第273話 ガラク戦

「拙者は見た事も無い者の為に命は賭けないでござるが、大切にしている人のを守る為ならば、いつでも命を賭けるでござる。

そして、その笑顔を守る為には、お主を止める必要が有るでござる。」


「…ちっ。これだから馬鹿は嫌いです。」


ガラクも、ゴンゾー様に刃を向けて構える。


ゴンゾー様の言い分は、酷く子供じみた内容に聞こえる。でも、それが一番大切な事のようにも思える。


私がご主人様に助けられ、神聖騎士団と事を構え、生死の境を行くような旅を続けているのは、奴隷であり、心身をご主人様に捧げたから…だけではない。

ご主人様の、心からの笑顔を見ていたい。守りたい。

そう思うから。


その為にも、私は与えられた使命を、絶対にこなしてみせる。


ただ、サクラ様とセナを背後に背負った状態で出来ることは多くはない。

出来ることは、大きく分けて全部で三つ。


一つ目は魔法。

これが最も有効な手段で、魔法に慣れていない彼等にとっては脅威でもある。

ただ、脅威であるが故に、警戒されるし、魔法陣を描いていれば、ゴンゾー様を無視して、こちらが狙われてしまう可能性がある。

決定的な瞬間が見えたならば、使っても良いかもしれないけれど…危険な賭けになりそう。


私が出来ることの二つ目は、投擲物。

先程セナから貰った投げ短刀や、カビ玉、瓶等、ガラクや周辺の者達を殺傷、もしくは、視覚や聴覚を奪い、有利な状況へと導く事が出来る。

但し、ガラク本人にこの方法で手を出せば、魔法と同様に、こちらが狙われてしまう可能性がある。

サクラ様とセナを背負った状況でガラクに狙われてしまうと、対処し切れない。狙うならば、対処可能な取り巻き。

数を減らしておくのは、重要な事だし、なるべく目立たないように周囲の者達を片付けていきたい。


そして三つ目が、戦場の環境を変化させる。

海底トンネルダンジョンで、足場の悪い場所や、トラップ等、そもそもが戦い辛い環境という戦闘を体験してきた。

何も無い、通常の環境下で戦闘を行うよりも、ずっと戦いが苦しくなる事を知ったし、周りの環境が、戦闘に対して、かなり大きく影響を与える事を知った。

室内の戦闘では、あまり大掛かりな事は出来ないし、魔法を使えば狙われてしまう為、方法は制限されてしまうけれど、もし、人為的じんいてきに環境を変化させる事が出来れば、状況は大きく変わるはず。

それに、派手なものでなければ、注目を集めにくいのに、かなりの効果を期待出来る為、出来ることであれば、こちらが有利になる環境へと変化させたい。

当然ながら、派手な動きが出来ない状態では、言う程簡単な事ではないけれど…


周囲の敵兵を倒しながら、環境を変化させ、ガラクの邪魔もしたい。上手くやらなければならないけれど、出来るはず。


「サクラ様。桜乱眼の能力は、ガラクに使わないようにお願い致します。」


「え?!ど、どうしてでしょうか?!」


サクラ様としては、ガラクとゴンゾー様が戦っていて、先程ゴンゾー様が吹き飛ばされたし、援護したい。それはよく分かるけれど…


「ガラクは、桜乱眼の能力に知っているふしが見られました。下手に手を出して、サクラ様が狙われでもしたら、危険ですので。」


私が絶対に守りますから…と言いたいところだけれど、先程の高速移動を用いて、サクラ様やセナを狙われてしまうと、黒防砂の効果があるとしても、守り切れないかもしれない。


「ここぞという時に使うべきなので、私が合図するまでは、使わないようにお願い致します。」


「わ、分かりました。」


「セナは…」


「うちの仕事は分かってるから大丈夫。最後まで使うような状況にならなければ良いけど…」


ご主人様が、セナに頼んで作って貰った奥の手…というか搦手からめて。それを使う時は、どうしようもなくなって、打つ手に困った時。そうならないに越したことはない。


「…………………」


「…………」


ゴンゾー様とガラクは、刀を向け合って対峙たいじ。ゲンジロウ様と兵士達は奥へと進む道を封鎖中。


この状況下で私達に有利となる環境は…


「女を狙え!さっさと殺して奥へ向かうぞ!」


「回り込め!」


考えている時間は無さそう。状況に対処しながら上手くやるしかない。


ビュッ!


カキンッ!


