第344話 ホドバンド湿地 (2)

泥水を被るとしても、それ以外に逃げ道は無く、ハイネリンデは泥水を被るのを嫌がりながらも、仕方無く後ろへと跳ぶ。

泥水が汚いから嫌なのではなく、泥水を被ると、全身が濡れるし、最悪視界も潰されてしまう。それを嫌がっているのである。


「そうはいかないぞ!」


しかし、それを読んでいたアイザスが、ハイネリンデの正面に風の防壁を張る。

泥水は風に押し流され、二分し、ハイネリンデには一切水滴が飛び散らない。


ブチッ!!


しかし、バンシーにとって、それはどうでも良かった。目的は左腕に絡み付いているウッドバインドを引きちぎる事。

振り払った右腕を使って、そのまま左腕に絡み付いているウッドバインドを切断する。


「なるほど…一筋縄ではいかないようね。」


「これだけ魔法を撃ち込んでも、大したダメージは無いみたいです。火魔法が有効だとは聞きましたが、ここではあまり意味がありませんね。」


周囲は水溜まりだらけ。いくら吸血鬼の魔力量が多いとはいえ、周囲の水を全て蒸発させることは出来ないし、上手く当てられたとしても、この湿地では少し寝転がるだけで火の効果を打ち消す事が出来てしまう。


「自分の弱点を知った上で、こういう場所に好んで住み着くのは、モンスターの定石。そこを考えても突破口は見えないわ。

火魔法は諦めるのよ。」


ハイネリンデ達は、いくつかの策を用意しているが、弱点属性と聞くと、それを上手く利用したいという考えになるのは、人のさがと言えよう。

アイザスとサザーナは、度々、隙を見付けては火魔法を撃ち込んでいるが、当たったところで、周囲の水分が多過ぎて、大したダメージを与えるまでには至らない。

上手く土魔法で周囲の水分を無くせないかと考えてはいるが、少し場所を移動されれば、その時点で魔力の無駄になってしまう。

こういう場合は、弱点属性のことを忘れ、全く別の手を考えた方が上手くいく事が多い。


「サザーナ!」


「分かっています!」


ハイネリンデが叫ぶと、サザーナの手元が黄緑色に光る。


ズザザザザザザザ!


それと同時に、バンシーを中心とした半径数十メートルに、木の幹がぐにゃぐにゃと伸びてくる。

左右上下、縦横無尽に伸びていく木の幹が、その一帯をアスレチック状態に変える。

上級木魔法、ウッドグラウンドである。

地面の状況が水浸しだと、こちらにとって大体の事が不利に働くと判断した場合、打ち出す策として考えていたものだ。

そんなものはバンシーの攻撃力を持ってすれば、直ぐに破壊出来てしまうのではないかと思うかもしれないが、ハイネリンデは、それはそれで良いと考えている。

湿地の中に、木の幹の破片が飛び散れば、それも足場の一つとなる為、十分に使い道が有る。

破壊されなければ、ハイネリンデ、ピルテがバンシーに勝っている機動力を活かした戦い方が可能となる。どちらでもハイネリンデとしては構わないのだ。


「ピルテ!止まっては駄目よ!」


「はい!」


しかし、障害物が無いところで自由に動ける戦い方とは異なり、常に自分の周り、バンシーの周りには障害物が有る。下手に動きを止めれば、木の幹ごと吹き飛ばされてしまう恐れがある。バンシーが何をしていようが、こちらが何をしていようが、動きを止めてはならない。

加えて、アイザスとサザーナの援護が入り難くなるのもデメリットの一つ。どうしても障害物が邪魔をしてしまい、魔法での援護が難しくなる。

それを見越しての用意はしてあるのだが、過信は禁物である。


「サザーナ!」


「分かっているわ!」


アイザスとサザーナは、バンシーから離れた位置、なるべく高い場所へと登る。


「援護します!」


「任せるわ!」


二人の位置からならば、ある程度の援護は出来る。ある程度…ではあるが。

最初は水面に油を張り、着火という手も考えていたが、周囲への被害が大変な事になってしまう可能性がある為、却下した。


そんな状況で、ここまで互角だったバンシーとの戦闘が上手く運べるのか。その答えを言えば、五分五分だろう。


地形効果を打ち消せたとしても、バンシーの怪力を無効化出来るわけではないし、攻撃が簡単に通るわけでもない。


ならば何故、このような策を用いたのか…それは、ここからが、この策の肝だからである。


「覚悟して下さい!」


ピルテが素早く二度、三度と木の幹を蹴り、飛び跳ねた後、バンシーの側面から攻撃に入る。


ブンッ!バギバギッ!


バンシーが軽く腕を振っただけで、周囲の幹が抉れ、破壊され、破片がピルテに向かって飛んで行く。


カンッカンッ!


