第489話 奴隷の扱い (2)

ガンッ!


壁に桜咲刀を突き刺し、体を固定すると、後方からニルがシャドウテンタクルに引っ張られて飛んで来ているのが見える。


「ご主人様!」


俺は飛んで来たニルを受け止める。


自分でも自分の感情がよく分からないという状態だったのに、冷静にニルを受け止められたのには、自分でも驚いた。

既に、俺の中では何よりも優先するべき存在になっている…のかもしれない。


「行ってください!私達が背中を守ります!」


ニルは俺に受け止められて直ぐに、そんな事を言ってくる。


突っ込むなんて危険です!なんて言われると思っていたが、逆に、好きなように暴れてくれと言う。


それならば、気兼ねする事などもう何も無い。


ズガンッ!!


俺はニルが壁に張り付いたのを見て、もう一度両足に神力を集中させた後、一度だけニル向けて頷き、壁を全力で蹴る。当然、飛んで行く先は盗賊達の居る後衛部隊だ。


「おおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!」


桜咲刀を手に、全ての奴隷達を飛び越えて、一気に盗賊達の居る後方へと飛んで行く。


下では奴隷達が俺を見上げて口を開いているが、彼等は何も出来ずに見送るしかない。


「放て!!」


盗賊連中の中に居た一人が叫ぶと、その付近に居た魔法使いと弓兵部隊が攻撃を放って来る。


魔法部隊が放つのは、またしても火魔法らしい。

俺に向けている手の先に見える魔法陣が、赤く光っているのが見える。


そんな俺の目の前に、唐突に現れたのは真っ黒な円形の盾。


上級闇魔法、ダークシールドと呼ばれる魔法で、発動型の防御魔法だ。

発動中は常に魔力を消費し続けるが、その分強度が高く、威力の弱い闇魔法でも、大抵の物理攻撃は防いでくれる。


これを発動させてくれたのは、ハイネかピルテだろう。俺が勝手に飛び出してしまったというのに、それでもカバーしてくれるなんて、本当に俺は仲間に恵まれている。


ガガガガガガガガッ!


先に飛んで来ていた矢が、ダークシールドに当たり弾かれて行く。もう一度矢を放つだけの時間は無いし、これで矢の攻撃はもう無い。残っているのは魔法使い部隊が放とうとしている火魔法だけだ。


ゴウッ!!


先程と同じように、全員が火魔法を発動し、空中を飛んで来る俺に対して同時に放つ。


目の前に広がる炎の壁。そのまま突っ込めば、間違いなく死ぬ。


「おおおおおぉぉぉぉ!!」


ブンッ!!


ズバッ!!


俺は、飛んで来る炎の壁に向けて神力の斬撃を飛ばし、切れ目を入れる。

空中で放てる攻撃としてはこれが限界だ。


それだけでは完全に炎を掻き消す事など出来ない為、炎の壁はそれでも俺に向けて飛んで来る。

切れ目を入れた事で、そこを通れば死ぬ事は無くなったが、火傷は免れないだろう。そう思っていたのだが…


ドプンッ!


今度は俺の周囲に大きな水球が現れて、その中に俺の体が完全に包み込まれる。


中級水魔法、アクアプリズン。


本来は、敵を水の中に閉じ込めて、窒息させてしまう魔法なのだが、それを盾の代わりに使ったのだ。

この発想力はニル…いや、ニルは俺の援護の為に移動しているはず。恐らくピルテだ。となると、先のダークシールドはハイネだろう。


ジュウウウウゥゥゥ!!


目の前から襲い来る炎の壁が、俺とアクアプリズンに当たると、水の表面を蒸発させながら通り過ぎて行く。

向かって来る炎は分厚く、水は直ぐに消し飛んでしまったが、体は無傷だ。体に付着した水が蒸発して湯気が立っているが、それだけで済んだ。


「く、来るぞ!!」


「奴隷達を呼び戻せ!早く!」


ブンッ!バキィィン!ザシュッ!

「ぎゃあああぁぁっ!」


俺は空中から、騒ぎ続けるだけの盗賊達に向かって刀を振り下ろしながら着地する。


一人の男の手首を切り落とし、上手く着地出来た。


前線に立っている奴隷達とは違い、逃げる事ばかりを考えている連中だった為、武器を掲げて俺を着地させないようにする者は数えられる程しか居なかった上に、俺の着地点の奴らは武器すら抜いていなかった。当然、武器すら抜いていないからと言って、俺はそんな奴らに情けなど掛けたりしないし、全身全霊で刀を振り下ろした。


どうやらここに居る盗賊連中は、自分達の身を守る為に防御魔法を付与しているらしい。

桜咲刀の変色は既に三分の二を超えている。ここで一気に盗賊達を斬り捨て、数を減らしてやろう。


「はあああぁぁぁぁっ!!」


「ひっ?!や、やめ」

バキィィンザシュッ!バキィィンザシュッ!バキィィンザシュッ!


