第274話 ガラク戦 (2)

これがサクラ様の桜乱眼の力…まさか飛んでくる矢を止められるとは思わなかった。神力を纏わせていたみたいだけれど…それがこちらにとって、寧ろ有利となったみたい。


ただ、サクラ様は苦しそうな声を出していたし、魔力の消費によって、体に負荷が掛かかっているのかもしれない。


「ま、魔法か…?」


サクラ様はセナの背中に隠れているし、私が魔法を使ったと勘違いしてくれているみたい。これは使えそう。


矢は止まっただけで、その後は床に落ちて動きを止めたけれど、遠距離攻撃を到達前に止められた事は、相手にとってかなりショックな事。

何度撃っても止められてしまうのであれば、遠距離攻撃の意味が無くなってしまう。


ヒュヒュン!


確かめるように、もう一度二人が矢を放つ。


「…っ!……」


矢は先程と同じように中間地点で止まり、カタリと音を立てて落ちる。


「サクラ…」


「…大丈夫です。」


セナの心配そうな声の後に、辛そうなサクラ様の声。そう何度も使える手ではなさそう。


「また止められたぞ!」


「魔法陣は見えなかったぞ?!」


「魔具かもしれん!あの盾が怪しいぞ!」


「だが、それならば何故最初から使わない?!おかしいだろう!」


「何か条件でもあるんじゃあないのか?」


「条件って何だよ?!」


「俺が知るかよ!」


混乱はなはだしいとはこの事。

私も、サクラ様に注意が向かないように、右手を盾の後ろに隠して、さも私がやったかのように見せていたからというのもあるけれど。


「サクラ様。もう大丈夫です。ありがとうございました。」


私は口元を盾で隠して、サクラ様に声を掛ける。これ以上サクラ様に無理をさせるわけにはいかない。

それに、これだけやれば十分。


「もう一度!」


ヒュン!


カンッ!


次は矢が止まらず、私が盾で払い落とす。


「やはり条件が有るみたいだぞ!」


「その条件が分からなければ意味が無いだろう!」


「無駄撃ちする余裕は無い!条件云々うんぬんより、前に出て隙を作れ!」


後方から矢を撃ち込んでいるだけではらちが明かないと気付いた。というのか、勘違いしてくれた。


矢が完全に通らないわけではなく、撃ち込んだうちの何本かは通ると思っている。となれば、遠距離攻撃を捨てるという選択肢は、頭の中から消えるはず。


これで、前線の敵兵達だけを引っ張り出せる。


後は、後衛が矢を放てないように、私が隙を見せずに立ち回れば良いだけ。


こちらの思う通りの動きをしてくれているし、そろそろ周囲の環境も変えていこう。


私は腰袋からセナ作、鉄球ボーラを取り出し、走り寄ってくる敵兵の方向へと投げ付ける。


ボンッ!


「なんだっ?!」


「避けろ!」


相手の目前で破裂した鉄球から、鎖が四方へ伸びる。


ガガガガッ!


鎖の先端に取り付けられている鉄片が、柱、天井、そして床に刺さり、巻き付く。

室内では、狭すぎて本来の使い方が出来ない。上手く相手に巻き付けられれば、束縛出来るのだけれど、私の狙いはそこではない。


「くそっ!邪魔だ!」


部屋の中に蜘蛛の巣が出来たように鎖が伸びている為、見るからに邪魔そうだ。


ガギィィン!


何人かは鎖を斬ろうとしたのか、刀を振り下ろしているけれど、セナが一つ一つ手で作り上げた作品が、そんなにヤワなもののはずが無い。

むしろ、振り下ろした刀の方が欠けてしまったのではないだろうか。


完全に封鎖まではいかないものの、進行の妨げにはなる。そのせいで数名の前進が遅れ、更に人数が制限される。


「サクラ様!セナ!移動しながら戦いますよ!」


「はい!」

「分かったわ!」


少し相手の数を削っては移動、削っては移動を繰り返していく。


相手も後が無い為、戦い方は慎重で、一気に数を減らす事は出来なかったけれど、徐々に徐々に数が減り続け、半数となった頃。

時間で言えば、十分程経った頃。やっと、私のイメージを形にする事が出来た。


弓兵は七人中四人が近接戦闘に参加。

私達を取り囲もうとしている連中は、残り十人。

こちらの戦闘に参加していない者達は、ゲンジロウ様の方を向いているけれど、あちらはあちらで手こずっている様子。


ズガガガガガガガガッ!


「ガラク!」


「さっさとその力を寄越しなさい!」


ガギィィン!


スゴォォン!


