第152話 前哨戦

「そう言えば、ここを出るとなると…神力の使い方が習えないんだが…」


「あー。それは大丈夫だ。やる事は簡単だからな。やり方だけ教えれば、自分で練習出来るぞ。」


「それを聞いて安心した。後で教えてくれ。」


「任せとけ。」


こうして、ゴンゾーは昇進、そしてリョウという鬼人族との手合わせが決まった。


因みに、リョウは鬼士で、それなりに名家めいかの出らしい。

しかし、その事を鼻に掛ける事のない努力家で、頑固なところはあるものの、非常に好感の持てる相手との事だ。


その、噂のリョウに会える時は直ぐに来た。


翌日朝。


「ゴンゾーとリョウの試合の前に、数珠の使い方を教えておこう。」


「助かるよ。」


道場へと足を運んでいた俺達は、ゲンジロウの話を聞いていた。


彼が言っていたように、数珠の使い方は至極簡単で、数珠を身に付けた状態で神力を使おうとすると、数珠がその力の源と共鳴し、力の流れが分かりやすくなるらしい。


実際に道場でやってみたところ、確かに何かが体内を巡るのを感じた。


「その感じ取れた神力の動きをしっかりとイメージして掴む事が出来れば、後はそれを自在に操る練習だ。

それを続けていれば、直ぐに神力自体を自在に扱えるようになる。その後は個々人で発展させていくんだ。

行き詰まったりしたら、また来てくれ。まあ、恐らくそんな事は無いと思うが。」


「分かった。」


「ゴンゾーもなるべくその数珠は身に付けておけよ。神力を使えるようになった時のためにな。」


「承知したでござる。」


「ゴンゾーも使えるようになるのか?」


「限られた者にしか使えないとは言ったが、その条件については説明していなかったな。

まず第一に、心身を鍛えること。これは大前提だ。」


「心身を?心もか?」


「そうだ。俺達も、変に動揺したり、心が乱されたりすると、神力が使えなくなる。

だから、常に冷静を心掛ける事が大切なんだ。」


「冷静…か。」


俺が初めてこの力を見たのは、ベルトニレイ達の島で、薄明刀の力を試そうとした時。

あの時は、ニルに俺の事を話して、剣技を使うと決めた。確かに、ニルに話した事で、心の重荷みたいなものが少し軽くなった気がしていた。


「体も鍛えるって事は、普通に生活しているだけでは使えるようにならないのか?」


「それは間違いない。

武術や剣術等、鍛錬によって身体を鍛えた者にしかこの力は発現しない。

身体を鍛えないと、神力に体が耐えられない為、体が使う事を拒否する…と言われている。」


「なるほど…」


「もう一つの条件が、漆黒石しっこくせきを体内に持つ者。」


「漆黒石…?体内…?」


急に話がぶっ飛んだな…どういうことだ?