最初の一撃は、離れた位置から飛んできた矢。

弓矢というのは、障害物が多く、狭い為、室内戦ではあまり使われない事が多い。しかし、別に使えないわけではないし、狭い場所でも取り回しが利く短弓たんきゅうを使えば、簡単に攻撃範囲のアドバンテージを取れる。

ただ、長弓ちょうきゅうよりも威力は落ちる為、腕が必要となる…が、神力を持っていると、その弱点を神力で補う事が出来る。

短弓で撃った矢が、長弓の威力で飛んでくる、と言えば分かりやすいはず。


その程度ならば、恐れる事は無い…と言いたいところだけれど……

私は斬り落とせる自信があるし、盾もあるから大丈夫、でも、後ろの二人はそうではない。


四鬼様や、ご主人様、ゴンゾー様方を基準にして考えると、長弓の矢くらい斬り落とせば良い…なんて考えになるけれど、本来、飛んでくる矢を斬り落とすというのは、簡単な事ではない。

私達と室内にいる弓兵の間は、二十メートルもない。

この距離で矢を放つと、一秒にも満たない時間で、矢が私達に到達する。

当たり前のように斬り落とす光景を見てきたけれど、普通はそんな事出来ない。サクラ様は当然、セナにもそんなことは出来ない。

そして、黒防砂の防御効果は、矢にも反応する。

つまり、矢を何度も撃たれて、私が落とし損ねたものが後ろの二人に向かえば、黒防砂が反応して五回の猶予ゆうよのうち、一回を消費してしまう事になる。

とはいえ、私から前に出れば、後ろの二人が狙われてしまう。

ここまで考えが至ると、弓という武器が、どれだけ厄介な攻撃か分かるはず。


ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュン!


弓兵の数は多くないけれど、その内の七人はこちらへの攻撃に転じている。


「っ!!」


ランダムに射出された矢が、真っ直ぐに私達を狙って飛んでくる。流石にこの距離で狙いを外すような腕の悪い者はいない。


カンッ!


まずは一本目を盾で受ける。


カンッ!パキッ!


二本目と三本目はほぼ同時に飛んできていた為、片方を盾で、もう片方を戦華で叩き落とす。


残り四本のうち、二本は私に、一本はセナ、そして最後の一本はサクラ様に向かっている。


私は左手に持っていた黒花の盾を、自分の元に向かってきている矢に向けつつ、サクラ様の方へと向かっている矢に戦華を振り下ろす。


カンカンッ!パキッ!


盾で二本の矢を弾き、サクラ様に向かっていた矢を叩き落とす事に成功する。

その直後、直ぐに盾をセナの方へと向けると、盾から伸びたシャドウテンタクルが最後の一本を掴み取る。


何とか全ての矢を無効化出来たけれど、矢の射出と同時に走り出していた兵士が四人、刀を振り上げている。


私は盾をセナに、戦華をサクラ様の方へと向けているため、相手から見れば隙だらけ。

でも、そんな事は矢を放たれた時から分かっている。


「死ねぇ!」


ブンッ!


一番近くに居た二人が、刀を振り下ろす。


タンッ!


ガンガンッ!


私はその場で床を強く蹴り、体を後ろへと捻りながら回転させる。

刀は、二本とも私の体に触れる事無く通り過ぎ、床を叩く。

私が、そんな行動に出るとは思っていなかったらしい。

私はバク宙の要領で体を回転させつつ、振り上げた足で右手の男のあごを蹴り上げる。


ガンッ!

「ぐっ!?」


真下、死角からの攻撃に対処出来なかった男は、顔を真上に向けて、痛そうな声を出す。

目の前に居る攻撃を終えた体勢の二人、その左右から、残った二人が、刀を横薙ぎに振りながら回り込んで来る。

私の着地に合わせて首と胴を切り裂くつもりらしい。


私一人の為に、弓兵七人に加え、四人が向かってくる。随分と高い評価を受けているみたい。これが初戦中の初戦であれば、女をあなどる人の多いこの島ならば、もう少し数が少なく済んだかもしれないけれど…既に何度か戦闘を行って、私の実力は把握されているみたい。


こういう自分勝手な連中というのは、変なプライドは持っているくせに、女一人に十人以上で攻める事に羞恥心しゅうちしんは無かったりする。それなのに、何か言われたりされると女のくせに…と言い放つ。

本当に理解に苦しむ連中。


タンッ!


私は着地と同時に、もう一度地面を蹴り、今度は体が水平となるように跳ぶ。


ブンッブンッ!


首と胴を斬ろうとした水平の薙ぎ払い。その刀と刀の間に体を通す。


目の前を通り過ぎる刃を確認した後、体を起こして着地。計四本の刀を完全に見切り、回避した私を、四人の男達が唖然あぜんとして見ている。


これは剣技ではなく、ただの軽業かるわざ

ご主人様との連携攻撃の練習で身に付いたもの。

大陸では、軽装備の冒険者が似たような事をしたりするし、猫人族のような、身軽な獣人族が得意とする動きだったりする。

しかし、この島では見ない動きで、一度ユラに見せた時、軽業という言葉を教えてもらった。その為、戦闘で使う事が出来れば、相手の予想を超える事が出来るだろうと確信出来た。

そして、その結果、敵兵四人が、刀を振り抜いた状態で私をボーッと見ている…という間抜けな絵となった。


ザシュッ!ガシュッ!