次々と付与された防御魔法を一撃で破壊し、そのまま盗賊連中を切り刻んで行く。


「おい!お前達!早くしろ!!」


とはいえ、一人で暴れていても、相手の数は多く、全ての者の動きを止めることは出来ない。既に盗賊連中は蜘蛛の子を散らしたように端の方の奴等から逃げ出しており、代わりに奴隷達が集まり始めている。


「単独で突撃してきたバカを殺せ!早くしろ!」


「一人ではありませんよ。」


「あ゛っ?!」

ザシュッ!!


俺の事をバカ呼ばわりした奴の首が落ちるのが見える。


俺の単独突撃に浮き足立った盗賊連中の隙を狙って、ニルが後ろから登場する。

どうやら俺の後から飛び降りて来たようだ。


「ご主人様をバカ呼ばわりとは、愚かな事ですね。」


「来たぞ!殺れ!その女も賞金首だ!殺せ!」


カンッ!バキィィンガスッ!


ニルの事を狙った一人の盗賊。その防御魔法が、戦華によって吹き飛ばされ、切っ先が眉間に深く突き刺さる。


「簡単には落とせない首だから、賞金首なのですよ。」


パキパキッ!


ニルの戦華が血を吸って硬化していく。


「ご主人様!背中はお任せ下さい!」


「ああ!!」

バキィィン!ザシュッ!


ニルの言葉に返事をしながらも、俺は目に映る盗賊を次から次へと斬り伏せる。


「だ、ダメだ!強過ぎる!」


「こっちの数を何人だと思ってんだ!疲れるまで攻撃しろ!」


「動きを止めろ!」


ズガガガガガガガガガガッ!

「なんだ?!」

「逃げろ!」

「ぐあああぁぁぁっ!!」


魔法部隊が指示を受け、束縛系の魔法でも使おうとしたのか、魔法陣を描き始めた瞬間、上空から無数の石槍が降り注ぐ。


上級土魔法、スピアレイン。

二十本の石槍が降り注ぐという魔法なのだが、数は二倍は有る。ハイネ、ピルテの二人による攻撃らしい。そこにスラたんも中級土魔法、ストーンアローを追加してくれたらしい。魔法部隊は魔法を放つどころではなくなって、避難に動き出す。

スラたんは魔法が得意ではないと言っていたし、実際に魔力はかなり少ない。それなのに、魔法まで使って援護してくれるとは…勝手に飛び出して来てしまったのもあるし、これは気張って甚大な被害を与えなければ合わせる顔が無い。


俺は右手に桜咲刀を持ち、左手で魔法陣を描き始める。


「この状況で魔法だと?!」


「舐めるなぁ!!」


ギィンッ!


俺が魔法陣を描き、片手で刀を使っていれば、両手で振り下ろす武器を受け止められるはずなど無い。そう考えるのが当然というものだ。

しかし、俺に向かって来た男の武器は、簡単に弾かれる。まるで両腕で武器を扱っているように感じただろう。どうやら、ここの連中は、神力について何も知らないらしい。ガナサリスは勘の良い奴だったという事だ。


バキィィンザシュッ!

「ぎゃっ!!」


流石に両腕で振った時のように防御魔法ごと相手の胴体を真っ二つにするという芸当は無理だが、防御魔法を破壊して傷を与えるくらいは出来る。


「ここで仕留めろ!魔法陣を完成させるんじゃねえぞ!」


「押し潰せぇ!」


「魔法部隊は何やってやがる!逃げてんじゃねえぞ!」


「それより奴隷を当てろ!」


「早くしろゴミ共が!」


今の相手側の状況を簡潔に言うならば、ぐちゃぐちゃ…だろう。


指揮などあったものではないし、全員が叫び散らし、奴隷と入れ替わる為に人の流れは混雑し、誰が何をしようとしているのかも分からない。俺の周りに居る者達は、逃げようとしても人の波を越えられずに弾き出されている。


奴隷の命に頼ってばかりで、自分ではろくに戦った事が無いような連中ばかりらしい。


本当に反吐が出る。


敵前だというのに、平気で背を向けたり、誰かを盾にしようとしたり、あまりにも殺す事、殺される事に覚悟を持っていない連中が多過ぎる。


少なくとも、先程戦った戦闘奴隷五人は、殺そうと俺達に向かって来る時、その目には殺す覚悟と殺されるかもしれないという覚悟が見えていた。

だからこそ簡単に突っ込めなかったのだ。そういう覚悟を決めた者というのは、例え技術や力で劣っていても、覚悟の差で相手を圧倒したりするものだから。


しかし、ここに居る盗賊連中には、それが


これ程不快な事があるだろうか?

