第220話 シデンの戦い (2)
「敵兵約二百でござるか…」
「どうした?怖くなったのか?」
「何を。楽勝でござる。」
ゴンゾーは刀を抜き取り、二百人の兵士達に刃を向ける。
「言うじゃないか。それなら、ちょっとばかし、城に入る前の準備運動でもするか。」
「そうでござるな。準備運動にはもってこいの相手でござるからな。」
二百対二。一人百人倒せば勝てる。
とはいえ、肩書きは四鬼と四鬼候補。
この二人が戦って、俺の方が倒した数が少ないとなれば、笑い者になってしまう。少し
「雷獣。」
ポンッと音がして、俺の横に雷獣が現れる。
「少し力を借りるぞ。
…バリバリッ!!
俺の刀に青白い雷が絡み付く。
「ゴンゾーは取り敢えず見ていろ。」
「承知したでござる!」
「来るぞ!構えろ!」
「近付かせるな!」
ダッ!
タイラ家の兵士となれば、それなりに鍛えてはいるだろうが、俺の速剣術を見切れる程の者は居ないはず。
試しに、あまり敵陣の深くない位置に走り込んでみる。
ザシュッ!バリバリッ!!
「あがががががっ!」
後頭部を切り裂くと、雷が敵の体を走り、そいつが持っていた刀の先端から前に居た二人へと雷撃が飛び、更に二人を感電死させる。
「なにっ?!」
ブンッ!
ザクッ!
「ぐあぁぁっ!止めろ!無闇に武器を振るな!」
やはり、相手は俺の動きが見えていない。対策を取られる前に、一発大きいのを撃ち込んで数を減らしておこう。
ザッ!
地面を強く蹴り、一瞬にして敵陣のど真ん中へと移動する。
神力を上手く使えば、ただ真っ直ぐ速く走るだけでなく、細々とした場所を自由自在に走り回る事が出来る。
当然、それなりの努力が必要だが、俺は運良くランカに会って、その術を学んだ。自分の努力でどうにか出来る事ならば、それはつまり、手に入る力だということ。どれだけ辛く苦しい努力が必要であろうと、俺はそれを惜しまなかった。
「雷獣!」
バリバリバリバリッ!
俺を中心として、数メートルの範囲に、放射状に、且つ円形に伸びる青白い雷。
「がががががががががっ!」
「うぐぐぐぐぐぐぐぐぐっ!」
周囲一帯の者達が感電し、泡を吹きながら白目をむいている。
雷獣の力は、密集していればしているほど、その威力を発揮する。
タイラ家の者達も、それは分かっているようで、ある程度離れて陣形を組んでいたが、いつもの陣形よりも少し広い程度では、防ぐ事は不可能だ。
感電に感電を重ね、一瞬にして三十人程の命を奪った。
「は、離れろ!もっと離れるんだ!」
「近付くなぁ!」
「まあ、そうなるしかないでござるな。」
ガシュッ!
「ぐあぁぁっ!」
俺に注意の向いている隙に、ゴンゾーが一番手薄な場所に、外側から斬り込む。
感電を警戒して、陣形が広がれば、援護が難しくなり、ゴンゾーの動きに対処出来なくなる。
ゴンゾーを無視しようとしても、それは難しい。
ゴンゾーの刃は、俺のものとは種類が違うだけで、死という恐怖を与えてくる刃であることに違いはない。
無視して俺を対処しようとすれば、ゴンゾーが背後から確実に仕留める。ゴンゾーに対処すれば、俺が確実に仕留める。戦術としては単純明快だ。だが、単純であるが故に、対策は難しい。
「くそっ!外の奴をどうにかしろっ!」
「一気に叩くしかない!」
「だがまとまれば四鬼にい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!」
まとまっていなくても、攻撃の手は緩めない。
もたもたしていれば、その分俺とゴンゾーで数を減らしていくだけだ。
タイラの奴が生きていれば、それなりに兵士達を
タイラが居なくなったからといって、鬼士隊を抜けることなど出来ないのは分かるが、 それでも彼等は、抜けるべきだった。
統率者が居ない集団となれば、二百対一ではなく、一対一を何度も繰り返すのと同じだ。
「おい!先に外の奴を集中攻撃しろ!」
タイラの代役が叫んでいるが、誰の耳にも届いていない。
残り百人ちょっとの兵士達は皆、混乱状態。
「一気に畳み掛けるぞ!」
「承知したでござる!」
逆に、俺とゴンゾーの息は合っている。これならば直ぐに決着が着きそうだ。
と、思っていたが…
「落ち着けぇぇ!!」
剣戟や兵士達の声を上から抑え込むような、大きく太い声。
「ちっ。」
どうやら、まとめ役として有能な者が居るらしい。
声が聞こえてきたのは、堀の向こう側。横門の上。
迫り来る敵を迎撃する為に弓兵が配置される場所に、甲冑を着た男が立っている。
黒色の甲冑の胸元には、何も家紋が入っていない。
「あれは確か…ビゼンだったか。」
記憶を
確か、タイラ家と親しくしていた鬼士の一人だったはず。
どこかの家に仕える男で、腕が良いと聞いた。確か、何度か見た事のある男だ。
本来であれば、胸元に、仕えている家の家紋が入っているはずなのだが、それが無い…という事は、ビゼン個人として鬼士隊に参加しているのだろう。
「タイラ家当主、タイラから受けた恩!ここで返させてもらう!」
ダンッ!!
