オピオン教極秘聖典『龍母の啓示』

用語、スラングなど

○用語

・討伐記録と種別

器物（ツール）、死霊（ゴースト）、不定形（アモルファス）、人型（ヒューマノイド）、虫（バグ）、二足獣（バイペッド）、四足獣（クアドロペッド）、翼獣（カイロプテラ）、鱗獣（レプタイル）、水棲獣（ヴァッサティア）、植物（プラント）、鳥（バード）、魚（フィッシュ）、蛇（スネイク）、竜（ドラゴン）、の15種。下に行くほど位階が高い。

キメラ(複合種)は種別を複数持っている扱い、位階は最大のモノで判定する。

対龍戦線（ワールドウォー）

サーバーvsサーバーの競い合い。運営の用意した特殊な季節イベントや、定期的に開催されるサーバー対抗戦争等もある。3位まてが北欧三鯖が独占しているが、一位～四位の報酬がほぼ同じ(もちろん上の方が報酬は良いが、誤差レベルで収まっている)という点でバランスを取っているため、実質的に他サーバーは四位争いを当面の目標としている。

龍格指標（サーバーランキング）

分かりやすく言えば対龍戦線の結果表。

当然高ければ高いほど良い報酬が貰えるし、龍の成育にも良い影響が出るのだが、トップ5までは、次回の対龍戦線で自鯖より低いランクの鯖に対する攻撃にデバフがかかる。

そのため、おおよそサーバー番号と同一のランキングにはなるが4位以下の変動が激しい。

その上で、トップ3は変わらず北欧3鯖なのは流石魔境と言えるだろう。

・龍暦

ドラゴン鯖が孵化した時を元年とした場合のゲーム内年号。

ゲーム開始時点で龍暦3224年である。

ナイ/アルラはドラゴンより5歳年上。

・称号

サーバー孵化時に特定の条件を満たしていたときに送られる公式の二つ名、称号毎に独自の効果が付いているため、条件は厳しい。

例えば「最大罪業（ワーストカルマ）」は1時間で稼いだカルマ値（マスクデータ）がサーバー内最多かつ、孵化時にカルマ値ランキングトップで有ること。NPCの好感度が悪化しやすくなり、NPCへのダメージが好感度に反比例して上昇する。

「最大殺人（マストマーダー）」は討伐記録：人型が自身の記録で最多かつサーバー孵化時に討伐記録：人型ランキングトップで有ること。人型に対するデバフ及びダメージに常時10%の補正。など。

・スリップダメージ

いわゆる環境効果によって発生するこのゲーム最強のダメージリソース。このスリップダメージはステータス変動等でダメージ無効効果中でも強制的に「HP最大値>現在HP」になるようにする。悪用しているのは対人勢位なもんだが、チーター相手の場合は全員が悪用してくる。一番ひどかったのがピックSeaの「生き埋めにしてからその上を水攻めしましょう」とオーバーレイの「デカイ缶に肥溜めと一緒に詰めてから火山に捨ててこよう」だった。

・無敵状態

一定時間とはいえ敵対対象からの攻撃完全無効という状態だが、環境ダメージは攻撃ではないため、頼り過ぎると暑さや寒さ、落下ダメージで死ぬ。

一番辛いのは溺死（セキジュウジ談）。

これを利用したチーター狩りが横行している。環境ダメージ無視をしてきた時はバグを使って時点や壁に埋めてから蹴る殴るなどの暴行を行うこともある。主に蛮族が。このゲームにおいて、チーターに人権はない。

・プレイヤーズビルドアイテム

言い方を変えれば『プレイヤーにモデリングさせる』というぶん投げシステム。一応良いわけをさせてもらうと公式プリセットの組み合わせだけでもある程度作成可能だが、本格的生産職のフルモデリング機能の要望に答えて実装されたシステムだった。

……が。これが実装された翌日、ドラゴン顔のトラックが我が物顔で大地を走破していた。どういうことなのこれ……。運営は『データ的には問題ないからヨシ！　もっと自由にやってもええよ！！』と全投げした。

飛行機がない理由？空の覇者は未だ鳥と竜だからだ

・流派（バトルタイプ）

ジョブのひとつ。剣士（流派：竜滅剣(ドラゴンスレイ)）のように表示される。特定流派に所属することで専用スキルを習得できる。プレイヤーも独自の流派を開くことが可能だが、《開祖》になるにはそれ相応の苦労が必要。

