第497話 強行突破
「行くしかない!ニル!正面突破だ!」
「分かりました!!」
ニルが走り出し、俺が魔法陣を描きながら後ろを付いていく。
その後ろには、スラたん、ピルテ、ハイネが続く。
周囲からは人の波が押し寄せて来て、一度でも足を止めれば、人の波に飲み込まれてしまい、確実に死ぬ。
「スラたん!頼む!」
既に、スラたんとピルテは、後ろからの部隊を相手にし続けていて、体力も気力も限界なのは分かっている。分かっているが、正面突破をする為には、トラップ魔法を無効化出来るスラたんのスピードが必要だ。
後衛部隊が何の準備も無しに、正面に陣取っているとは考えられない。間違いなく、トラップが仕掛けられているはずだ。
「はあ…はあ…任せて!」
タンッ!
既に辛そうに呼吸していたスラたんだったが、ここが無理のし所だと、俺の声に反応して目の前に見える後衛部隊へと走り出してくれる。
ガガガガガガガッ!ゴウッ!
俺とニルが踏み入れようとしていた領域には、いくつかのトラップ魔法が仕掛けて有ったらしく、地面から石や木の棘が生え、炎が燃え上がる。
「魔法!放て!!」
後ろへ下がれなくなった俺達に対して、遂に後衛部隊が魔法を放つ。
使ったのは、上級水魔法、大爆水。
圧力の掛かった水球が飛んで来て爆発し、それに巻き込まれると、体が千切れてしまう。水球は全部で五つ。全て同時に発射されている。
先に敵陣営へ飛び込んでくれたスラたんが、何人かを牽制してくれた事で、魔法使い全員は、魔法を放つ事が出来なかったらしい。
「ピルテ!」
「ニル!」
俺が魔法陣を描くのを止めて、斬るしかないかと思った時、後ろから合流したピルテと、正面を走るニルが同時に、互いの名前を呼び、二人がアイテムを投げる。
二人が投げたのは、ピンク色のカビ玉。大爆発を起こす大爆玉だ。
ドドドドドドドガァァン!
飛んでくる大爆水の魔法と、大爆玉が触れ合うと、吹き飛ばされそうな程の爆風と、体を揺らす程の爆音が響き渡り、弾けた大爆水の水滴が飛んで来る。
圧力の掛かった水の塊に、爆発を当てる事で強制的に爆散させたのだ。
ニルだけならばまだしも、ほぼ同時にピルテも同じ手を思い付き、大爆水を無効化したのには驚かされた。
ついこの前までは、俺にもニルにも、何も敵わないと言っていたピルテが、今ではニルと同じように考え、対処出来るようになって来ている。ライバルだと言って、互いが互いに負ける事を悔しいと思える者が居る事で、ここまで成長出来るものなのかと驚いてしまう程だ。
「アンナの魔法が来るぞ!警戒しろ!」
二人の動きに驚きながらも、俺達はアンナの魔法を警戒する。
「来るぞ!セイクレッドライトだ!」
アンナが魔法陣を完成させ、発動する。
俺が道をこじ開ける為に使った魔法を、今度は自分達に向けて発射される事になるとは…貫通力も、威力も、攻撃のスピードも、他の属性に比べて高い光魔法は、防御するのもかなり難しい。
ここに来て強力な光魔法とは…本当に腕の良い魔法使いの相手は嫌になる。一番効果的なタイミングで、一番強力な魔法を撃ち込んで来られると、いつもそう思わされる。
「私が止めるわ!!」
そんな魔法に対して、ハイネが叫ぶ。
スラたんとピルテが合流した時から、ハイネの魔法陣はほぼ完成していたのに、発動はさせていなかった。それは、アンナがこちらを魔法で攻撃してくると判断していたからだろう。後ろから突き上げて来る連中との戦いの最中に、先の事を考えて、ここまで魔法を発動させずに温存し続けるなんて、とてつもない判断力と胆力だ。
「ダークシールドを出すわ!走り続けて!」
ハイネが叫ぶと、ニルから見て、前方にダークシールドが現れる。
ゴウッ!!