そう言うと、ビゼンが横門の上から飛び出し、堀を飛び越える。門はかなり高いし、飛び越える事は出来るだろうが…見た目は筋肉ダルマなのに、思ったより身軽な動きをする。
ズダンッ!!
ビゼンは、門の上から飛び、兵士達の中へと着地する。
神力を使って
「俺の名はビゼン!これよりここを仕切らせてもらう!」
ビゼンの言葉は、兵士達へとズッシリ伝わっている。誰も反論など出来ないだろう。
厄介な奴だ。一瞬でバラバラだった兵士達をまとめてしまった。
タイラ家でもない者が、仲が良かったというだけの理由で現れても、目の前の兵士達は言葉に耳を傾けなかっただろう。これは俺達の戦いだと。
しかし、全滅を頭に
恐らく、ビゼンはそこまで考えて、この状況で出てきたのだ。
頭もそこそこ回るらしい。
「良いか!まずは外の奴を潰す!攻撃の時だけ密集し、それ以外は十分な距離を保て!
四鬼の速度は驚異的だが!消えているわけではない!地面に罠を張れ!」
指示は素早く、的確。俺への対策も完璧だ。
「ゴンゾー!一度距離を取れ!」
「承知したでござる!」
このまま続けて戦闘した場合、人数に押し潰されてしまうだろう。仕切り直しになるとしても、ここは一度引くべきだ。
ゴンゾーもそれを理解していたのか、俺が言うより早く、距離を取る準備を始めていた。
ゴンゾーは元々下民の子供だったからか、危険に対する察知能力が高かった。
今、自分を取り巻く状況が、自分を殺すかどうかという、一種の嗅覚が鋭いのだ。
しかも、三年という長い時間をダンジョン内で過ごしたからか、その能力が、更に、研ぎ澄まされている。
戦場においては、単純に腕の良い相手よりも、こういう嗅覚の鋭い奴が、厄介だったりするものだ。
「厄介なのが出てきたな。」
「ビゼン…でござるか。守りに特化した剣術の使い手だったはずでござる。」
「よく覚えているな。」
「名の通った者の事は、頭に入れてあるでござるからな。誰が相手になるか分からないでござるから。」
「ふん。なかなか頭も回るようになったじゃあないか。」
ゴンゾーも、着実に四鬼への道を歩んでいるという事だ。うかうかしていられないな…兄として。
「ビゼンは俺がやる。ゴンゾーは周囲の奴らを頼む。」
「承知したでござる。」
一度仕切り直した事により、タイラ家の連中も落ち着きを取り戻してしまった。分かってはいたが…ここからは準備運動では済まない戦闘になりそうだ。
「弓と魔法を用意しろ!四鬼には極力近付くな!神力を使えるものは雷から身を守るように操作しろ!」
神力を、全身に膜を張るように展開する事で、雷撃はある程度軽減出来る。それを知っているとなると、恐らく、ビゼンは父と戦った事があるのだろう。
しかし、あくまでもある程度軽減出来るだけで、完全には防げない。やりようはいくらでもある……が、城壁の中へ入った後も激戦が続く事を考えると、ここで雷獣の魔力を消耗し過ぎるわけにはいかない。
俺の目的はサクラの救出。この後の事も考えながら力を使っていかなければ。
雷獣の魔法が、相手にとって、特に神力の使えない者には、脅威という事に変わりはないし、纏だけは発動させておく。
「ゴンゾー。飛び道具は大丈夫か?」
「大丈夫でござる。シンヤ殿達と共に戦い、魔法での戦闘も学んできたでござるからな。」
「それならば、俺はビゼンだけを見ているとしよう。」
鬼人族にとって、弱点とも言われているのは、魔法での戦闘だ。
元々、刀で戦う事の多い鬼人族は、魔法に頼らない戦いが基本だ。故に、四鬼も友魔の力を上手く扱えるようになるまで、時間が必要となる。
ゴンゾーは、それを既に体得しているという事になる。
父が、いつも口癖のように、身分によって人の事を判断するなと言っていたけれど、ゴンゾーは、その最たるものだろう。
そこらの鬼士より余程、根性も有るし、能力も高い。ともすれば
「構え!……撃て!!」
ビゼンの号令により、矢と魔法が一斉に降り注ぐ。
俺は単純に足でそれらを避ける。俺からしてみれば止まっているようなものだ。
ズガガッ!