・デミ

半分という意味の接頭辞。ナイ/アルラは不定形の為、人の格下。

・メタ

高次のという意味の接頭辞。DWOに於いて、虫や獣、魚等は格上の存在なので、それらが混ざった人はそれ以外より高次の人間。メタヒューマンなのである。

・状態異常「死霊化」

自身に対するあらゆる回復効果を反転し、物理攻撃によるダメージを0にする状態異常。

・状態異常「反転」

自身に対するあらゆる効果及びダメージが反転する状態異常。

・属性

火水風土の基本属性、斬刺殴の物理属性

爆雷溶嵐氷木の上位属性

光闇の特殊属性、屍幻の特異属性

十四属性と物理三種。

火×水で爆

火×風で雷

火×土で溶

水×風で嵐

水×土で氷

風×土で木

になる。

特殊、特異属性は別枠。

○スラングなど

・イタコマリオネッター

DWOで数有るビルドの一つ。

本来自分で操作する人形にイタコのスキル《英霊降臨》や《悪霊憑依》で呼び寄せた死霊を憑依させることで、1vs1を1vs多にすることの出来るビルド。

数の強みを体現するビルドだが、戦力が人形の出来に左右されるので弓などの遠距離武器よりも金食い虫になる。

INTが低いと悪霊に乗っ取られるなど問題も多い。

・無銭飲食

一時期流行したレベルダウンビルドプレイ。NPC店で無銭飲食をして逃げると警邏NPCが沸いてくる。そして所持金ゼロで捕まると処刑されてデスペナを受ける。……つまり経験値を減らせるので、レベルダウンに使えると考えた一部プレイヤー間で流行したが、無銭飲食した店では出禁になり、五回以上繰り返すと食事系店舗に入店不可能になるためペナルティがきつすぎるとのことで廃れた。食事バフの方が大事。冥界？　あんなとこにまともな食いもんあると思って？

多分本編中に使われない

・北欧三鯖

最初に開設されたサーバー群、ファフニール、ニーズヘグ、ヨルムンガンドの総称。最も活気的で最もサバイバルで最も厳しい廃人専用世界。エンドコンテンツを求めた他鯖で廃人と呼ばれるレベルの連中とは格が違いすぎて「魔境」と呼ばれる。

・所属変更

所属変更を行えば高レベルプレイヤーでも新たに参加出来る様になるが、龍鯖から卵鯖への所属変更は出来ず、1度所属変更を行ったら、プレイ時間が100時間を越えるまで新たに所属変更を行う事は出来なくなっている。

・チーター狩り文化

DWOに初めてチーターが湧きはじめた頃、運営は海外からのクラック対応に精一杯でとてもではないが相手できる状況ではなかった。それを知っていたR-ZENが当時開拓済鯖だった北欧三鯖、対人二鯖、太陽1鯖と、個人的な知り合いだったワタリとBOOB KINGDOMを引っ張り出して事情ゲロして対策をたてようということになった。結果としてドリームチームによりボコボコにされるチーターという絵面が多くのプレイヤーに目撃される子とになり、「チートなしでもあいつらを一方的にできるんだ！」というミームが広がる。それを知った運営がグリッチ・チーターを発見次第「世界的賞金首」として臨時ボーナス扱いをはじめる。もうあとはヌーの群れに押し潰されるライオンの構図である。それ故にか攻略サイトやまとめサイトの片隅には「このゲームチート対策してないよ」と罠が敷き詰められている。

・釣り

自殺行為。

釣りがなぜ自殺行為なのか？

釣竿は両手武器扱いである。つり上げた時は武器を持てない無防備状態になり、その状態で確定奇襲を受けるはめになるからである。だって人間よりも魚の方がパワーヒエラルキー上だからね。なお低確率で竜もつれるためなおさら危険である。よほどツリキチでないかぎりはおすすめしない。なお求道者達は釣り上げモーション発生前に武器変更して即座につり上げた魚を活け造りにするテクニック、通称『釣りキャンセル攻撃』ができて一人前とされる。頭おかしいよあいつら……

「殻付き」

これは蔑称ではく、済み分けのための記号。殻付きとはいわゆる《未発達な龍の世界を探索することを専門とするプレイヤー》の総称である。彼らはあえて雛鳥のままでいるのだ。それは探索と探求、未知なる発見を求め続けるが故に。

・楽団

詠唱魔術に分類される呪歌や魔笛、雅楽等を行う集団の事。

楽団に含まれる魔術系統スキルはタイミングを合わせることで、その性能や範囲を飛躍的に高める事が出来る。

その倍率は人数の階乗と言われているが、プレイヤーのパーティーで現実的なのは4人の楽団と言われている。

・竜狩り（ドラゴンハンティング）

魔境で日常的に行われる光景。原点同期してない竜は原点同期竜はもとより、原点回帰鳥や原点回帰魚に比べれば弱いのでザコモンスターを狩る感じのノリで行われる。魔境が魔境と言われる所以。二鯖ではどちらかというとスローターしている。もちろん減らない。

・宣教師

DWOの実況動画配信者の総称。配信者プレイヤーは、配信中のみプレイヤーネームが白枠で囲まれている。人気のものは公式配信者『R-ZEN』の公式配信『どらごにあちゃんねる』やワタリの『ワタリのDWO最速孵化RTAシリーズ』、赤ずきん子の『#DWOの狼(ファン愛称)』など。

配信者達がこのゲームを配信すると『また宣教師が一人増えたな』『○○ちゃんがオピオン教徒になったと聞いて来ました』とか流れる。

・聖書

公式攻略wikiのこと。公式が管理運営を行っているが、誰でも書き込みが出来るという性質のため、実質的に非公式wikiばりの自由度がある。なお荒らしは公式のwiki管理部門により数分で駆逐される。

・オピオン教徒

プレイヤーの総称。上記二つの煽りを受けて定着した。