アンナの手元が強烈に白く光ると、その光が、俺達に向けて直進してくる。
目が眩む程の光量で、周囲が一気に明るくなる。
それ程の魔法を、威力の低い闇魔法で防げるのかと聞きたくなるかもしれないが、結論から言えば、出来る。
闇魔法と光魔法の相性は、良くもあり悪くもあるという関係で、互いに弱点となる属性のようなもので、光魔法に対しては闇魔法が、闇魔法に対しては光魔法が極端に作用する。
今回の場合で言えば、アンナの放ったセイクレッドライトは、他の属性のシールドならば吹き飛ばしてしまうところだが、闇魔法であるダークシールドを使う事で、互いに打ち消し合うような形で消失するのだ。
一つ問題が有るとすれば、ダークシールドは発動型の魔法で、セイクレッドライトと打ち消し合うダークシールドをその場に維持し続けるとなると、かなりの魔力が必要になってしまう事だろう。これが一般の冒険者ならば、魔力が一瞬で消費されて、そのまま倒れてしまうところだが、ハイネとピルテは吸血鬼であり、魔族である。吸血鬼の中では、位の高くない薄血種ではあるものの、一般人と比較したならば魔力量はかなり多い。だからこそ、ここで使うという判断なのだろう。
全員が、目を伏せながらも、ハイネを信じて前へ足を踏み出し続けていると、直ぐに光が消えていく。
「はあ…はあ…ギリギリ…だったわ…」
後ろから、辛そうなハイネの声が聞こえて来る。
「お母様!」
「大丈夫か?!」
後ろを見ると、ピルテがハイネを支えているのが見える。ハイネは、かなり魔力を消費したらしく、何とか走っているような状態だ。
「お母様は私が!」
「…分かった!
ニル!気張るぞ!!」
「はい!!」
強烈な光のせいで、目が若干チカチカしているが、そんな事を言っていられない状況だ。
スラたんは満身創痍ながらも敵を翻弄中。ニルは右肩に風穴。ハイネはフラフラしている。ピルテはそれを支えているが、彼女自身もかなり体力的に辛そうな状態である。
この中で、まだ動けるのは俺だけ。何が何でも、俺が敵を退け、ここを突破するしかない。
そして遂に、ニルが大盾メイス使いの前に到着する時が来た。
「やああああぁぁぁぁ!!」
ニルが叫びながら、大盾メイス使いの前へと走り込む。
「フンッ!!」
ガギィィン!!
「くっ!」
ただただ重たいメイスの一撃を、ニルは小盾で受け流す。かなり強烈な一撃だったらしく、ニルの技術を持ってしても、体勢を崩される。
「はあああああぁぁぁぁぁっ!!!」
ガァァァンッ!!
「ぐっ?!」
俺は、体勢を崩したニルの真後ろから走り込み、両足に集中させた神力と、高いステータスの体を使って、全力の蹴りを大盾の正面から入れる。大盾メイス使いは、体の前面を覆い尽くすような金属製の鎧を着ており、上手く大盾を躱して懐に入り込んだとしても、刀の攻撃は通らない。それならばいっそ、刀ではなく、盾ごと押し込む威力の攻撃を打ち込んだ方が良いと考えての攻撃だ。
そもそも俺は魔法陣を描いており、刀を強く振れるような状態にはなかった事もあっての判断である。そして、その判断は正解であった。
俺の蹴りの威力が何キロ有るのか知らないが、鎧と分厚い金属の大盾を持った男が、俺の蹴りを受けた瞬間、ふわりと浮いて後ろへ吹き飛ぶ。
ズガガガガッ!
流石にそれで大盾メイス使いを殺す事など出来ないし、数メートル吹き飛んだが転ぶ事もなく着地されてしまったが、それで良い。
俺の左手で描いていた魔法陣は、既に完成しているのだから。
元々、俺は大盾メイス使いを斬撃で仕留めようとは思っていなかった。斬り合う事になれば大盾も鎧も厄介極まりないからだ。それ故に、最初から魔法を使って仕留めようと思っていたのだ。
それならば何故、敢えて蹴りを入れたのか。それには俺が使おうとしている魔法が関係している。
俺が使おうとしているのは、中級水魔法、アクアプリズン。この魔法は、発動してから相手を閉じ込めるまでに幾らか時間が必要な魔法である為、大盾メイス使いの体勢を崩し、回避行動を取れなくする必要が有ったのだ。
アクアプリズンは、物理的な攻撃ではなく、窒息死させる事が目的となる魔法である為、相手の防御魔法も上手く作動せず、液体である水は大盾を持っていようと、鎧を着ていようと、関係無く対象者を包み込む。中級魔法と言えど、侮ってはならない魔法の一つである。
俺は、大盾メイス使いが着地する位置を確認し、魔法を発動させる。地面の上を滑る大盾メイス使いの背後に、水球が現れ始める。
「っ?!」
俺が魔法を発動させた事を確認した大盾使いは、何が来るのかと着地しながらも身構えていたが、まさか真後ろから水に包み込まれるとは思っていなかったらしい。自分の周りに現れた水を見て驚いた時、自分が吹き飛ばされて、魔法の効果範囲内へと強制的に移動させられた事に初めて気が付いたようだ。
「クソッ!!」
ザパッ!