「絶対に渡さないでござる!」


何度も何度も吹き飛ばされているゴンゾー様。

それでも怯む様子は一切無く、何度でも立ち上がり、立ち向かう。


この城内での戦いにおいて、有利なのは間違いなく鬼士隊。

私達は下っ端連中を押しているように見えるかもしれないけれど、そんな事は無い。

人数差が有れば、逃げるだけでも体力は削られていくし、アイテムも無くなっていく。実際に、既に使えるアイテムは全て使い切った。

腰袋に残っているのは火を出す類のアイテムと、傷薬、魔力回復薬のみ。

セナから貰った投げ短刀は残っているけれど、鉄球ボーラは全て使った。


万事ばんじきゅうす。


それが客観的きゃっかんてきに見た現状だと思う。


でも、それも全て、私のイメージ通り。


「はぁ…はぁ…」


度重なる敵兵の攻撃によって、私の体力も随分削られてしまった。


「そろそろ観念しろ。人族の女。」


「はぁ…はぁ……ふぅ…」


息を整えていると、敵兵の一人が、私に向かってニタリと顔を歪ませる。


また犯すことでも考えているのだろうか。

この段階まで残っている敵兵でさえ、この有様ならば、鬼士隊の連中は全員、低俗な輩ばかりということになる。

こんな奴らに島の未来を託す人など、一人も居ないと、心の底から思える。


私は腰袋から魔力回復薬を取り出す。


小瓶の中に残っているのは、残り二粒。

そろそろサクラ様とセナに掛けた黒防砂の効果も残り回数が少なくなってきた。


毎夜の魔眼発動練習で、魔力総量が上がっては来たけれど、今の状態で二人に黒防砂を掛け直したら、魔力が枯渇こかつしてしまう。


一粒取り出して口に放り込む。


「セナ。」


小瓶をセナに向かって投げる。


「それをサクラ様に。そろそろ動きます。」


「……分かったわ。」


セナは、それが何かも聞かず、サクラに渡す。


「……っ?!」


サクラ様は、体内に残っている魔力が全快した事を感じ取り、驚いているみたい。


ただ、それを表情に出しても、口には出さない。

このタイミングで魔力を回復させたという事は、私が魔法を使おうとしている意図は伝わったはず。

サクラ様がセナに耳打ちするのを横目に見て、盾を構える。

セナは、少し前から、私のやりたい事をそれとなく感じ取っていたみたいだから、魔法を使おうとしている事が伝われば、合わせて動いてくれるはず。


「そちらもそろそろ人数が減って、辛くなってきたのではないですか?」


「女一人に手こずっているのは認めよう。だが、それもここまでだ。

そろそろ限界だろう?大人しくしていれば、悪いようにはしないぞ?」


仲間をこれだけ殺されたというのに、その仇を討とうという発想は無いらしい。

全員ガラクを崇拝しているけれど、互いを仲間だとは思っていないのだろう。知れば知る程、理解が難しい組織だ。


「私がご主人様以外にひざまずくわけが無いでしょう……と言っても、分からないですね。

それでは、分かりやすく言いましょう。」


私はハッキリと、相手に聞こえるように言葉を放つ。


「お前達のような下衆げすの中の下衆が、私達に跪くならばまだしも、私達が跪く事は有り得ません。

今直ぐ殺して差し上げます。」


「……如きが生意気なっ!」


「この枷は普通の枷とは違います。理解は出来ないでしょうね。」


「…悪いようにはしないでおこうかと思ったが、お前だけは陵辱りょうじょくの限りを尽くしてから殺してやる。」


「ご主人様の所有物に、髪の毛一本でも触れられるとお思いですか?

それが自殺行為だという自覚すらない愚か者には、命で代償を払って頂きましょう。」


「ぬかせ!!」


挑発に挑発を重ねたところで、男が私に向かって走り出す。


こんな単純な挑発に乗り、策も無しに突撃してくるとは、何と短絡的たんらくてきな事か。

もしかしたら、挑発に乗っても対処出来ると思っているのかもしれないけれど、相手が挑発してくるということは、勝てる策が有るからだと、誰にでも予想出来るはずなのに。

それを圧倒出来る程の力…まさに、今横で戦っているゴンゾー様やガラクのような力が有ればまだしも、大した力も持たない、ただの雑兵ぞうひょう如きが、何も考えずに突撃。

どうやら、彼は心の底から死にたいと思っているらしい。


ならば、私がその願いを叶えて差し上げましょう。


私は、構えていた盾を


右手で描いていたのは、上級闇魔法、ダークブランチ。


魔法陣から無数の黒い枝…というより、帯が伸びていき、敵に絡み付く。絡み付かれた者は、行動を制限され、簡単に解く事は出来ない。

逃げ出す方法は一応存在するけれど、その方法は上級の光魔法を使用しなければならない。

上級光魔法を使用する鬼人族は少ない為、実質的には、解除不可能という事になる。

海底トンネルダンジョンで手に入れた、黒原という魔法の上位互換のような、範囲妨害系の魔法。

神聖騎士団には、光魔法の使い手が多いため、使う機会が無かった魔法の一つ。ただ、解除不可能な相手に対しては、かなり有効な魔法で、黒い帯は目に見えるけれど、無形。つまり、物理攻撃や他の魔法では消える事がなく、切ってもすり抜けるだけ。

