君が愛した世界で 原稿、シナリオ等
@RMB
全体的な話の流れ
第一章
時は2015年。
東京都町田市に住む、6人の中学生が
記憶を失った少年、一条あきとの持つ謎の本に記された暗号を元に
身の回りに潜む事件や奇妙な噂を探し求め、
事件を解決したり世界の秘密に迫ったり冒険したりする
そのうちに、仲間の中で
けして揺るがない絆が芽生え始める
物語の中盤では、
あきととその仲間たちは、謎だった本の内容をついにほぼ解読することに成功した。
そこに待っていたのは、世界を裏で操っていた組織に関する情報と、
あきとに眠る特殊な能力についてのことと、いつも大和のそばにいた
りん姉ちゃんが実はあきとの能力を引き出すことのできるマスターだったという衝撃の事実だった。
しかしそれが原因で、
知らなくてよいことを知ってしまった主人公たちに
次第に組織からの刺客が頻繁に送られてくるようになる
そんな中で、メンバーの抱えてる問題だったり、過去にまつわる謎が解き明かされていく。
(メンバーのエピソード)
そのメンバーの中でも、
一ノ瀬じゅんは、中学一年の時に、謎の人物に突然呪いのようなものをかけられ、突然不幸体質になり、いじめや事故により大怪我を負ってしまい、人生が狂ってしまう。
じゅんは心を病んでしまい、不幸な自分が、世界に否定されているようで、
死にたいと思うようになる。
しかし人より不幸な分、
皮肉なことに死ぬよう場面では助かってしまうのであった。
人生のどん底でじゅんが出会ったのは、世間から変人たちの集団と囁かれていた
あきとたち一味であった。
彼らは、わざわざ危険を冒してまで、楽しいことを追い求めたり、
世界の陰謀や日常に潜む奇妙な出来事を追い求めていた。
じゅんは、彼らの仲間になって危険を冒し、自分が本当に死ななないのか
確かめてやろうと決意する。
もし死ねないのが運命なら、
その運命に逆らって死んでやるつもりですらあった。
しかし、あきとたちと楽しすぎる冒険の毎日を過ごすうちに、
じゅんの心は救われていった。
いつの間にかじゅんの死にたいという気持ちは消え、
その思いはいつしか、
美しいこの世界の全てを仲間と見てみたいという夢に変わっていたのであった。
一方、メンバーの一人である
紅葉ゆかりは、孤独な人生を送っていた。
その見た目のせいなのか、友達ができず、いつも陰口の標的にされていた。
いつでも勉強とネットが友達みたいなもので、家には、いつも自分しかいない状態だった。
そんなある日、変な奴に突然助手になるよう言われ、
その人の言う、世界の真実を暴くミッションとやらに付き合わされる。
初めはめんどくさいと思っていたゆかりだが、初めてできた仲間や
初めて見る綺麗な景色などに次第に魅了されていく。
いつか行方不明の自分の父についての真実にもたどりつけるといいな。なんて思うようになった。
そんなゆかりには、ある不思議な悩みがあった。
定期的に夢に同じ女の子が出てきて、
ゆかりと話をしたりする不思議な夢を見るのだ。
その夢を見ると決まって、朝起きた時には何故か泣いているのだ。
物語の中で、
その夢に出てくる謎の女の子の秘密が解き明かされ始める
ゆかりが、死ぬほどの怪我を負ったはずなのに、目が覚めたときには傷一つなかった不思議な経験や
行方不明の父にまつわる謎を追い求めるうちに
ゆかりは、自分ももしかしたらあきとと同じように何かがあるのかもしれないと思い始める。
しかしそんな中、あきとたちに悪の組織から送られてくる刺客が
次々と襲いかかる
ゆかりはその戦いに巻き込まれ水没してしまい、目を覚まさなくなってしまう。
その間、ゆかりは夢を見ていた。
夢の中の女の子とずっと一緒にいたのだ
そこでゆかりは自分の中に眠る真実を全て女の子に教えてもらった。
それはそれは、生きることをやめたくなるような残虐非道な目も開けられない辛い真実だった。
そしてそんな残酷な自分の真実を知ってもなお、ゆかりは眠りから覚めることを決意した。なぜなら、あきとたちが待っているからである。
夢の中の女の子を半分憑依させることでゆかりはオッドアイになり、眠っていた
治癒の能力を解放できると言うことを知った。
目覚めたゆかりは仲間に全てを話し、
組織と戦うことを仲間と約束する。
(物語の終盤)
ついに地元のヤクザやヤンキーたちの協力によって、
あきとたちに忍び寄る刺客達を操る人物の正体が明らかになる。
その人物は、かつてあきとを兵器として扱おうとしていた組織と繋がっていたのだ。地元の勢力と協力して、そのボス達を町田市におびき寄せ、迎え撃つ作戦を立てる。
そして最終的にその組織の刺客を送り込んでくる人物と主人公たちで決着をつける
主人公達が勝利して、町田市には再び平和がおとずれたのであった。
・・・しかし実はあきとたちが戦ったのはそしきの下っ端のグループ。つまりほんの一部でしかなかったのだが、それが明らかになるのは5年後の話である。
第二章
主人公が変わる
あきとの仲間だったじゅんのアフターストーリー
時は2017年。高校生になった一ノ瀬じゅんは、夢で他人の死を予知できる能力に目覚める。
じゅんはその能力を人助けの為に使うことにした。
能力に目覚めるまで気づかなかった
色んな人の色んな苦しみや生き方を知り、
じゅんは何があっても皆を救いたいと
強く思う
しかし、
たくさんの大切な人たちの死を間近に感じ続けるにあたって、
次第にじゅんの心は壊れていく
そんなじゅんの隣に寄り添うのは、今までじゅんが救ってきた
クラスメイトや知り合いたち。
そして何より、ふゆ子が一番そばにいてくれた。
しだいに能力はその力を増していき、物語の中盤では
さらに沢山の人の死を感知してじゅんの心はどんどんボロボロになっていくのであった。
それでも、目の前にいる人を助けるため、
最後まで諦めずに人を助けようとする
そして、最後にじゅんにとって最も大切な女の子
ふゆ子を救った時、
能力が消える。
じゅんの心にできた傷は消えることはない
でも、じゅんの周りにはいままで救った
大切な人たちがいるのだった。
第三章
時は2020年。じゅんはふゆ子との約束を果たすために、専門学校に進学する。
そのころふゆ子は、あきとたちの仲間になる。
そのころ中国では、あるミッションを与えられた特殊作戦チームがかつてあきとたちを洗脳していた組織から奪った新型のウイルスを
この世から消し去る為に世界の裏側で人知れず戦っていた。しかし組織の精鋭の殺し屋たちによって彼らは破れ、ウイルスは武漢に巻かれてしまう。
手負いと仲間を失った特殊部隊は司令を受け日本にあるアジトへ飛ぶ。
こうして、世界に広がるパンデミックが始まってしまったのであった。
一方そのころ、日本ではあきとの一味が今一度原点にもどるため、昔やってた遊びや旅を
またやろうと企画する。
みんなそれぞれ自分の道を歩んでいる
職業もみんなバラバラだし将来なりたいものもみんな違う。
それでも、ひとつだけみんな一緒の事がある
それは、どんなときでも仲間と一緒に一喜一憂したいという気持ちだ。
この町田市で、いろんなことを経験して成長してきたから。
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