ピルテが、飛んでくる木の破片を空中で弾く。


ゴウッ!


バンシーの爪は真っ直ぐ飛んでくるピルテに向かって行く。破片を飛ばす事でピルテに無駄な動きをさせたのだ。


空中に飛んでいるピルテは、その爪を避けたいが、シャドウクロウは破片を弾くのに使ってしまい、今から回避に動いてももう遅い。


ザクッ!!


バンシーの突き出した爪が、見事にピルテの顔面を貫き、大量の血と、爪の先端が後頭部から飛び出す。


ブワッ!


しかし、バンシーの爪に刺されたはずのピルテが、突然黒い影となって消えていく。


吸血鬼のみが使える特殊魔法、所謂いわゆる吸血鬼魔法と呼ばれる魔法で、一時的に自分と瓜二つのダミーを作り出す魔法である。魔法の名前はシャドウアバター。

普通の闇魔法にも、同じような効果を持つ、シャドウパペットという魔法が有り、魔法の発動者に似た影の人形を作り出すことが出来る。しかし、作り出された人形の出来は完璧とは言えず、動きも複雑な事は出来ない。

これに対して、シャドウアバターは、非常に精巧なダミーを作り出し、本人より劣るが、複雑な動きも可能である。但し、ダミーの出現時間は極めて短く、良くて十秒程度。

忍者が使うと言われている空蝉うつせみの術と同じような使い方しか出来ない。

また、吸血鬼魔法は、魔法陣だけでは完成しない。シャドウアバターの場合、ダミーの元となる者の血と髪を媒体とし、魔法陣を描く必要がある。

今回の場合、準備段階で血と髪の入った瓶を用意しておき、魔法陣を描くだけで使用可能となるようにピルテが準備しておいた為、即座に使えたのだ。

ピルテは、周囲に木が生えてきた段階で魔法陣を描き始め、突撃すると見せ掛けて自分は隠れ、ダミーをバンシーに向かわせたのだ。


巧妙に隠れた本体に気が付かず、ダミーを攻撃したバンシーに、大きな隙が生まれる。


「はあっ!」

「はっ!」


ハイネリンデとピルテが、その隙を見逃すはずはなく、即座に左右から挟み込んで、槍型のシャドウクロウで攻撃を仕掛ける、


ザシュッザシュッ!!


ハイネリンデの攻撃はバンシーの左脇腹に、ピルテの攻撃は右の脇に直撃する。


ブンッ!!


二人を体から離そうと両腕を無茶苦茶に振り回すバンシー。ラッキーパンチでも、死ねる威力が有る為、二人は即座に離脱する。

抉られた脇腹から血が吹き出してくる。

しかし、たった一撃で倒せる程、Sランクのモンスターは甘くはない。


ブンッ!!


「キィィェェェェエエエエエ!!」

「「っ!!」」


自分の口元の魔法を破壊し、即座に叫ぶバンシー。

ハイネリンデとピルテは、魔具の発動に遅れ、近場でその叫び声を受けてしまう。


大音量の叫び声によって、聴覚を強く刺激され、ハイネリンデとピルテの視界が揺れる。


少し離れた位置に居たサザーナとアイザスでさえ、耳を塞ぎたくなる音量だ。接近していたハイネリンデとピルテからしてみれば、最早痛いと感じる程だろう。


「アイザス!」


サザーナは叫んでいるが、アイザスは耳鳴りで聞こえていない。しかし、二人の動きはピッタリと合っており、同時に魔法を展開する。


「くっ…」


ハイネリンデとピルテは、何とかバンシーから距離を取ろうとするが、足がふらついて上手く距離を取れない。


「キィィェェェェエエエエエ!!」


駄目押しの叫び声と同時に、二人に対し、振り下ろされるバンシーの両腕。

二人は避けるどころか歩く事さえ出来ない。


ガリガリガリガリガリッ!


しかし、二人の体を包み込むように、黒い半透明の膜が現れ、バンシーの爪を受け止める。


これも、ダークシェルと呼ばれる吸血鬼魔法で、術者の血と闇魔法を混ぜ合わせた物を媒体として使う。

混ぜ合わせると簡単に言っているが、この混ぜ合わせるというのにかなりの時間を要する為、事前準備が必要となる。


アイザスとサザーナは、それぞれこの媒体を用意しており、ハイネリンデとピルテが危険だと感じた時に、使用するようにと言われていた。


二人が危険だと判断したサザーナとアイザスは、即座に血と闇魔法を混ぜ合わせた物を詰めた瓶を、ハイネリンデとピルテに投げ付け、魔法を発動させたのだ。


因みに、このダークシェルという魔法を元に、アーテン-アラボルが黒防殻こくぼうかくという魔法を開発したらしい。


バリバリバリバリッ!