ゴンゾーは用意していた魔法を発動させ、土壁を作り出す。
矢は阻まれ、魔法も土壁に当たり軽く表面を崩すだけ。
「その程度の魔法!シンヤ殿に比べれば溜息程度でござる!」
ゴンゾーは矢と魔法が途切れた瞬間に土壁を
「前衛!構え!四鬼に注意しながら対処しろ!」
「「「「おおぉぉぉ!」」」」
ギンッ!ガキンッ!
ゴンゾーが前衛部隊の連中との交戦を開始した。
やはり、ビゼンの存在が大きい。ゴンゾーが耐えてくれているうちに、俺が奴を屠るしかなさそうだ。
ゴンゾーは相手集団の中央部の連中と交戦している。連携は取れるようになったが、それぞれの能力はゴンゾーの足元には及ばない。次々と斬り捨てている。
たまにゴンゾーが挟む魔法攻撃は、左右に居る連中の取り囲む動きを抑止している。
「流石はゴンゾーだな…」
ゴンゾーには聞こえない声で呟いた後、戦場を見詰める。
中央部はゴンゾーが居ることでかなりごった返している。下手に俺が突っ込めば、ゴンゾーの邪魔になる。
そうなると、進むべきは右手か左手か。
陣形の
どちらから攻め入っても同じなら、悩む必要は無い。
問題は、どの時点で入り込むか…だ。
当たらぬと分かっていながらも、矢と魔法を俺に向かって放ち続けている兵士達。そして、ビゼンは俺から目を離そうとはしていない。
俺が陣形の中へと入り込むのを待っているのだ。
俺が陣形の中へと入り込んだ瞬間に、何かしてくる気だろう。
「こうなる事が分かっていたとでも言いたげだな…」
サクラの誘拐。横門への誘導…そして、そこに出てきたビゼン。
どうやらガラクの思惑通りに事が進んでいるようだ。
そして、その筋書きを壊すのは、俺達の役目ではない。
状況から見て、テジム、下民の者達、そしてシンヤ達。この三点が、筋書きを壊す役目を担っている。
鬼人族の問題に、大陸の者を巻き込んですまないとは思っているが……サクラを助ける為ならば、悪鬼にでも助けを求めるだろう。
「とはいえ…全ては、ここを突破しなければ、話にならないが…」
相手の陣形は単純なものだ。
ビゼンを中心として、半円状に弓部隊と魔法部隊が固まっており、その周囲に設置型の魔法。
その外側に中衛部隊。更に設置型の魔法を挟んで、前衛部隊となっている。
設置型の魔法は、恐らく踏むと発動するものだろうし、回避はそれ程難しくはない。ただ、無視も出来ない為、魔法の手前で一度止まる必要がある。
それがビゼンの狙いだろう。
「まだまだでござる!!」
ガギィィン!!
ブシュッ!
ゴンゾーは全身に浅い傷を作りながら、前衛部隊との戦闘を続けている。既にかなりの数を倒しているが、ビゼンは動こうとしない。
「俺が動くのを辛抱強く待つ気か…」
このまま時が過ぎれば、ゴンゾーの体力が削られ続ける。相手の数が多いため、体力の限界が来る可能性は高い。
「ちっ……俺が何とかするしかないか…」
罠だと分かっていても、突っ込んで対処し、無理矢理突破口を開くしか手は無さそうだ。
グッと足を曲げた瞬間。
「まだでござる!!」
「っ!?」
俺の体を引き止めるゴンゾーの声。
「拙者ならばまだまだ戦えるでござる!」
こちらを見ずに、ゴンゾーが叫ぶ。
任せろ。必ず隙を作ってみせるから。
ゴンゾーの背中が、そう言っている。
「生意気な奴め。」
ゴンゾーと会った時に、俺が発し、父に叱られた言葉を、敢えて使った。あの時とは違う感情で。
「うおおおおおおぉぉぉぉ!!」
ガシュッ!ザシュッザシュッガシュッ!
「ぐあっ!」
「ごぁぁ!」
ゴンゾーが気合いを入れ、周囲の者達を次々と切り裂いていく。
「簡単に止められると思うなでござる!!」
ドガッ!!
「ぐぅっ!」
ゴンゾーが正面の敵を蹴り飛ばすと、二、三人巻き込んで、後方へと吹き飛ぶ。
ドサッ!