大盾メイス使いは、大盾とメイスを振り回し、周囲の水を吹き飛ばそうと試みるが、多少の水を飛ばすだけに終わる。その程度で破壊されてしまう程、アクアプリズンは弱い魔法ではない。
ドプンッ!
大盾メイス使いは、全身を球状の水に飲み込まれる。
水球の中には、激しい水流が生じていて、大盾メイス使いは、水球の中をグルグルと回る事になる。いくら暴れようと、自ら抜け出すのは困難。俺が暴走した時のように、熱で水分が瞬時に蒸発するような環境ならばまだしも、自力での脱出となるとまず不可能に近い。当然、そうなれば魔法兵達の援護に期待するわけだが、彼等はたった今魔法を放ったばかり。弓兵にはどうする事も出来ないし、残った前衛部隊の戦闘奴隷達が引っ張り出すくらいしか助かる道は無い。
本来ならば、そこでトドメの一撃という状況なのだが、俺達は取り囲まれようとしている為、そこまで手が回せない。水球の中をグルグルと回る大盾メイス使いを横目に、俺達は前衛部隊を突破する。
そもそも、大盾メイス使いを殺す事が主目的ではなく、あくまでもパペットの棟梁であるマイナが目的である。大盾メイス使いが助かったとしても、俺達を追う事が出来ない状況になれば、それで構わない。
大盾メイス使いを無力化した俺達は、一気に後衛部隊へと走り寄る。
ビュッビュッビュッビュッビュッ!
そんな俺たちに向かって、矢が飛んで来る。弓兵達も近付かれまいと必死なのだろうが、既に俺達は後衛部隊まで数メートルの位置に居る。弓兵達の一挙手一投足を明確に視認出来る位置だ。
「おおおぉぉぉぉぉっ!!」
矢を番えて、放った瞬間。俺はニルの前に飛び出し、刀を全力で横へと振り抜く。
飛ぶ斬撃によって、飛んできていた矢の殆どがバラバラになって吹き飛び、撃ち落とせなかった二、三本の矢は、ニルの盾とピルテのシャドウクロウによって弾かれる。
そして、遂に、やっと、俺達は後衛部隊と激突する。
後衛部隊が居るのは、左右にドーム型の石壁が建っている場所で、局所的に前後にしか抜け道の無い場所となっている。これで取り囲まれてしまう恐れは、一時的にだが無くなった。
やっとの思いで辿り着いた後衛部隊陣営。その中には、先に後衛部隊へと食い込んでくれていたスラたんの姿。そして、その前には、短剣を抜いた魔法兵二人。この距離では流石に魔法は使えない為、彼等も短剣で応戦せざるを得ないらしい。
その魔法兵二人が、スラたんに向かって刃を振り下ろそうとしている。
「っ!!」
しかし、スラたんは、足が思うように動かないのか、フラついてしまい、回避行動が遅れてしまう。
「スラタン様!」
これはマズい!と思った時には、ニルがスラたんの前に走り込み、盾を構えていた。
カンッ!キンッ!
「はあぁぁっ!!」
ザシュッガシュッ!!
ニルが短剣を弾き返したタイミングで、俺が間に割り込んで刀を振り抜き、一撃で二人の命を奪う。
「はあ…はあ…助かったよ…」
スラたんの体力はもう限界だ。肩で息をしているスラたんを見れば、それがよく分かる。本当にギリギリだった……何とか間に合って本当に良かった。これ以上はスラたんに無理はさせられない。
俺とニルは、スラたんを庇うように移動する。
何とか後衛部隊に切り込んだ事で、ドーム型の石壁の間に入り込み、側面から人が流れ込んで来る事は一時的に無くなった為、取り囲まれて押し潰される心配は一時的にだが無くなった。後ろから突き上げてくる部隊が迂回して取り囲もうとしても、数分間の余裕が生まれるはず。
少しは状況的に楽にはなったが、相手が回り込んで来る間に、俺達は何とか後衛部隊も突破し、中央へと走り込む必要が有る。つまり、まだまだ気は抜けないという事だ。
何とか、拠点中央部に向かえる状況までは持ち込めたが、ここで俺達全員が後衛部隊を叩くという選択は、この状況では有り得ない。満身創痍のスラたん、ハイネ、ピルテを戦わせるわけにはいかないからだ。そうなれば、ここからの行動は自ずと決まってくる。
「ニル!突っ切れ!!」
ギィン!ザシュッガシュッ!
「ぐああぁぁぁ!」
「ぎゃぁっ!」
俺はそのままニルの前を走り、正面に見える魔法兵一人と、横から近接武器に持ち替えて駆け付けた弓兵との交戦に入る。
この状況であれば、ニル達が通る為の道をこじ開け、強行突破してもらうのが最も良い手だろう。そう考えて、ニルに向かって叫ぶ。
「はい!!」
足を止めて刀を振る俺の横を通り抜けるニル。
「行かせるかぁ!」
「やぁぁっ!!」
カンッ!ザシュッ!
