エネミー(個体)
・ドラゴ・エクス・マキナ
一定以上の文明レベルのサーバーで発生しうるストーリーボス。
機械仕掛けから生まれた竜の名の通り、機械の集まる文明の最先端である都市の中で自然発生する竜種。
あらゆる機械の機能を持ち合わせ、あらゆる機械を支配する進歩した文明という脅威。
倒せなければ文明レベルが著しく下降するが、倒せれば文明レベルが必ず一段階上昇する。
撃退及び共存も可能なストーリーボス。7鯖においては共存に成功している。
・クリアスライム(養殖)
透明無色の炭酸がほしすぎるプレイヤーが養殖に成功したスライム。狂暴性が薄く、水を主食とするためエサやりも不要である。
・豊獣の王
8鯖に出現する作物系四足獣キメラ『豊獣』の上位エネミー。
8鯖の四足獣型の中ではずば抜けた巨躯を有する。
体表面に体毛がわりに大量かつ多種の作物が実るエネミーであり、討伐に成功すれば農業に困らないとされるが、作物の鎧を纏った巨躯と纏ってなお余裕で動ける膂力を持つ、名前に違わない強敵であるため討伐は困難である。
・擬薔薇竜(イミテートローゼンドラゴン)
薔薇竜に酷似したキメラ。その実態は寄生薔薇(パラサイトローズ)の苗床にされた擬竜でしか無い。共利共生の体を取っては居るが、寄生薔薇の方が上位の関係である。
形を模しているだけなので、飛行能力もエコロケーションも持ち合わせてはいない。寄生薔薇に気を付ければ対処しやすい相手である。
・ライアーバード
声真似クソ鳥。戦士職相手では単なるうるさい鳥だが、魔法使い職にとっては「魔法詠唱を鸚鵡返ししてくる」という非常に厄介な性質を持つ。その上、音楽系のバフなどもコピーされてしまうためライアーバードの前で『音を発することで効果を得るスキルや魔法』は一切使ってはならない、という鉄の掟がある。鳥の時点でかなり強いが他の鳥には一段劣るという点が唯一の救い。
・ネクロコンダクター
(基本的には)特殊なクエストのボスとして登場するモンスター。生者にはデバフ、死霊系にはバフになる状態異常を多数ばら撒く事を主体としており、死体が有れば死霊系モンスターを精製することも可能なボス。チャレンジクエストでは死霊系を精製するための死体が無いため、カモと認識されていた。
原点同期による環境支配によって、海面の無い海中に叩き込まれるという悪夢。
極大火力で吹き飛ばせば他の竜より速く終わることも多々有るが、タンクではそれも難しい、息苦しさと共に増加するスリップダメージを死んだ目で眺めながら涙を飲んだタンクは数えきれない。
・
原点同期風竜は「みかけたらすぐに報告しましょう」とか「DEAD ONLY」とかの張り紙が農園鯖ではそこかしこに見かける。れもんぐれねーどの運営する「第39代目れもねーど農園要塞」には槍衾にされてる風竜の剥製があったり首だけ要塞にずらーっと並べられている。ヘタレウスしてくる上に強風によるスリップ+行動制限を強制してくる農家達の天敵。何がいやだって風だから防壁通り越して荒らしてくるからほんともうまじでゆるさんからな糞害獣め!死ね!死ね!空気抵抗無視バリスタ弾をくらえ!眼だ!鼻だ!顎だ!死ね!死ね!
なお農民達の天敵たるワイルドハントとかいうのがいるのでこれでもまだかわいい方だとれもんぐれねーどはキレながら語った。
・
鉱夫達のところに良く出没する。なぜかというと気絶させて鉱石だけ剥ぐたくましいドワーフ達の成果である。生きた鉱脈だの動く金づるだの言いたい放題である。だって鉱石身に纏ってるし周囲の屑鉱石を勝手に合金化してくれるし、殺すとしばらくスポーンしないからもったいなくない?とのこと。
・『残影』
世界に焼き付いた影法師。『それ』が有る限り、例え消えども『存在証明』になり続けるだろう。人々が忘れても、世界だけはその強い記憶を覚えている。「もう一度あのときの栄光を」。それはある意味では未練なのかもしれない。
特殊な『位階』の存在しないモンスター。偉業達成したプレイヤー(特殊偉業は除く)の許可が有れば登場。
偉業達成した時の武装、職業、スキルを持った影として顕れる。アイテムを使用することはない。
AIによる最適行動を採用するので、実際にそのプレイヤーの戦い方を模倣するわけでは無い。
一部のプレイヤーは擬似的な自分vs自分が出来るので快諾している。
残影はあくまで「世界が記憶した影法師」。「世界の用意した試練の突破」ではなく「世界の記憶に残る鮮烈な偉業」である必要がある。
しかして、過去の存在である影法師は世界を荒らすことを許されない。それはただ記憶だけであるが故に。
故に、挑む者のみにその力をしらしめる。
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