そして、黒い帯の動くスピードは、かなり速く、逃げる事は困難。

強力な魔法である為、魔法陣は複雑で、描くのに時間が掛かる。その為、挑発して時間を稼いでいたという事。


「魔法だ!下がれ!」


「ちっ!」


突き出した魔法陣が、黒く光ると、進んで来ていた男が足を止めて後ろへと下がる。


どうやら、彼等は上級魔法の怖さを知らないらしい。

少し離れただけで、範囲内から脱したとでも思っているらしい。

上級魔法は、中級の魔法とは違い、効果や範囲が数段階上がる。当然、その分の魔力は消費するけれど、それを支払うだけの効果を望める。それが上級魔法である。

そして、私が使ったダークブランチは、ここに居る者を捕らえるだけの効果範囲を持っている。


ズズズズズズズッ…


次々と魔法陣から伸びていく黒い帯。


「うわっ?!なんだ?!離れろ!」


ブンブンッ!


ダークブランチに捕まった男が、刀を振り回すけれど、攻撃はすり抜け、切る事は出来ず、更に巻き付いてきた帯によって、行動を更に制限されてしまう。


「逃げろ!捕まるな!」


「逃げろって言ったってどこに逃げれば?!」


「どこでも良い!とにかく捕まる…うわぁぁっ!」


「ひっ?!」


次々と伸びてくる帯に捕まっていく敵兵達。


この魔法は非常に広範囲に、行動阻害の効果を、長時間発揮する。とても有能な魔法なのだけれど、殺傷力は皆無。擦り傷一つ付けることさえ出来ない。


故に、この者達を捕まえても、殺す事は出来ない。


でも、拘束されている状態であれば…ここまで動けなかった彼等が動いてくれる。


「今だ!!一気に殲滅しろ!」


ゲンジロウ様の声。


その声に反応して、兵士達が走り出す。


「「「「うおおぉぉぉっ!」」」」


ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!


ここまで散々やりたい放題やられてきた鬱憤うっぷんを晴らすように、兵士達が拘束されている敵兵達を殺していく。


「ちっ…やはり警戒するべきは、あの枷付きの女でしたか!」


助けに入ろうとするガラク。


ダークブランチの動きが速いとはいえ、目に見えぬ程のスピードで動き回るガラクを捕えられる程ではない。


ダンッ!


ゴンゾー様の目の前に居たガラクの姿が消える。


来る!!


相手が、今の状況を打破する為に必要なのは、魔法を使っている私を殺す事。

狙われるのは当然予想していた。


そして、それを予想していたという事は、当然ながら、その対策も取ってある。


ガラクの姿は見えない。でも、分かる。


黒い帯が伸びる方向、床に倒れた死体、鉄球ボーラで作った簡易的な

それらは、普通に動いている場合、大きな支障にはならない。危険でも無い。

しかし、高速で動くガラクにとっては、非常に危険で避けて通らねばならない障害物。ぶつかれば、自分のスピードが武器となり、自分を攻撃してしまうから。

そんなガラクが、私を狙う際に辿る道筋はいくつか用意したけれど、それら全ての道筋が辿り着く先は、たったの一つ。

それは、私の真正面。


高速で動くガラクが、真正面から私を狙う場合、攻撃してくる可能性があるのは、胸部辺りか、首から上。


こちらの兵士達が、鬼士隊を次々と殺している現状で、敢えて致命傷とはならない腰から下を狙う事は無い。


胸部か頭部か。


その答えは、ガラク自身と、ゴンゾー様との戦いを見ていて、既に出ている。


顔をズタズタにされた恨みなのか、ゴンゾー様を狙う時も、攻撃の八割は頭部、主に顔を狙っていた。


つまり、私を狙う時も、胸部ではなく、頭部。


ガラクの姿が見えないままに、私は頭部を盾でガードする。


ガギィィン!!


大きな力が腕に伝わり、体が後ろへと飛ぶ。


ゴンッ!!

べキッ!