巻き込まれて吹き飛んだ者達が背中を打ち付けた地面は、先程罠の魔法を設置した場所だ。
「しまっ」
チリッ…ゴウッ!!
設置されていた魔法が発動し、上に倒れた者達が、炎に包まれる。
「い゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ぎゃあああああぁぁぁ!」
炎に焼かれた者達がのたうち回ると……
ズガガガガガガガッ!
その横に設置されていた罠の魔法も発動し、地面から木の棘が数本突き出してきて、燃える男を串刺しにする。
「あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ……ぁ……ぁ………」
パチパチと、人の脂が爆ぜる音がここまで聞こえてくる。
「二つも解除出来たとは…運が良いでござるな。この調子で道を切り開かせてもらうでござる!!」
ガシュッ!ザシュッ!
「ぐあぁぁっ!」
「何をしておる!さっさと押し潰さぬか!」
「やっておりますが…」
「だ、駄目です!強過ぎます!」
「止まりません!!」
ワナワナと震えるビゼン。ゴンゾーの力を見誤ったらしい。
ただの下民如き…とでも思っていたのだろう。
ゴンゾーは、言ってしまえば、俺の父とゲンジロウ様。二人の四鬼に育てられた男だ。
父には精神を、そしてゲンジロウ様には肉体を育てられたゴンゾーが、弱いはずがあるまい。
「ぬおおぉぉぉ!」
ドガッ!
ズガガガガガガガッ!
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
またしても罠が一つ解除される。
「くくく……ははは!」
笑いが堪えきれなかった。
悪鬼だ、下民だと蔑まれ、不遇の限りを体験してきたゴンゾーが、今。鬼士の者達をその手で圧倒している。
ゴンゾーの殺気と実力に、皆が恐れおののいてる。
「止めろ!その悪鬼を止めろ!!」
ビゼンが叫ぶが、取り囲もうと、数人で襲い掛かろうと、ゴンゾーの進撃は止められない。
遂にゴンゾーは前衛部隊を突破し、中衛部隊とも交戦を開始する。
「相手は四鬼でもない輩たった一人だぞ!早く潰せ!」
ビゼンは焦りを隠せず、何度もゴンゾーを殺せと叫ぶ。
そして、その焦りが、遂に隙を作り出した。
ビゼンは、俺から目を離し、ゴンゾーを注視し、一瞬だけ、俺の事が頭の中から抜け落ちたのだ。
ゴンゾーが体を張って作り出した隙だ。無駄にするはずなどない。
即座に走り出し、敵の間を縫って、一気に中衛右手側へと走り込む。
ドガッドガッ!
俺もゴンゾーに習い、相手を数人蹴飛ばし、設置された魔法を発動させる。
ズガガガガガガガッ!
「あがぁぁぁぁ!いでぇぇぇぇ!」
どうやら、風の刃で相手を切り刻む魔法だったらしい。
「くそっ!しまった!」
ビゼンが俺に気が付いたが、もう遅い。
「直ぐに陣形を密集させろ!」
ビゼンが周囲の者達に指示を出すが、密集陣形を作る前に、俺はビゼンの元まで駆け抜ける。
「っ!!」
ガギィィン!
俺の動きが見えていたのか、感じ取ったのか、ビゼンは、首への攻撃を刀で受け止める。
「くそっ!」
ブンッ!
ビゼンの振った刀は、虚しく空を斬る。
「何かしようとしていたらしいが、ここまで近付けば、それも出来ないだろう。」
「ならば斬るまで!」
ビゼンが構えを取ると、周囲の兵士達も刀を抜いて俺に向ける。
「四鬼とはいえ、まだまだひよっこ!恐るるに足らず!」
ザンザンザンザンザンッ!
俺は周囲に居る者達の半分を、文字通り、瞬く間に屠ってみせる。
斬った感触が、普通と違い、少し硬い…と言えば良いのか、ねっとりした感触だった為、恐らく神力によって体に防御を施していたのだろう。
それでは斬撃を止められないと分かっているはずなのに、死にたくないと防御を固める。気持ちは分からなくないが、それでは生き残る事は出来ない。
ゴンゾーのように、相手を斬る為に策を講じた者が生き残る。ここはそういう場所だ。
「こんなはずでは…」
「戦が思い通りに進むと思うな。そんな事すら分からんとは、人をひよっこ呼ばわり出来た立場でないな。」
「
ビゼンは刀を強く握り締める。
「掛かれぇ!」
ビゼンの言葉と動きに合わせ、残った者達と、ビゼン本人が斬り掛かってくる。
「速剣術……
速剣術、綾取は、自分の出せる最高速度で、範囲内を行き来し、斬撃を繰り出し続けるという剣術だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます