第172話 常闇の森 (2)

「なるほど…つまり、ここは迷路になっているわけだ。」


「その迷路を作ったモンスターも、この奥に住み着いている…という事ですね。」


「しかも…」


コンコンッ!


タイガがトンネルの壁を叩くと、分厚い金属を叩いたような音がする。

確かに表面がツルツルして、真っ黒な土だとは思っていたが、そこまで硬いとは思わなかった。


「モンスターが巣を作る時に出す分泌物が染み込んで乾くと、こうなるんだ。簡単には掘れないし、道を新しく作るというのも無理な話だ。」


「つまり、穴を辿って下まで行かなきゃならないと。」


「そういう事だ。」


「地下水洞窟の迷路をクリアしたと思ったら、今度はモンスターの巣の迷路か…

タイガは何故ここに闇華が有ると知ってたんだ?」


「俺達が住む街は、島の東側にある。四鬼華のうち、一番近くに有ると言われている闇華が、ここに有るという噂は誰でも聞いた事があるのさ。

それを知っていたから、サクラ様が病と知って、何かの役に立てないか…ってな。そしたら偶然最下部まで辿り着けたって話だ。」


「一人で来たのか?」


「こんな危険な場所に来るっていうのに、他人を巻き込めるはずがないだろう。俺はモンスターと戦えるわけじゃないしな。」


「命知らずも良いところね…」


「俺達下民に賭けられるものなんて、命くらいしか無いからな。

それより、先に進む前に一つ言っておきたいことがある。」


「何でござるか?」


「このトンネルをずっと下って行った先、最下部付近には、何か分からないが、とんでもないものが住み着いている。」


「かなりフワッとした話だな。」


「俺が最下部に行った時、危険な気配だけはずっと感じていたんだ。近付いたら死ぬと分かっていたから、姿は見ていない。だから曖昧あいまいな表現だが…間違いなく危険な気配だ。」


「見てもいないのに危険な相手だって分かるの?」


「タイガの言っていることは間違いないでござるよ。

下民は、生き残る為に、危険な者とそうでない者を、その者の持つ雰囲気から読み取れるでござる。」


「そうでもしなきゃ、俺達は生きていけないからな。」


しいたげられ続けてきた者達の生きるすべというやつだろう。

危険を嗅ぎ分ける嗅覚は、確かに下民が最も優れているといえる。


「分かった。実際にそいつの気配を感じたら教えてくれ。戦うかどうかはその時決めよう。」


ここはダンジョンではない。逃げるも避けて通るも好きなように出来る。

危険と分かっている相手にわざわざ近付く必要は無い。


「もう一つ。最下部に入る手前から、ランタンや魔法による光は一切無しだ。」


「…どういう事でござるか?」


ゴンゾーの質問に対するタイガの答えは、こうだった。


昔昔、四鬼がそれぞれの花を採取しに行ったが、結局見付けることさえ出来なかった。その時、四鬼が調べたのも、この常闇の森。

タイガでさえ辿り着けた最下部。四鬼がその時に辿り着けなかったとは考え難い。間違いなく四鬼はその時最下部まで到達していたはずだ。

にも関わらず、闇華が見付けられなかった。その理由は、闇華の特殊な性質に有るとの事らしい。

どんな能力かと言うと…『光に当たると消失してしまう』という性質を持っているらしい。


タイガがこの性質に気が付いたのは、偶然の事だったらしい。

一人でこの常闇の森へ潜った彼は、本来必要となる装備やアイテムの殆どを持っておらず、ランタンの燃料も予備を持っていなかった。


一応、火魔法は使えるが、魔力もそう高くはない為、バンバン使って行くことも出来ず、ランタンの燃料が尽きればいざという時にどうする事も出来なくなってしまう可能性もあった。


そこで、彼は燃料が尽きる前にランタンの火を消し、暗闇の中を進む事に決めたらしい。


光は一切届かず、たまに地鳴りのような音が聞こえてくると、恐ろしさからランタンに何度も手を伸ばしたらしい。

そんな恐怖心はあれど、自分の命など有っても無くてもそう変わらないか…と、一種の自暴自棄となり先へと進んだらしい。


どれ程降りてきたか覚えていない程足を進めた時、不意に足に触れる小さな植物を見付けたらしい。


こんな光の無い場所に生える植物など、闇華以外には思い当たらず、彼は直ぐにランタンに火を入れて確認しようとした。


すると、光が灯った瞬間、目の前にあった真っ黒な植物達が一瞬にして粉々になり空気中に溶けていったらしい。


そこで、闇華というのは、光に当たると消失してしまう性質を持つ花なのだと知り、ランタンの火を消し、数本採取して、命かながら、丸一日程掛けて地上へと帰還したとの事だ。


四鬼がここを捜索した時は、ランタンの燃料はもちろん、魔力も十分。光を絶やすことは無かっただろう。どれだけ探しても見付からないはずだ。

本当はそこにあったのに、光のせいで消えてしまっていたのだから。


その後、タイガが持っていた数本の闇華は、地上へと帰還した後、光に当たり消失してしまったが、一本だけは消えなかった。

その一本は既に枯れていた為だと気付き、木箱に入れて大切に保管していたということだ。


「その一本が、見せてくれたやつか。」


「ああ。いつか誰かが役に立ててくれるかもしれないと大切に保管していたんだ。」


「そのお陰で拙者達は手掛かりを掴めたでござるな。

タイガ。恩に着るでござる。」


ゴンゾーは素直にタイガに対して頭を下げる。


「やめてくれ!俺はサクラ様やゴンゾー様の役に立ちたかっただけなんだ!

二人は俺だけじゃなく、下民全員の光なんだ。俺達が受けた恩に比べれば、闇華自体を手渡せたわけでもないし、みたいなものだ。」


「それでも、恩に着るでござる。サクラ殿が生きられる可能性を見付けてくれた事に変わりはないでござるからな。」


「い、いや……」


気恥しそうにタイガは照れ笑いする。


「そろそろ進むか。ここに居ても闇華は手に入らないからな。」


「そうでござるな。」


こうして、俺達は最下部を目指してトンネル内を進んだ。


話の通り、トンネルは螺旋状に下へと続いていて、途中までは順調に進めた。

しかし、十分も歩いていると、トンネルが途切れ、トンネルより少し大きな横穴が現れる。


「この辺りからモンスターの生息域だ。先に言っとくが、逃げたり隠れたりは得意だが、戦力としては考えないでくれよ。」


タイガの言う事が情けないとは思わない。

下民であるタイガは、刀どころか、くわかまでさえほとんど振った事が無いのだ。寧ろ自分が戦えないと自覚していれば、無謀な事はしないし、俺達としてもありがたい。


「うちも一応刀は振れるけど、ゴンゾー達に比べたら飯事ままごと程度のもの。期待しないでね。」


「モンスターは俺とニルとラト、それと今回はゴンゾーで対処する。」


「タイガとセナは、とにかく怪我したりしないように下がって見ているでござる。」


「頼む。」

「任せるわ。」


「ニル。先頭を頼む。」


「はい!」


「ラトは一番後ろを頼む。」


『任せてー!』


こういう細長い道を進む場合を考えた時、最も安全な位置がどこか…というと、真ん中より少し後ろ側。ここが最も安全になる。


敵が前方から現れた場合、最初に接敵せってきする先頭は、最も危険度が高く、次に危険なのは最後方。


後ろから敵が現れた場合、最初に接敵する場所であり、ほんの僅かな時間だが、前方に対して対処出来る陣形を後方に向けて切り替える時間が必要になる。その時間を、最後方の者は耐えなければならい。

加えて、前に前にと進んでいながら、後方へも気を回す必要がある為、索敵能力の高い者でなければ務まらない。


基本的には前方から敵が現れる事の方が多いため、先頭よりは危険度は下がるが、やる事が多くなる分、最後方は難しい立ち位置と言えるだろう。


しかし、それより更に難しいのは列の中央に立つ者だ。


常に全体の動きを把握しやすい位置であり、何かの際に的確に指示を出す必要がある。間違った指示を出し、それを皆が聞いてしまえば、一瞬で隊列はすり潰されてしまう。


ダンジョン内でも俺が指示を出していたし、この司令塔の役割は俺がやるのが一番良いだろう。皆もその方が動きやすいはずだ。


この中では防御方法を持っていて、どのような相手に対しても柔軟に対応出来るニルが先頭。

その後ろに突破力のあるゴンゾー。

そして俺。

俺の後ろ、最も安全な位置には攻撃手段を持たないタイガ。

その後ろには、黄蘭おうらんという名前を付けられた、少し短めの刀を持ったセナ。

そして最後尾には一番索敵能力の高いラト。

という隊列で進む事にした。


こういう知識は、冒険者をやっていると、護衛のクエストなどがあるし、勝手に身に付く。冒険者の中では常識と言える程の知識だろう。


「うわぁ…なんか緊張してきたー…」


歩き始めると直ぐに、セナがそんな事を言う。


「セナはあまり大人数でこういう事はしないでござるからな。」


聞いた話ではいつも数人、もしくは一人で素材採取に向かうと言っていた。

あまり危険な場所には行けないため、レアな素材を取りに行く!というより、よく使う素材を買うより自分で調達して節約…といった感じだろう。

まあそれでもやはりレアな素材は欲しいものらしく、前にここには一度来た事があると言っていたように、たまに危険な場所へも足を踏み入れているようだが…


「そう言えば、セナがここに来た時は、同じようにこのトンネルを使ったのか?」


「ええ。ここ以外に下へ降りる方法は無いからね。

結構前の事だし、まだタイガが塞ぐ前の事だと思うわ。」


「そう言えば、あの時は流石のサクラ殿も怒っていたでござるな。」


「サクラが怒った?」


「あーー……へへへ。ここに一人で来たって話をしたら…

そんな危ない所に一人で行っては駄目です!怪我でもしたらどうするのですか?!