一人、俺が対処出来ない位置から迫って来た戦闘奴隷がニルの元に向かったが、冷静にニルが対処する。戦華を振った時、痛みに顔を歪めたニルだったが、そのまま後衛部隊を突破し、走り抜けて行く。
「「「はあ…はあ…」」」
その後ろから、スラたん、ハイネとピルテが続く。
「行かせるな!殺せ!」
弓兵と魔法兵が近接武器に持ち替えて、拠点中央へと向かう俺達を阻もうと、一斉に集まって来る。
「ご主人様!!」
ニルを先頭に、四人は既に後衛部隊を突破し、中央へと向かう道を走っている。ここで俺まで後を追えば、後ろに居る連中が、文字通り死ぬまで追ってくる。そうなってしまえば、スラたん、ハイネ、ピルテは既に体力を使い切っているし、いつか捕まってしまう。
ここで必要なのは、後を追う連中の足止め役。
「行け!!俺も直ぐに後を追う!!」
「っ!!!」
いつもならば、はい!と返事をするニルが、この時ばかりは返事をせず、苦い顔をした。
足止め役となろうとしている俺が、どれだけ危険な役回りを引き受けているのか、よく分かっているのだろう。
だが、当たり前だが、俺も死ぬ気なんて無い。格好良く『ここは俺に任せて先に行け!』なんて気持ちは微塵も無いし、出来る限りの足止めをしたら、そのまま神力を駆使してニル達の元へと爆速で追い付く予定だ。
ニル達がそのまま奥へと進んで行く背中を見た後、俺は、左手で魔法陣を描きながら、後ろを振り向く。
そして、敵の進軍を待つ。
「「「「「うおおおおぉぉぉぉぉ!!」」」」」
後衛部隊と、後ろから突き上げて来ていた連中が、全て束になって俺の立つ方向へと向かって走って来る。
「俺をこの世界に送り込んだ奴が、この展開を望んでいたなら、とんだドS野郎だな。」
目の前から、殺気と狂気に包まれた千人以上の人間が押し寄せて来る状況を地獄と呼ばずに何と言おうか。
苦笑いしながらも、俺は左手で描いていた魔法陣を発動させる。描いていたのは中級土魔法、ウォールロック。
ズガガガガッ!!!
左右に在るドーム型の石壁、その間は約十メートル。
俺はその隙間をなるべく小さくするように、自分の左手側へウォールロックを作り出し、通れる隙間を五メートルに限定する。
上級木魔法である世界樹の根等を使えば、もう少し上手く遮断出来たし、相手にも被害を出せたかもしれないが、流石に上級魔法の魔法陣を描いている時間は無かった。
これで準備は整った。
俺は、迫り来る軍勢を見ながら、桜咲刀を持つ手に力を込める。
「おおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」
喉が割れるかと思うくらいの大声で叫び、神力を刀に纏わせ、全力で横薙ぎに振り抜く。
ザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッ!!!
飛ぶ斬撃によって、何人かの命を奪うが、その後ろから次々と死体を乗り越えて敵兵がやって来る。人数差とかそういう問題を遥かに超えている。
それでも、俺は更に力を入れ、刀を振る。
「はああああああぁぁぁぁぁ!!!」
ザシュッザシュッザシュッザシュッ!!
更に何人かの命を奪うが、焼け石に水状態。
だが、そんな事は、残ると決めた時から分かっていた事だ。
まだ…まだまだ耐えられる。一秒でも長く足止めする!
「押し潰せえええぇぇぇ!!」
「通すかああぁぁぁぁぁっ!!」
ザシュッガシュッ!バギィィン!ザシュッ!
俺は何度も何度も刀を振り続け、迫り来る軍勢の頭を潰し続ける。
中には防御魔法を付与している者や、鎧を着た者、盾を持った者も居て、一撃では死なない者も居るが、気にしていられない。とにかく、一人でも数を減らし、死体の壁を作り出すしかない。
これが刃と刃が打ち合える程の距離ならば、防御魔法を切り裂いた事で、桜咲刀の百花桜刀を発動出来るのだが、そこまで近付かれてしまえば、その時点で終わりだ。そうなる前に仕留めなければならない。
桜咲刀の百花桜刀は、かなり強力な範囲木魔法ではあるものの、発動条件が想像以上に厳しく、近付かれないように戦う場合は、ほぼ発動が不可能になる。
色々と調べてはみたが、桜咲刀が魔力を吸収する為の条件は、刃で直接魔力を含んだ物を斬る事、という限定的な条件だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます