第215話 西地区

魔眼を使わなくても分かる、声色は穏やかなのに、どこか冷たい感情を含んでいる。


「お久しぶりですね。」


「……何故こんな事をしているのですか?!」


「まだ目標を達成していないのに、簡単に喋ると思いますか?」


「……………」


「そうにらみ付けないで頂きたい。

折角の美しい顔が台無しですよ。」


「……何故ここまで私の事を執拗に狙うのですか?」


「……………」


私の顔を真っ直ぐに見るガラク。言葉は発さず、仮面の奥に見える目だけが、あやしく光る。


「話は後にしましょう。

行きますよ。」


ガラクは私から視線を切り、鬼皇きこう様方が居らっしゃる城の方を向く。

私の周りには、常に何人もの仮面の男達が立っている。

縛られたり、何かされるわけではなさそうだけれど、自由も無さそう。


目を横に走らせる。見えないけれど、忍の男性がこの状況を見てくれているはず。

いまは黙って従っておこう。

必ずどこかで、兄上や…ゴンゾー様が来て下さる。


日が沈み始めた空を見上げ、気持ちを入れ替える。


今は大人しくしているけれど、父上と母上を殺した者達に、最後まで好き勝手にはさせない。


ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー



次々と西門から外へと流れ出てくる人々。


その流れに逆らうように、俺達を乗せたラトが西門へと近付いてくれる。


黒い道着を着た者達が人々を誘導している。テジムの関係者かは分からないが、敵ではなさそうだ。

入る前に話を聞いておきたい。


「何が起きたの?!」


俺が思うより早く、セナが口を動かしていた。


「……あなた方は…」


「すまない。俺はシンヤ。街で何が起きているのか知りたいんだが。」


「我等が頭領とうりょう、テジムから話は聞いております。」


「テジムから…?」


「騒ぎが起きて直ぐに伝令が走りました。西門か南門に、大きな友魔を連れた方がいらっしゃるはず、その方は直ぐに街中へ通すようにと。」


「なるほど…」


「伝言も預かっておりますので、こちらへどうぞ。」


どこに誰がいるか分からない状況で、無闇矢鱈むやみやたらに情報を話す事は出来ないのだろう。


門の端に寄って、人気を避けたところで、黒い道着を着た鬼人族の男性が話を始める。


「まず、今の状況から御説明致します。

時間も有りませんので、手短てみじかになりますが…」


そう前置きがあった後に聞かされた内容は、酷いものだった。


要約すると、数時間前、街中で突如とつじょ、大爆発が何度も起きた事が始まりとなった。そこで既に多くの犠牲者が出たが、そこから更に、鬼士隊の連中が現れ、街の中で暴れ回っている…との話。


死者多数。重軽傷者数多数…街の中は地獄絵図へと変わり果てている…らしい。

街の外の小さな村で聞いた話は大袈裟おおげさなものなどではなく、むしろ、現状はもっと酷いことになっているとの事だった。


「西地区は内部での爆発が無かった為、他の地区からの敵襲以外は被害が無く、比較的安全なので、皆西門から脱出しているという状況です。」


「そん……な……」


「セナ!」


フラつくセナを、ニルが支える。


「今は四鬼様方や、各道場が、状況を収めようとしていますが……」


「厳しいのか?」


「…はい。相手の数が多過ぎます。街の外からも鬼士隊の連中が入り込んでいるらしく…」


「今もなおという事か?」


「はい。」


「門番はどうした?」


「全ての門はこちらが抑えておりますが、どこかからか入り込んでいるようです。」


「………井戸か。」


「はい?井戸…ですか?」


下民の者が使っていた抜け道。俺達が街を最初に出た時に使った抜け道だ。

あれならば門番に気が付かれず出入り出来る。


「そのような抜け道があるのですか?!」


計画は周到しゅうとうなものに感じる。かなり前から、この計画を練っていたと考えると、最初から抜け道の存在を知っていたのだろう。

そうとも知らず、抜け道を使って抜け出していた俺達は、さぞ滑稽こっけいに見えた事だろう。

俺達が外に居た事がバレていたのは、当然の事だった…


「場所…場所を教えては頂けませんか?!」


俺が街の外に繋がる出入口の場所を教えると、直ぐに黒い道着を着た数人の鬼人族男性が動き出した。


街を混乱におとしいれる程の人数がいるのだ。下民しか知らないはずの隠し通路の存在を知っていてもおかしくはない。


しかし、既に騒動が始まってしまっている事から、街に入り込む予定の者達は、通路を抜けた後だろう。


「四鬼達は、どうしているんだ?」


「我々の調べでは、ゲンジロウ様、ランカ様は自分の担当する地区の制圧を行いながら、街の中心へと向かっているとの事です。」


「街の中心に…という事は、鬼士隊の狙いは鬼皇の城か?」


一ヶ月半も街に居たのだから、城の事くらいは知っている。実際に見に行く機会は無かったが、かなり堅牢けんろうな城だと聞いているし、直ぐに落とされる事はないと思うが…いや、城には鬼皇だけが住んでいるわけではない。既に何人か入り込み、内側から崩されていると考えるべきだな。