って怒られたの。いつもサクラって大人しくて怒ったりしないから、怒った時は他の人の倍は怖いんだよねー。」


「あのサクラを怒らせたって…凄いな…」


「まあ付き合いが長いからね。怒らせたり泣かせたり、色々あるものなの。

うちだって逆に怒らされたり泣かされたりもしたからお互い様。」


「セナが怒られたり泣かされたりする方が圧倒的に多いでござるがな。」


「ゴンゾー。後で覚えてなさいよ。」


「拙者は事実を言っただけでござる。」


「このっ!手が出せないからって!」


「皆様!来ます!」


暗い穴の中、少しでも明るくと喋っていると、ニルがそう叫ぶ。


その一言で空気がピリッと緊張する。


ドスッ…ドスッ…


正面から重たい何かの足音が聞こえてくる。


「うひぃー!気持ち悪いっ!」


ニルの持っているランタンに照らされ、現れたのは、グニグニと動く芋虫に、象のような足と、ケラの手を持ったような生き物。


ケラの手というと分かりにくいかもしれないが、分かりやすく言えば、モグラの手のような形をしているが、モグラの手より硬質で子供が砂場で遊ぶ時に使う熊手くまでのような形をしている。


全長は大体ラトと同じくらいで、その重さを支えるため、象のように太く分厚い足を六本持っている。


全身が黒く、明かりがないと暗闇に混じって見えなくなってしまいそうだ。


それだけでもかなり気持ち悪いのだが、セナが身震いする程の気持ち悪さの原因は別にある。

全身…手足に至るまで、全ての表面に無数に開いている目。それがそれぞれにクニクニと動き、周囲を確認している。


「あれが、百々目鬼どどめきでござる。」


「想像と大分違うな…」


百々目鬼。日本の妖怪としても有名だから、聞いた事がある。

ただ、日本の妖怪、百々目鬼と言えば、両腕に無数の目を持った女性の姿。間違っても芋虫じゃない。


一応、セナから、ここに来た時に出会ったモンスターについて聞いていたが、名前が百々目鬼だった為、頭には人型を思い浮かべていた。


セナは戦った事があるとは言ったが、実際に刃を交えたわけではなく、出会って一度斬り付け、無理だと判断して速攻で逃げ帰ったらしい。


この島では、地下に住み着くモンスターとしてよく知られているものらしく、ゴンゾーが知る限りの話を聞いたところ、恐らくはBランク程度の相手だ。


あのダンジョンを踏破してきた俺達にとっては、少し手応えが足りない相手とも言える。


一応援護の準備はしておくが、ニルとゴンゾーに任せて大丈夫だろう。


「行きます!」


「追撃は任せるでござる!」


ニルが前に出て、後ろからゴンゾーが付いてく。


ニルが百々目鬼に近寄ると、色々な方向を向いていた百々目鬼の目が、一斉にニルの方を見る。


ゾッとする光景だ。


「ビィィ!」


鳴き声を上げて手を前に出す百々目鬼。

鳴き声はケラのそれに似ている。


ニルの攻撃を防ごうとしている動きだが…遅い。


全体的に動きが鈍いタイプのモンスターなのか?

それとも、何か狙いがあるとか…?


俺はニルとゴンゾーが向かっていく中、百々目鬼が何かを仕掛けてくるかもしれないと魔法陣を描き始める。


咄嗟のタイミングで二人を守れる魔法を用意しておこう。


そう思っていたのだが…


「やぁぁ!」


ブンッ!ガンッ!


百々目鬼の手が振られ、ニルは危なげもなく一撃目をかわし、二撃目を黒花の盾で弾く。


ラトと比較しても、遜色そんしょくないサイズのモンスターだ。攻撃は重いはずなのに、やけに簡単に弾いた。


「はぁっ!」


ガシュッ!!


ニルの攻撃は見事に百々目鬼の腹部を切り裂く。


言葉には出さなかったが、あまりにもあっさりと攻撃が入ったものだから、何かだまされているのでは…と勘繰かんぐってしまった。


ジュルジュルッ!


