第6話  雨宿り



 にわかに降り始めた雨に 濡れた頬


 通りの脇にある軒下で 雨宿り


 ぽたぽたと落ちる雫の先は


 小さな水の流れ


 少し待てば 通り過ぎる雨


 二人で見つめ合う雨宿りは


 時間が短すぎる

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