他人の命を使って戦っている奴が、自分の命を賭ける覚悟も、相手を殺す覚悟もしていないなんて…


カチャッ…


俺は再度右手に持った桜咲刀を強く握り込む。


「逃げるんじゃ……」


そこで、俺の魔法陣が完成する。

使ったのは、上級火魔法、黄炎の剣。

自分の武器に炎を纏わせ、斬撃自体に魔法の効果を乗せるものだ。

焼聖騎士、ミグズが使った魔法であり、読んで字の如く、黄色の炎が剣に付与される。斬っただけで相手に対し、炎による効果を与える為、接近戦における効果はかなり絶大なものになる。ただ、一気に周囲の者達を一掃という事は出来ない。数を減らす選択をするべきか迷ったが、範囲魔法攻撃は、ハイネとピルテが行ってくれそうだったので、俺は近接戦闘で圧倒する為の魔法を準備させてもらった。

そして、俺から逃げようと必死になっている盗賊連中に、一足で近寄ると、黄色の炎を纏った刀を振り上げる。


「ねえぇぇぇぇぇぇ!!」


ブンッ!ボウッ!


俺が刀を振ると、耳元で炎が荒ぶる音が聞こえる。


バギィン!ザシュッ!!


相手の防御魔法を吹き飛ばし、そのまま相手を切り裂くのは、ここまでと変わらない。しかし、今回は炎を纏う刀による斬撃である為、斬られた男の体に炎が燃え移る。


ゴウッ!

「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁ!!」


斬った男自身は直ぐに死を迎えたが、その男が死ぬ間際に近くの盗賊へぶつかり、炎が更に燃え移る。炎が燃え移った男は、そのまま両手を広げながら盗賊達の作る人混みの中へと向かって行く。

助けを求めての事だろうとは思うが、その行為が、更に被害を広げる。ごちゃごちゃになった陣形で、逃げようにも逃げられない状況なのだ。そんな円の内側から、燃えた男が突進して来ても、逃げ道など無く、誰かが必ず男に触れることになってしまう。

そして炎が燃え移った者が、また同じように他の者へと助けを求めて突進し…を繰り返していく。


流石に一撃だけで全員に燃え移るなんて事は無いし、冷静に状況を見ている者達は、魔法を使って火を消している。

しかし、俺も黙ってそれを見ているわけではない。

二人目、三人目と燃え移る間に、俺も別の者を斬り付けて、新たな火種を撒き散らしていく。


「ぐあああぁぁぁっ!!」


「だずげでーーー!!!」


俺が次々と敵を斬り続け、その度に人が死に、燃えていく。

奴隷達が俺達の歩みを遅延させる為だけに命を使い、生きたまま焼かれたのだから、自分達が同じように焼かれても、文句は無いはずだ。


最初は数人に燃え移っていただけの炎だが、魔法で火を消しても、次から次へと犠牲者が増え続け、遂には処理が追い付かなくなり、周囲に黄色の炎が燃え広がって行く。

中には水を被って最初から濡れておけば燃え移らないだろうと考えている者達も居るみたいで、水魔法を使い、頭から水を被ってずぶ濡れになっている者達も何人かいる。しかし、そんなもの、上級魔法である黄炎の剣の前では、何の意味も無い。

黄色の炎は、通常の火よりずっと温度が高く、ずぶ濡れだろうが、一瞬で水分を飛ばし、衣服に燃え移る。

流石に燃え移った火に、水を上から掛けられれば消えてしまうが、燃えている当人に魔法陣を描いている余裕など無いし、何とか火を消せても、全身が大火傷の状態で、戦闘どころか生命維持すら難しい状態となってしまう。


ズガガガガガガガガガガッ!


魔法部隊には、相変わらずハイネとピルテによる魔法の雨が降り注ぎ、そのハイネとピルテにはスラたんが護衛として取り付いている。ハイネ達三人に対して、簡単には手を出せないだろう。


カンッ!ザシュッ!


俺の背中は、常にニルが守ってくれており、時折近付いて来る者達を尽く屠っている。


こうして、数分間の攻撃により、そこに居た盗賊達の多くが死ぬか、怪我を負って戦闘不能状態へと陥った。


「ニル!下がれ!」


「はい!!」


そして、ダメ押しにと、俺は刀身が全て桜色に変色した桜咲刀を使って、範囲木魔法、百花桜刀ひゃっかおうとうを発動する。


ズガガガガガガガガガガガガガガッ!!


俺を中心に三百六十度に刃状の枝が伸びて行くと、炎に巻かれて逃げ惑う盗賊達の体に、枝が突き刺さる。


ザザザザザザザシュッ!


体内で枝分かれした刃状の枝が、反対側から突き出し、また別の者に突き刺さる。

枝は二十メートル以内に居る者達全てを串刺しにして、魔法の効果を完結させる。


これだけぐちゃぐちゃになった戦場における二十メートル以内ともなれば、かなりの数の者達が居る。

それらが全て、百花桜刀の餌食となったわけだ。

残念ながら、黄炎の剣の効果は、百花桜刀の効果発動時に消えてしまったが、これだけの被害が出せれば、取り敢えずは十分だろう。


ボウッ!


百花桜刀によって生成された木の枝に、燃えた敵兵の炎が燃え移り、枝の先からゆっくりと火の手を伸ばしている。


この時点で、パペットの連中は既に数百人単位の被害を出していた為、完全に戦線は崩壊し、誰も自分の役割を果たせない状況へと陥っていた。


「ご主人様!」

「シンヤさん!」


俺が作り出した木の枝の中に、皆が飛び込んで来る。

今現在、戦線が崩壊し、逃げ惑う者達にはこちらを攻撃している余裕などあるはずもなく、この枝の中心部である俺の位置は、敵が半径二十メートルには誰もいないという一時的な安全地帯となっている。


「いきなり飛び出して行ったと思ったら、前線を強引にこじ開けるなんて、シンヤ君も思い切った事をするなー…」


枝を避けながら入って来たスラたんが、そんな事を言ってくる。


「す、すまん…勝手に飛び出してしまって…」


「本当だよ。僕にはあれだけ言っておいて、自分がビューンって行っちゃうんだから。」


「うっ……」


今回は完全に俺が悪い。勝手に単独で飛び出して、無傷のまま終えられたのは、皆が俺に合わせてくれたからだ。


「まあ、飛び出して行った時は異様な雰囲気だったし、シンヤ君にも色々と有るんだとは思うから、強くは言わないけどさ。」


「………………」


「今回ばかりはスラたんの言い分が正しいわね。

いきなり飛び出した時は驚いたわよ?」


「ニルも、ご主人様に合わせて下さい!とだけ言って飛び出しちゃうしね?」


「も、申し訳ございません…」


あのタイミングでニルが俺の背中を守る為に飛び出して来たとなれば、ハイネ達に一言だけ言い放つくらいしかニルには出来ない。いや、寧ろあのタイミングでよくその一言をハイネ達に伝えてくれたものだと思う。

恐らく、俺が飛び出す前から、俺の状態に気が付いていたのだろう。


「ですが…あのような状態になったご主人様は、私にも止められませんので、合わせて動いた方が結果的には良いかなと思いまして…」


「ニルちゃんは良いのよ。寧ろあの場面で、ニルちゃんの一言が有ったから、直ぐに合わせられたのだしね。

問題はシンヤさんよ?」


「はい…」


「自分ではどうする事も出来ない状態だったのかもしれないけれど、気を付けてよね?」


「はい…」


当然だが、俺に返せる言葉など無く、素直に頷く。


「お陰様で少し休めたけれど……まあ、その話はこの戦いが終わった後にじーっくりするとして。」


じーっくりと説教されるようだ。

戦場で単身突撃なんていうのは狂気の沙汰だし、それに合わせてくれたハイネ達の苦労を思えば、それくらいは然るべき…というやつだろう。

自分でも気が付いたら飛び出していたような状態だったし、自分で制御出来る感情なのかは、落ち着きを取り戻した今でもよく分からない。ただ、ニルが無理にでも来てくれた事で、幾分か冷静になれたのは確かだ。もし、あの時、ニルが来てくれなければ、もっと強引に突っ込んでいたと思うし、俺自身無傷という事にはならなかったはずだ。


「問題は、ここからどうするかよね。」


目の前の盗賊達は、ある程度倒してしまったけれど、ここは拠点の入口も入口。拠点の規模を見る限り、ここが本陣で間違いないだろうが、肝心のマイナの事は未だ分かっていない。


「前に進むにしても、何の目標も無く前に進んでも、無駄な戦闘が増えるだけよ。」


「かなりの数を倒したとは言っても、拠点内にはまだまだ人が居るみたいだし、ある程度、マイナの位置は絞っておきたいよね。」


「何人か盗賊の奴等を捕まえて、記憶を読み取るしかない…か?」


「それなんだけれど、もしかしたら、この拠点に居る連中の記憶は簡単には読めないかもしれないわ。」


「…どういう事だ?」


「さっきから、嫌に甘ったるい臭いが微かにしているの。」


「ザレインの臭い…?」


「恐らくそうだと思うわ。こんな臭いの物なんて他には知らないわ。」


「奴隷達に摂取させているとしたら、臭いがするのもおかしい話では無いんじゃないか?」


「勿論、奴隷達からも臭いはするのだけれど、盗賊の連中からも時折ザレインの臭いがするのよ。」


「それは付着している臭いって事か?」


「分からないわ。もしかしたら、盗賊達もザレインを摂取しているのかもしれないわね。」

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