斬撃とは違う音が聞こえてくる。


百々目鬼の腹部を切り裂いた事によって、真っ黒な体液が溢れ出してくる。

この辺りの土は基本的に真っ黒だ。それは恐らくだが、鉄分を多く含んでいるからではないだろうか。

鉄分を多く含む土は赤くなり、赤土なんて呼ばれているが、その鉄分がバカみたいに多くなると赤から黒になる…はずだ。

その土の中で生きている百々目鬼は、鉄分が多く含まれた体液になっていて、血も体の表面も黒く、硬くなっているのだと思う。


だが、ニルの新しくなった小太刀は、その体表を軽々と切り裂き、しかもその時に出てきた体液を吸い取っている。

赤い血液でなくても良いらしい。


パキバキッ!


吸い取った血液が刃の表面に取り付き、凸凹した形状へと変わる。見た目は黒色の小太刀だ。


「はぁぁ!」


ザシュッ!


その状態の小太刀を再度百々目鬼へ繰り出すと、先程より更に簡単に表皮を切り裂く。しかも…


ジュルジュルッ!

パキパキッ!


また百々目鬼の血を吸い取り、更に分厚く鋭くなった。


「ギィィィィ!!」

ブンッブンッ!


百々目鬼は自分を痛め付けたニルに攻撃を仕掛けるが、ニルは悠々ゆうゆうとそれを避ける。

ここまでされたら、俺も理解出来る。ダンジョン内では莫大ばくだいな数のモンスターをほふってきた。その上、Sランクのモンスター達も倒し、あのヤバいボスも倒した。

俺も、ニルも、ゴンゾーも、間違いなく強くなったはずだ。それが、こうして単体のBランク相当のモンスターと戦う事で実感出来ているのだ。


ハッキリ言って弱い。弱過ぎる。


ニルはそれでも一切気を抜かず堅実に戦っているが、これならニル一人で十二分だ。


「拙者要らないでござるな…」


「ゴンゾー様!トドメを!」


「承知したでござる!」


ニルはそういう怠惰たいだは許してくれない。


ニルが攻撃を避けて百々目鬼から離れたタイミングで、ゴンゾーが入れ替わって攻撃を繰り出す。


「行くでござる!剛上ごうじょう!」


ブシュッ!


剛下ごうげ!」


ザシュッ!


剛旋ごうせん!」


ガシュッ!


ゴンゾーは新しく相棒になった青葉せいはを、下から上へ、上から下へ、そして一回転して振る。


いつの間にか他の剣技まで使えるようになっている。


「ギィィーー………」


呆気あっけなく切り刻まれた百々目鬼はゆっくりと倒れてそのまま死んでいく。

青葉の性能もかなり良いみたいだ。


「いやー…強いとは聞いていたけど、ここまで強かったなんて…うちが手も足も出なかった相手を瞬殺…」


「俺なんて隠れるしか無かったってのに…」


「ニルなんてゴンゾーより強いんじゃない?」


「さすがにそこまでは…」


「謙遜する事はないでござる。ニル殿はアイテムや魔法を使わせると、もっと強いでござるよ。

あんな戦い方されたら、四鬼ですら対処出来ないかもしれないでござる。」


「ニル凄い!」


「あ、ありがとうございます…」


セナは嬉しそうにニルに抱き着いて褒めまくる。ニルは少し照れながらお礼を返す。

んー。綺麗系と可愛い系の美女二人が並ぶとなかなか…


「ゴンゾー。いつの間に他の剣技を使えるようになったんだ?」


「元々剣技自体、覚えてはいたでござるよ。ただ、実戦で使うには、まだまだ練度が足らなかったでござる。

ダンジョンに入る前に、師匠から、剛上以外の剣技は、まだまだだから使うなと言われていたでござるよ。

練習だけはしていたでござるから、先日練習の成果を見せたら、剛下と剛旋も使って良いと許可が下りたでござる。」


「ほんとゴンゾーって真面目過ぎ。ダンジョン内で生き残る為なら、使っても怒られなかったでしょうに。」


「それもそうでござるが…下手な剣技を使って、もし通用しなかったらと考えると、使う気になれなかったでござる。

生きて帰りたかったでござるからな。」


「そっか…ごめん。知ったような事言って…」


「セナがしおらしいとは…明日は季節外れの雪でも降るでござろうか…?」


「ゴンゾー!あんたね!」


「はいはい。そこまで。ここは一応モンスターの居る領域だぞ。騒いだりしてたら集まってくるかもしれないだろう。」


「うっ…ごめんなさい。」

「も、申し訳ないでござる。」


二人して、似たような顔で反省する。

仲が良いのは構わないが、せめて安全の確保出来た場所にしてもらおう。

再会できた喜びあって、セナもゴンゾーも少し浮き足立っているのだろう。まあ、危険な程ではないし、ここは大目に見ておこう。

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