「恐らくは…」


「小さな事件ばかりに目を向けていたが……鬼士隊の連中は鬼人族全体を相手にしている…いや、オウカ島自体を根底からひっくり返すつもりなのか。」


「四鬼様方の動きを封じるため、街全体に攻撃を仕掛け、その間に城へ…という事です。」


予想以上の大事になっている。ここまで準備が整い、攻撃されるまで手を打てなかった。それに加え、ゲンジロウが動いても情報がろくに入らなかった…となると…鬼皇に近しい者、鬼士の中でも序列の高い者の中にも鬼士隊側の輩が居ると考えた方が良いだろう。


「かなり切羽詰まった状況…という事だな。

シデンはどうしている?」


「シデン様は……」


「どうした?何かあったのか?」


「……妹君であらせられる、サクラ様が誘拐され、その救助に向かっております。」


「そんなっ!!!」


ニルに支えられているセナが叫ぶ。表情は…言葉に出来そうにない。


「助けなきゃ……助けに行かなきゃ!!」


「セナ!駄目です!」


走り出そうとしたセナの手を、ニルが掴んで引き止める。


「放してニル!サクラを助けなきゃいけないの!!」


「セナ一人で行って本当に助けられますか?」


「出来るか出来ないかの話じゃないの!行かせて!」


「落ち着いて下さい!!」


「ニ……ル?」


セナの両肩に手を置いて、グッと掴むニル。

普段は出さない大声と、食い込む程に強くセナを掴む手。


「助けたいと考えているのは、セナだけではありません!ですが!ここで一人走っても犠牲になる人が増えるだけです!」


ニルは眉を寄せて、苦しそうな顔で言う。

走り出したいのはニルも同じだと言いたいのだろう。

当然だ。俺だって今すぐにでも駆け出したい。

だが、これだけ大きな騒動になると、街のいざこざではなく、まさに戦争だ。

将棋と同じく、一人で突っ込んでも囲まれて潰されるだけ。

同じ側の者同士で連携を取って、的確に手を打っていかなければ、詰んでしまう。

今は何より、状況の把握と、俺達の次の行動を決定する必要がある。


「サクラ様の元には、シデン様と、もう一人、ゴンゾー殿が向かっています。」


「…分かった。それで、テジムからの伝言は?」


「西地区から北東へと抜け、ランカ様と合流し、その後、街の中心へと向かって欲しい…という事です。」


「ランカと?ランカが危険なのか?」


「いえ。そういう事ではありません。城への入り方の問題です。」


「正門以外にも入る場所があるのか?」


「はい。城へ至る道は全部で三つあります。

一つはゲンジロウ様が向かわれている東側の正門。

シデン様とゴンゾー様が向かわれている、南側にある横門。

そして、南西に有ると言われているかくし門です。」


「隠し門?」


「代々、北地区の四鬼様と、西地区の四鬼様にのみ存在が知らされている入口の事です。

通常時は使われていない出入口で、他の誰も、その場所を知りません。」


「つまり、俺達はランカと合流して、その隠し門とやらから城内に入れと。」


「はい。既に城内にも鬼士隊の連中が入り込んでいるはず。

西地区も、他と比較すると、まだ被害が少ないというだけで、既に他の地区から敵が入り込んで暴れ回っております。

我々の問題であるのに、申し訳ございませんが、力をお貸しください。」


「分かった。直ぐに街へ入る。」