バンシーの爪を何とか凌いだ二人は、直ぐに魔具を発動させて、一度後ろへと下がる。


「まだクラクラするわね…」


全員が魔具を起動している為、ハイネリンデの独り言は聞こえていないが、ピルテも同じ状態だ。

バンシーも手負いではあるが、まだ倒れる様子は無い。


ズガガッ!


ハイネリンデとピルテが、バンシーと向かい合って様子を伺っている最中、後ろから、中級土魔法、ロックスピアが飛んでくる。アイザスとサザーナの魔法援護だ。


「キィィェェエエエエ!」



ガンッ!ガンッ!


バンシーは簡単に、そのロックスピアを破壊してみせる。


ブンッ!


バギバギッ!


後ろの二人が鬱陶うっとうしいのか、バンシーが、破壊したロックスピアの破片を投げて牽制する。


しかし、アイザスとサザーナは上手く障害物を利用して攻撃を避けつつ、魔法を放ち続ける。

これが吸血鬼で無かったならば、そこまで後方からの魔法は意味を持たない。

身体能力が高く、次々と場所を変え、角度を変えて撃ち込まれる魔法。しかも、魔力量が多い為、上級魔法も次々と飛んでくる。流石のバンシーも無視は出来ない。

これこそが、この木のアスレチックを組み上げた理由だ。


吸血鬼としての身体能力を利用した、高機動の後方支援。簡単に捕まえるのは難しい。


近場のハイネリンデとピルテも当然攻撃を仕掛けてくるから無視は出来ない。


バンシーとしては、かなり辛い状況である。


危険なシーンは何度かあったものの、ここまでの策は、ほぼ完璧にバンシーに刺さり、苦しめている。

実に悪くない展開である。このまま上手くバンシーをコントロールしながら、ダメージを与え続けられれば、簡単に倒す事が出来るし、それが理想である。

そして、その形が、今まさに完成しようとしていた。


ズガガッ!ズシャッ!


ピルテの攻撃が当たり、それに反撃を繰り出そうとするバンシーだが、後方から放たれる魔法によってそれを妨害される。


「キィィェェェェエエエエエ!!」


肌に感じるバンシーの叫び声。しかし、耳には入らない。


ズシャッ!


次はハイネリンデの攻撃がバンシーを捉える。


ブンッ!ズガガガガガッ!


反撃の為に振った腕は、木々を破壊こそすれ、ハイネリンデには当たらない。サザーナが上手く魔法でハイネリンデの離脱を補助しているのだ。


「キィィェェェェエエエエエ!!」


全身に傷を受け、満身創痍のバンシー。

しかし、野生のモンスターであろうとダンジョンのモンスターであろうと、モンスターに諦めるという言葉は無い。


ザシュッ!ズガガガガッ!


ハイネリンデとピルテの攻撃を受けながらも、何度も反撃を繰り返すバンシー。

度重なる攻撃をひたすら受け続け、それでも立っている姿は、間違いなくSランクのモンスターである。


そして……


「キィィェェェェエエエエエ!!!」


バギバギッ!!


「っ?!」


攻撃に怯みながらも振った腕が、周囲の木に当たり、偶然、木の一部がピルテへ向かって飛んでいく。

一部といっても、人族ならば大の大人でも簡単に潰れ死ぬ大きさだ。


ガンッ!

バギィィン!!


偶然のラッキーパンチを貰ってしまったピルテ。彼女に掛けられていた付与型の防御魔法が全て剥がれてしまう。


ガンッ!


「ぐっ!!」


それでも抑えられなかった勢いによって、吹き飛ばされてしまったピルテが、木の一つに背中を打ち付ける。

声は聞こえないが、痛そうな声を出しただろうと全員が分かる程、強かに背を打った。


その光景を見たハイネリンデ達に、一瞬の隙が生まれる。


「下がって!!」


ハイネリンデは、全員が魔具を起動していて、声が届かない事も忘れ、声を張り上げる。


「キィィェェェェエエエエエエエエエ!!!」


ピルテに気を取られていたサザーナとアイザスは、ハイネリンデの焦った顔を見逃してしまう。


バギギギギギッ!


バンシーが周囲の木を全て破壊するかの如く、両腕を振り回しながら走り出す。

ピルテに当たったような巨大な木片がアイザスとサザーナ、そして倒れたピルテに襲い掛かる。


「っ!!」


ハイネリンデは唯一、安全な場所に居たが、危険が迫る中、うずくまって動けなくなっている娘を見捨てることなど出来ず、全力を脚部に集め、一瞬にしてピルテの目の前へ立ち塞がる。


「キィィェェェェエエエエエ!!!」


バキバキバキバキッ!!


「っ!!」


カンッ!ガンッ!