背中に走る痛み。


「ニル!」

「ニル様!」


直ぐ近くに居たセナとサクラ様の声。


激痛が走って、息が詰まる。

攻撃を受け止めた腕に伝わった衝撃に、肩が外れたかと思った。壁に激突して、背骨が折れたかと思った。

とてつもなく痛い。見えない相手の攻撃をのは、流石に無理だった。


でも……受け止めた。防いでみせた。


「ちっ…まさか止められるとは思いませんでしたね…ですが、一度止めただけの事。二度目はありません。」


ガラクの言っている事は正しい。


このを止める為だけに、下準備をしてきた。

二度目の攻撃の事は一切考えていない。


でも、それで良い。


私に攻撃を仕掛けようと構えたガラクの後ろから、刀の鈍い光が走る。


「させぬでござる!!!」


「っ?!」


ガギィィィィン!!


ゴンゾー様の攻撃を、刀で受け止めるガラク。


ズガガガガガガガガッ!


ガラクは攻撃を受け止めたものの、衝撃によって吹き飛ばされ、数メートル、横へと移動する。


「ぐっ…」


ここまで、ゴンゾー様の攻撃を避けてきたガラク。

初めて、ゴンゾー様の攻撃を受け止めた。

想像以上の衝撃だったらしく、吹き飛んだ体が止まった後に、痛みに対する声を漏らす。


「ガラク。お主の相手は拙者にござる。」


カチャッ!


私達とガラクの間に立ったゴンゾー様が、刀をガラクに向ける。


「ゴンゾー様!」

「ゴンゾー!」


サクラ様とセナが、英雄の登場に思わず声を掛ける。


「ニル殿。感謝するでござる。」


「いいえ。私は私の出来ることをしただけです。

後は…」


「承知しているでござるよ。

後は、拙者に任せて欲しいでござる。」


ゴンゾー様が感謝して下さったのは、周囲の状況を見ての事。


ガラクとゴンゾー様が立っている位置は、城の壁と、死体や鉄球ボーラで作り出した、簡易的な闘技場。


高速移動によって抜け出すのは難しく、単純に抜け出そうとした場合、ゴンゾー様に攻撃を許してしまう。

それでも、ガラクの能力があれば、何度かは攻撃を受け止められるはず。

でも、ガラクは一度、ゴンゾー様の攻撃を受け止めてしまった。


刀に込められた殺気。紋章眼で爆発的に増強された神力とパワー。

それらを刀を通して知ったガラクならば、理解したはず。

ゴンゾー様の一撃は、死へと直結する一撃だと。


そんな一撃を放てるゴンゾー様に、二度も隙を見せれば、次こそは殺される。そう頭の片隅で思っているはず。

その意識が焼き付いた以上、ガラクはゴンゾー様を無視して他の行動を起こせない。

いくら私が鬱陶しいとしても、鬼士隊の連中が殺されていくとしても、ゴンゾー様に背を向けるのが、だと、直感的に判断してしまう。


これで私の立てた作戦は、全て完了した。


作戦…というには、色々と不確定な要素が多かったけれど…

例えば、私が作り出した簡易的な壁に、ガラクか気付いて、真正面から来なかったり、攻撃が頭部ではなく胸部だったり、二度目の攻撃をゴンゾー様が止められなかったり…

この結果に繋がらない可能性は十分にあった。


でも…………私は、その不安を、信頼で埋めた。


これまでに、ご主人様とつちかってきた経験への信頼。

ゲンジロウ様への信頼。

セナの職人としての腕への信頼。

ゴンゾー様への信頼。


それらの信頼によって成り立った計画であり、その信頼は不確定要素を、確定的なものに変えてくれる。

他人を物として見ているガラクには、一生思い付かない作戦だと思う。戦闘において、信頼出来るかどうかの差は、とても大きい。背中を任せられる人が居るか居ないかの違いと同意なのだから。

ガラクにも、ミサ、ハラサキ、ドガマという仲間がいた。彼等を信頼し、共に戦えば、もしかしたら、彼等の目的とやらが成就じょうじゅしたかもしれない。

他人を信頼し、背中を預けられるような者ならば、今回のような大量虐殺を実行するとは思えないけれど。


私の作戦は成功したけれど、役目が終わったわけではない。


ゴンゾー様一人で戦って勝てるかどうかは分からないし、隙をついてサクラ様に狙いを変えるかもしれない。

ゴンゾー様の神力は脅威。それを操る能力を持っている桜乱眼は、今、ガラクが最も欲する能力のはず。


「サクラ様。直ぐに防御魔法を掛けなおします。」


ガラクの挙動に目を配りながら、魔法陣を描いていく。

ゴンゾー様の援護の事を考えると、魔力回復薬が尽きた今、サクラ様とセナに黒防砂を掛けたら、自分に回す魔力は無くなる。

もう一度、ガラクの斬撃を止められるかは…微妙なところ。

気を抜かないようにしなければ。


「さてと…二回戦といくでござる。」


いつもの軽い口調で言ったゴンゾー様。

その言葉が切っ掛けなのかは分からないけれど…ガラクが纏っている雰囲気がガラリと変わる。

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