俺がニル達に顔を向けると、大きく頷く。

セナは…心配や、不安や、怒り、色々がぐちゃぐちゃに混じりあって、精神的に不安定な状態だが…


『セナの事は僕に任せて。』


「ラト……頼む。」


『うん!』


ラトがセナの横に居てくれるなら、大丈夫だろう。


俺達は、こうして地獄へと足を踏み入れた。


まず目に入ったのは、西門へと走ってくる住民達。


街並みは、日本家屋風の建物ばかりだが、全てが黒い。

色合いというものが無い街並みで、何より、道端がどこも狭い。大通りという大通りが存在しないらしい。


「ラトに乗って一気に…というわけにもいかないか。」


屋根の上を伝って…とも考えたが、少し進んだだけで、白い仮面を被った連中が見えてくる。

人手も足りていないと聞いていたし、少しでも相手の数を減らしつつランカの元に向かった方が、犠牲者は減るはず。


「白い仮面の奴らを斬りながらすすむぞ!時間は掛けるな!」


「はい!!」

『分かった!』


セナは未だ精神が落ち着いていない様子だ。


「セナ。」


「……分かってる。サクラはゴンゾーが助けてくれる。だから、うちはうちの出来る事をする。」


セナは、腰から黄蘭おうらんを抜き放つ。


「許さない……絶対に許さない!」


「行くぞ!」


狭い通路の先には、三人の敵。


「街をあまり壊すなよ!」


「はい!」


まずはニルが走り込む。三人の仮面男のうち、一人がこちらに気が付いたが、それでは遅い。


既にニルの魔法陣は完成しており、ニルの手には、海底トンネルダンジョンで手に入れた闇手裏剣しゅりけんが握られている。


「はぁっ!」


ビュッ!


「あ?」


ニルが投げた三つの闇手裏剣を見て、身を伏せたのは、気が付いた一人だけ。


ガッガッ!


気が付いた一人は手裏剣を避けたが、後ろの二人は、反応すら出来ず闇手裏剣の餌食えじきとなる。


何度か試しに使ってみて分かったが、この闇手裏剣という闇魔法は、初級でありながら、本当に多彩な効果を発現する、多様性のある闇魔法だった。


例えば、今回のように、一人に避けられたとしても…


ジャキンッ!


「ぐ……ぁ……」


二人に刺さった闇手裏剣は、栗の棘のように形状を変化させ、避けた男を巻き込んでしまったりする。

問題点を挙げるとしたら、効果はランダムで発現する為、どの効果が出てくるかは運だったりするところと、あくまでも初級魔法であるため、防御系の魔法だったり、魔法の撃ち合いとなると弱いところだろうか。


「止まるな!行くぞ!」


「はい!」


あの程度の相手ならば、ニルだけでも余裕で倒せる。特に、魔法を使った戦闘にはあまり慣れていないのか、防御魔法一つ使ってこない。

これならば、走りながらでも倒せる。


そうなると、今は狭い通路で囲まれて動けなくなる方が怖い。動きを止めず、囲まれる前に敵をほふって行くのが、一番賢いだろう。


「敵だ!殺れ!」


周囲に居た者達が反応し、武器を構えて走ってくる。


「ニル!」


「はい!」


ニルは数人が走り込んで来る目の前に、閃光玉を投げ付ける。


バンバンッ!


突如として目の前が光に包まれた事で、視界を奪われた敵に刃を走らせる。何も見えていない状態の敵を殺すくらい、子供でも出来る。


ザシュッ!ガシュッ!