次々と飛んで来る木片を、何とか防いでいるものの、バンシーの突撃が目前に迫って来ている。


「はあああぁぁぁぁっ!!」


ピルテを置いてその場を退く事など出来ないハイネリンデは、バンシーの突撃に気合いを入れて立ち向かおうとする。


ここまでの攻防で分かるとは思うが…ハイネリンデがバンシーの突撃を直接止められる可能性は、ほぼゼロ。それが分かっていても、彼女はその場を動かない。


バキィィン!バキィィン!


飛んで来る木片が、アイザスとサザーナを覆っていた防御魔法を吹き飛ばす。音は聞こえないが、間違いなく、二人の防御魔法は消し飛んだ。

二人はギリギリで危険地帯を脱したが、ピルテと同じように吹き飛ばされてしまい、動けそうにない。


「キィィェェェェエエエエエ!!」

「はああああああぁぁぁぁっ!!」


バンシーの叫び声と、ハイネリンデの声が周囲に響き渡る。


ズシャァァァ!!


「……………………………」


全力で、何とか受け止めてやろうと気合いを入れたハイネリンデの目の前で、バンシーが前のめりに倒れ込み、泥水の中へ顔を突っ込み、動きを止める。


「た、倒した……の?」


ハイネリンデは左耳の魔具を解除し、倒れたバンシーに近付く。

爪型にしたシャドウクロウを伸ばし、倒れたバンシーをツンツンしてみるが、反応が無い。


耳を傾けても、心音が聞こえない。


「死んでいるわね…………はああぁぁぁぁぁ………」


盛大な溜息を吐き、濡れるのも気にせず、その場に腰を下ろすハイネリンデ。

バンシーもギリギリの状態だった為、最後の瞬間、ハイネリンデに爪を届かせる前に力尽きたらしい。

九死に一生を得た気分でハイネリンデの全身から力が抜けていく。


「うっ……お母…様…?」


「ピルテ?!大丈夫?!」


真後ろに居たピルテが、目の前に座るハイネリンデに気が付き、声を掛けてくる。どうやら気を失っていたらしい。


直ぐにピルテの魔具を停止させる。


「はい…とてつもなく痛みますが…何とか大丈夫です…」


横腹を抑えて何とか受け答えるピルテ。


ハイネリンデ自身も、右耳は未だ耳鳴りが酷く、飛んできた木片を全ては受けきれなかった為、小さな傷をいくつも作っている。


「ぐっ……ハイネリンデ様…ピルテ様…ご無事ですか…?」


よろよろとふらつきながら、吹き飛んだ木々の奥から現れるアイザスとサザーナ。

アイザスは吹き飛ばされた時に頭を打ったのか、頭部から血を流し、サザーナは腕に木片が刺さっている。


「私達より、二人の方が重症ね。他人の心配をしている場合では無いでしょう。直ぐに治療するから座りなさい。」


「「申し訳ございません…」」


二人は声を合わせて謝罪する。


謝罪は、治療してもらうことに対してではなく、ハイネリンデとピルテが危険な時に、援護が出来なかった事に対してである。


「あの状況で、二人が私達の援護に入るのは無理だったわ。それに、油断したピルテが悪いわ。」


「はい……」


「そんな!ピルテ様は!」


「悪い事は悪いのよ。庇ったところで、ピルテの成長をさまたげるだけよ。」


「…………………」


「今回は本当に運が良かっただけだということは分かっています。次からは気を付けます。」


「そうね。あんな肝を冷やす思いは二度とさせないで欲しいわ。」


ハイネリンデの言葉は、厳しいようで優しい。


戦闘で…特に、相手が強敵であればある程、気を抜く事は死に直結する。分かっていても、気を抜いてしまう瞬間というのは、誰にでも有るものだが、それを生きていたから良しとしてしまえば、いつか必ずそれが原因で死んでしまう。そんなことにならないように、ハイネリンデは厳しく言っている。

それを分かっているからこそ、ピルテも真摯しんしにその言葉を受け止めているのである。


「それにしても…本当に厄介な奴でしたね。」


うつ伏せになって倒れるバンシーを見て、サザーナが呟くように言う。


「そうね…私達程度の実力では、この辺りの相手が限界でしょうね。

もし、この先、これ以上の相手が現れた場合は、直ぐに逃げるわよ。アラボル様を探しに出て、関係無いところで死ぬのは御免よ。」


「はい。しっかり索敵しますね。いっ!?」


話の途中で、ハイネリンデがサザーナの腕に刺さった木片を引き抜く。


「痛かったかしら?意識が向いていない時に、一気に引き抜くのが良いと思ったのだけれど。」


「い、いえ。大丈夫です。」


青い顔をしながら、眉を寄せつつ笑顔を見せるサザーナ。かなり痛かったらしい。

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