顎を蹴り上げた男の喉を切り裂き、その流れのまま、横の男の側頭部に戦華を突き刺す。


ブシュゥゥ!

「………ご……」


喉を切り裂かれた男は、自分の首から吹き出す血を手に受けて、何が起きたのか理解した後、後方へと倒れていき、側頭部を刃で貫かれた男は、瞳を左右に何度か痙攣させた後、その場に膝を着いて絶命する。


面食らったとはいえ、戦闘中、かすり傷どころか髪の一本さえ斬れなかった相手を目の前に硬直するなんて、死にたいとしか思えない。


「くっ!このっ!」


残った二人が私から離れようとするけれど、簡単に逃がしたりはしない。


右手の男が刀を振り回しながら下がり、左手の男は死んだ男の一人に足をぶつけてよろけている。


目も当てられない。


戦闘中、周囲の状況は生死に関わる大切な情報。多数が入り乱れる戦闘では特に。

私がご主人様と共に戦う事に決めて、盾を持たされた時、ご主人様から何度も言われた事の一つでもある。

足元、周囲の障害物、死体、攻防によって生じた地形の変化。周囲の状況は常に頭に入れ続け、それを利用し戦う事。これが出来なければ、人は簡単に死んでしまう。


ザシュッ!!

「ぐぁっ!!」


今まさに、私の目の前で、よろけた男が首筋に刃を突き立てられているのが、その証拠。


「っ!!」


もう一人は後ろへ下がり何とか私の攻撃範囲外へと逃げられたみたいだけれど、圧倒的に有利だと思っていた状況から一転し、三人が殺された事に驚愕したのか、生唾を飲み込んでいる。


ヒュンヒュン!


カンッ!パキッ!


私を牽制する為に放たれた矢を、確実に叩き落とし、サクラ様とセナの前へと戻る。


「な、なんだあの女は…」


「聞いていた話よりずっと強い。気を付けろ。」


「気を抜くな!全員で掛かれ!」


今の攻防で更に警戒心を増してしまった様子。

まあ、最初から全員を相手にするつもりだったし、こうなることは分かっていたから、問題は無い。


「……サクラ様。セナ。少しずつ壁沿いに移動して下さい。」


「移動…ですか?」


「死体が足元に有ると、自由に動けません。

それに、矢が厄介なので、なるべく障害物を使える位置で戦いたいのです。」


「分かりました。」


「サクラはこういうの分からないだろうから、うちが先導するね。」


「うん。セナ。お願いね。」


セナは、サクラ様の手を取る。

サクラ様は病気もあるし、速くは動けない。歩くスピードで壁沿いを移動する事になるはず。


「セナ。」


「うん!行くよ!」


私の合図を聞いて、セナがサクラ様と共に移動を開始する。


セナは慎重に歩きながら、コツコツと鞘を壁に当てている。


私が後ろを見なくても、音で今どの位置に居るか分かるようにしてくれているのだ。

短い間とはいえ、ご主人様の指揮の元、共に四鬼華を探してきた。セナも、こういう時、何を考えれば良いのかは分かっているらしい。


ズガガガガガガガガッ!!


ガギィィン!

「ちっ!面倒な男ですね!」


「ここで負ける訳にはいかぬでござるからな!!」


ガギィィン!


ゴンゾー様とガラクも戦闘を続けており、かなり派手に交戦している。


ゴンゾー様は神力による防御と、サクラ様曰く、鬼の手による攻撃によってガラクを攻撃しているけれど、ガラクのスピードには追い付けず、何度もゴンゾー様が吹き飛ばされている。

ただ、現状、どちらの攻撃も相手を傷付けられていないらしく、暫くは今の攻防が続きそう。

もう少し敵兵を減らさないと、援護に入るのは難しいし、急がないと…


カンッ!カンッ!


移動を開始した私達に向けて、矢が何本か飛んでくる。


流石に毎度全ての矢を叩き落とせるわけではなく、何本かは後ろへと抜け、そのうちの何本かは、黒防砂を発動させる。

弓兵からさっさと片付けたいところだけれど、相手もそこまで馬鹿ではなく、兵士達がガッチリと守っている。


「あっ!ニル様!上です!」


ビュビュビュッ!


「っ?!」


突如、天板が落ち、天井裏から鉄製の手裏剣が数枚飛んでくる。


存在を忘れていたわけではないけれど、忍もどきの連中は気配を消すのが上手く、気を付けていても、感じ取れない時がある。


今回ちょっかいを掛けてきた者は、タイミングが実に絶妙で、矢が飛んでくるのに合わせて、手裏剣を投げてきた。


矢を防ぐか、手裏剣を防ぐかの二択を突き付けてきたということ。


「この程度!」


私は、二歩分、後ろへと下がる。


相手の攻撃は天井裏からと、正面から。

二つの軌道の交点に居るから二択を迫られているのであって、少し下がれば、手裏剣の軌道から外れる事が可能。そして後は矢を叩き落とすだけ。

だけ…とはいっても、矢も手裏剣も、相手の全力を込めて放たれたもの。その分飛んでくる速度も速い為、普通なら後ろへ跳ぶより速く攻撃が当たってしまう。私も、ご主人様に速攻を習っていなければ、攻撃を貰っていたかもしれない。


速攻で前に出るより、速攻で後ろへと下がる方が倍ほど難しいのだけれど、出来るまで練習しておいて良かった。


カカカッ!


足元に手裏剣が刺さる。


カンカンカンッ!


飛んできた矢を盾を振って弾く。


せっかく敵がプレゼントをくれたのだから、お返ししなければ。


シャドウテンタクルを発動し、床に刺さった手裏剣を拾い上げ、空中に放り投げる。


ガンガンガンッ!


放り投げた手裏剣に、盾を横へと振って叩き付けると、勢い良く正面へと飛んでいく。


手裏剣を盾で弾いただけなので、回転は不規則で、敵兵を倒したり傷付けられるものではないけれど、相手がそれに注目してくれさえすれば、それで良い。


弾いた手裏剣に、敵兵の目が向いた瞬間に、腰から抜いた投げ短刀を天板の外れた天井裏へと投げる。


ドスッ!!

「ぐっ!!」


ベキバキッ!


天井裏に潜んでいた忍擬きに命中したらしく、残った天板を割って、死体が降ってくる。狙い通り、手裏剣を見ていたのは、忍擬きも同じだったみたい。


「くそっ!」


ヒュヒュヒュン!


天井裏からの不意打ちすら効果の無かった相手に焦ったのか、弓兵がまばらに矢を放ってくる。


ガガッ!カンッ!


三本飛んできた矢のうち二本は、城の柱に阻まれ、一本は盾に防がれて床に落ちる。


矢は効果的な武器だけれど、これだけ障害物がある室内戦では、魔法が無くてもそれなりに防げる。


「無駄に撃つな!」


もう一度矢を放とうとした者を止める声。もう少し矢を消費させてたかったけれど…仕方ない。


「サクラ!移動するよ!」


「はい!」


戦闘の切れ目に、セナが移動を開始してくれる。


ゲンジロウ様が耐えて下さっていたお陰で、弓兵の矢筒に残った矢もかなり少なくなっている。そろそろ遠距離攻撃の終わりが近い。

室内戦では、槍や薙刀などの長物は、むしろ邪魔になる為、使っている者は居ないので、遠距離攻撃が無くなれば、後は接近戦のみ。

そうなれば、弓兵も刀に持ち替えて襲ってくるはず。一度に十人以上が襲ってくるとなると、それはそれで厄介だから、出来ることならばその前に数を減らしておきたい。


投げ短刀を使って数を減らすのも不可能ではないけれど、距離を取られてしまうと、弾かれてしまうし、殺傷力も距離に応じて低くなる。

敵兵を数人だけおびき寄せるような何か……と考えてしまうと、やはり魔法が一番効果的。

現状、相手にのみ遠距離攻撃という手段が有る為、距離を取られているのであって、こちらにも遠距離攻撃の手段が有る、もしくは、遠距離攻撃がそこまで有効ではないと判断させられれば、接近戦での戦闘を任されている者達は前に出て来るしかなくなる。

長距離において、殺傷力があって、相手が動かざるを得ないと思うようなもの…となると、魔法がベスト。

横目で見ると、ゴンゾー様とガラクは未だ派手に打ち合っているし、一度使ってみようかな…


魔法陣を描こうと右手を持ち上げた時。


ヒュン!!


「おい!無駄に撃つなと言っただろう!」


「で、ですが!」


隙間を縫うように飛んできた矢。私の隙を狙ったつもりみたいだけれど、そんな甘い攻撃は通用しない。


魔法陣を描く為に上げた腕を、そのまま矢を払う為に動かす。


しかし…


「な、なんだ…?」


「どうなっているんだ…?」


私に向かって飛んできていた矢が、私と敵兵の中間辺りでピタリと止まる。落ちたとかではなく、空中に留まっている。


「…ぅ……」


後ろから、サクラ様の声が微かに聞こえてくる。

辛そうな声を聞くに、サクラ様がやってくれているみたい。

能力が特別なだけあって、魔力の消費も大きい…とかかな。

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