作品や書き手との出会いをしました。


 私が商業を意識した理由は二つです。


 一つは皆さんと同じだと思います。


 もう一つの理由。それは


「殺人者の手記や作品を世に出すことを工藤千尋の名で封じ込めること」


です。


 私は『喜怒哀楽』と幅広いジャンルを書くよう心がけています。


 そして、私一人では。今はちょっとその目的を果たすのは難しい、と思っています。


 もし、私の考えに賛同される書き手が増えてくれるなら。


 PVや星の数などは「作品へ真摯に向き合ってくれた証、向き合った証」であればいいと思います。それらの多い少ないは気にすることはありませんし、気にする必要はないと思います。


 そんな書き手とつながりたい、切磋琢磨したいと思う今日この頃です。


 最後に。


 現在、新しいエンタとして『ドラフト』をこのサイトにて連載しておりますが、著者自身、「このジャンルも誰も書いていないのでは?」と新作の連載を始めております。


『脱がし屋さん』


 今、ネット社会での匿名が問題となっております。その『匿名』を脱がせる、ネット版『デスノート』のような作品です。毎日更新致します。


 改めてこの作品を読んでいただいた方に感謝いたします。


 残暑お見舞い申し上げます。


工藤千尋


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