異世界で『借用』Skillを使ってどこまでいけるか試してみませんか?(打ち切り)
山鳥 雷鳥
第1話 プロローグ
この世界、カンバラには、とある伝説がある。
それは、
『太古の昔、まだ神が大地にいた時代。草木は穏やかに揺れ、小鳥は歌い、流れる川は宝石のように美しかった時代』
『その時代に、神々はあらゆるものを創造し、世界に均衡を保っていた』
『だが、そんなある時、神の在り方に離反した一柱が自ら生み出した魔王と呼ばれる存在を生み出し、他の創造物と共に世界の神々に宣誓布告し、世界を限りなく破壊を行った』
『そのようなことが起きると、神々はそのことに深く嘆き、怒りを持ちました。そして何柱かの神々が魔王に対するための勇者と言われるものを作った』
『生み出された勇者は神々が生み出した生命たちと共に、悪しき魔王と神々に離反した一柱を倒すために旅と冒険に出ました』
『そして、悪しき魔王を討ち取り離反した神を封印し、世界に平和と秩序をもたらした』
と言う伝説がある。
だが、たかが伝説。時代と共にそれは神話のように言われ続け今になっては御伽噺のようなものだ。
多くの子供たちが勇者に憧れ、ひび訓練を積んでいた。
だが、今はそんなことは関係ない。
なぜなら、僕、ベル・ラサイヤはその伝説に語られる『魔王』を超えるほどの魔力量などを持って生まれたのだから………。
これも全て、自分のSkillのせいだと憎みながら。
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