「ぐあっ!」

「あ゛ぁ!」


無言で相手を切り裂き、一刀で命を絶つ。


はっきり言って、街のゴロツキレベルの相手ばかり。頭数だけ揃えた…といった感じだ。

街を襲撃している者達は、ほとんどがこの程度の相手ばかりだろう。

一部を除いては…だが。


「なんだ?デカいモンスターが紛れ込んでいるな。」


そんな言葉を発しながら、目の前に現れたのは、長めの茶髪、整った顔立ちをした鬼人族の男。

赤や黄色を基調とした派手な着物と、同じような色合いをした派手な長刀を腰に差している。

仮面はしていないが、血に濡れた長刀を肩に預け、不遜ふそんな態度を取っているところを見るに、敵と判断して間違いないだろう。


「あれは……ハヤマ……?」


セナが嫌なものを見たと言いたげな顔をしている。


「どんな奴なんだ?」


「簡単に言えば、悪党よ。身分は鬼士だったのだけれど、街のゴロツキ共を纏めていた男。随分前にランカ様が捕まえて、街から出されたって聞いていたけど…」


「なるほど…そういう連中を街の外から呼んできたのか。」


「お!可愛い子達がいるじゃないかー!良いねー!」


ニルとセナを見て、嬉しそうに、おぞましい笑顔を浮かべるハヤマ。


「俺と遊ぼうよー!楽しませるからさー!ね?!ね?!」


なんというか…典型的なクズの香りがするな。


「そこの醜男ぶおとこより、ぜーったいに楽しませるからさ!」


あー…それは良くない。多少誘ってくる言葉を吐いたくらいならば、大した怒りは買わなかったのに…


「……ご主人様。あの男。私が相手をしてもよろしいですか?」


「お、おう。」


ニルは、冷静に尋ねているように見えるが、俺には分かる。絶対に怒っている。


「ありがとうございます。直ぐに終わらせますので。」


微笑を向けてくるニル。

ランカからそんなスキルまで学んでいたのか…


「ラト。俺達は周囲の連中を片付けよう。」


『うん!分かった!』


セナには、街に入ってからラトがついてくれていた。だが、何もしていなかったわけではない。

襲ってくる連中を、彼女も切り伏せていた。

自分の身を守る程度の剣術は持っているみたいだし、人を斬るのも初めてではなさそうだ。

一人で素材採取に行くくらいだし、そういう時に人を斬る場面もあったのだろう。


「セナは身を守る事に徹してくれ。」


「ええ。分かったわ。でも…ニルは大丈夫なの?相手はゴロツキの親玉だった男とは言え、腕はそれなりのはずよ?」


『一つ二つ次元が違うよ。あの男からは強者のにおいがしないからね。』


「ラトが言うには、ニルと比較したら、雑魚と変わらないってさ。」


「ハヤマが雑魚…」


「それより、あまり余所見よそみするなよ。」


集まってきたのは、全部で十人。

相手は格下だが、セナにとってはそれなりの相手だ。


「ひゅー!あの男を見限って、俺の相手をしてくれる気になったのかー?!」


「…………」


「ん?どうしたんだ?何か言ってくれないと寂しいだろう?」


「ほとほとあきれますね。」


「は?」


「あなたの様な人種には、これまで何度も会いましたが、会話をする事さえ億劫おっくうに感じてしまいます。」


「…なんだと?」


「どこをどう見たら、あなたとご主人様を比較してあなたを選ぶと思うのですか?

思い上がりもはなはだしいですね。

百人の女性に聞いたら、百人がご主人様を選びますよ。」


「…………」


最初は黙っていたニルが、度重なるハヤマの不遜な態度に、饒舌じょうぜつになってしまった。

あれはかなり怒っているな…間違いない。


「あなたのようなゴミ虫が、ご主人様の手を煩わせるなど、私が許しません。

さっさと切り刻んで差し上げますので、大人しく横になって下さい。」


「……言ってくれるじゃないか……せっかく俺が楽しませてやろうと思っていたのに、そこまで言われたら殺るしかなくなっちまうだろう。

美人なのに勿体ない。まあ、殺す前に犯すのも、殺してから犯すのも…俺はどっちでも構わないがな!」


ハヤマは、足を使って、地面の砂を蹴り上げる。


目潰しのつもりだろうか…?

何とも稚拙ちせつな攻撃だ。今更その程度の攻撃で、ニルが崩されることなど有り得ない。


パチパチッ!


飛んできた小石が、ニルの構えた盾に当たり、軽い音を立てる。


「はっはー!」


何が楽しいのか、満面の笑みでニルの側面から長刀を振り下ろすハヤマ。


ニルはその攻撃を受けようとはせずに、余裕を持って避ける。


ズカンッ!!


長刀が地面に当たった時の音とは思えない音が響き、地面が大きく凹む。


どうやら、神力を使えるらしく、力を割増にしているようだ。


「へー。受けずに避けるなんて、そこそこ賢いんだね……ますます犯したくなってきたよ……」


ニタァと笑うハヤマ。男の俺でも身震いしたくなるような気持ち悪さだ。


「……………」


ニルは、無言で凹んだ地面を見た後、ハヤマを見る。


「なんだ?怖くなったか?

今からでも遅くはないぞ。そこでまたを開いてくれれば、許してやるよ。」


「そこまでいくと、気色悪いを通り越して、むしろ面白く思えてきますね。

頭の中に何が詰まっているのですか?」


「………ったく。人の好意は素直に受け取るものだ…ぞ!」


ブンッ!


ハヤマは、腰に差していた鞘を投げ付ける。


何かを飛ばしてから斬り込ないと、気が済まないのだろうか?


ニルはそれを横に避ける。


「はっはー!殺してから犯してやるよ!」


ブンッ!


ハヤマは側面から近付き、大きく横に長刀を振る。

ニルから見れば、背後から長刀が迫ってきている状態だ。

普通ならばピンチに見える場面だが…


ギャリギャリッ!


ニルはそれを読んでいたのか、即座にハヤマを正面に見て、呆気あっけなく長刀を盾で頭の上へと逸らす。

盾に刃が当たる瞬間。それまで刃に対して垂直に構えていた盾を倒し鋭角にする。

ハヤマとしては、ニルを吹き飛ばすつもりで振っていた刀に、思っていた衝撃が来ない為、刀の制御が出来なくなってしまう。

そして、ダメ押しに、盾の上を滑っていく刃を。更に上へと持ち上げる事で、横方向だった刃の進行方向が、斜め上へと変わる。


「なにっ?!」


動きを見れば分かる。ハヤマとニルでは、ラトが言っていたように、一つ二つ次元が違う。


ザクッ!


「………へ?」


長刀をそらされて無防備となったハヤマに、ニルが小太刀を突き刺す。

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