「黒色の、闇魔法に適性を持つ魔石とは別物なのか?」


「全くの別物だ。」


そう言えば、SSランクのモンスターを倒した事があるが、極稀に体内から真っ黒で透き通っていない魔石が入手出来ることがあった。

今までは、より適正が高くなる事で、色が濃くなったのだと勝手に思っていたが…考えてみれば、モンスターのランクによって魔石のは変化するが、色に変化はほぼ無い。

気にしていなかったが…あれの事か。魔石とは違う物だったのか。


「それが体内に?俺にも有るのか?」


「神力が使えるのだから当然有るはずだ。これを体内に持っている者は限られていてな。友魔との契約にも関わってくるから、四鬼になる為に必要な素質そしつという事だな。」


「つまり、ここに居る門下生は全員漆黒石を持っているのか?」


「単純に剣術を学びたくて来ている者も居るから、全員ではないが…九割は持っているな。」


「そうだったのか…」


「もし本当に有るのか調べたいならば、体内の漆黒石をる事の出来る人物を一人知っているから、紹介しようか?」


「良いのか?」


「視てもらうだけならば問題無い。」


「それは有難いな。頼めるか?」


ニルにも神力が発現する可能性が有るのかを知れるなら、是非そうしてもらいたい。


「分かった。連絡は入れておこう。そうだな…今回の手合わせが終わった後で、ゴンゾーに案内させよう。」


「助かるよ。」


「このくらいお易い御用だ。」


「まさかそんな条件があったとはな…」


「俺からしてみても、シンヤが使えるという事は驚きだ。大陸の者達は神力を使えず、友魔も知らないと聞いていたからな。

前に来ていた渡人達も神力は使わなかったし、友魔も知らなかった。」


「そうなのか…」


何故俺にこの力が使えるのか…は分からないが、どうやら、この世界ではかなり特殊なケースのようだ。渡人には使える…のかもしれないが、今となっては調べる方法が無い。

しかし、そうなると、ニルには発現しない可能性もあるな。


「とにかく、その数珠を身に付けて、神力を使い、操作感覚を把握する事。それが出来れば、その後の事はおのずと分かってくる。」


「分かった。自分で練習してみるよ。」


何故使えるかは分からないが、こんな便利な力を使わない手は無い。毎日の稽古の中に入れ込んで、しっかりと練習しよう。


「ご主人様。ゲンジロウ様。そろそろお時間です。」


後ろで静かに待っていたニルが、俺とゲンジロウに落ち着いた声で時間を教えてくれる。


「よし。それじゃあ後は頑張れよ。」


「ああ。」


これにて俺とゲンジロウの話は終わった。


それとほぼ同時に、道場に次々と門下生達が入ってくる。


当たり前だが、初めて見る者達の方が多く、分かってもカンジ程度のものだ。


入ってきた者達は、俺とゲンジロウの姿を見ると、直ぐに走って来て、ピタリと綺麗に整列する。


何事かと思ってビックリしていると、全員が息を合わせて頭を下げる。


「「「「この度はゴンゾーを助けて頂きありがとうございました!」」」」


かなりの数が居るというのに、それが同時に大声を出すものだから、比喩ひゆではなく、床がビリビリと揺れる。


俺も、後ろで控えてくれているニルとラトも、ビクッ!となってしまった。


この世界でも、武道の世界は礼儀作法には非常に厳しいのか、単純にゲンジロウが厳しいのか…


「お、おう。」


変な返事しか出来ずに居ると、全員が一度頭をあげた後、今度はゲンジロウに体を向けて頭を下げる。


「「「「押忍おす!!」」」」


全員が両手を拳にして胸の前で交差した後、それを『×』を描くように腰の下まで引き落とす。


「声が小さい!!」


総勢で何人居るか分からないが、それと同等以上の大きな声でゲンジロウが叫ぶ。


「「「「押忍!!!」」」」


更に大きくなった声がズンと腹に響く。


この世界にも押忍という言葉があるのか…本格的な武道っぽくて格好良いな。

因みに、俺は父に教わっていたし、そんな言葉は使った事が無い。


「よし!

今日は軽く体を動かした後、リョウとゴンゾーの試合をり行う!」


その言葉を聞いて、門下生達がザワザワとざわめく。


「それでは始めるぞ!」


「「「「押忍!!!」」」」


ざわめいていたのに、ゲンジロウの一言でピタリと合った押忍が飛んできた後、全員が動き始める。


「す、凄い迫力ですね…」


『ビックリしたよー…』


こういう光景はこっちの世界ではまず見ない光景だからか、二人はかなり気圧されているみたいだ。


「どうだ?お前達も少し体を動かしてみるか?」


「是非お願いします!」


誰よりも早く答えたのはニルだった。


剣術、特に刀による剣術に触れる機会なんてこの世界では、このオウカ島でしか無いだろう。機会があれば、ニルも色々な剣術に触れてみると良いと伝えてあったからか、目をキラキラさせている。

俺は今回は遠慮しておく。またゲンジロウに試合しようなんて言われそうだし。


「ニルは気骨きこつがあって良いな。俺の弟子にしたいくらいだ。」


「私はご主人様だけの物なので、それはお断りします!」


ハッキリと断わるニル。


「あらら…振られちゃったな。」


「そんな事言ってると、レイカに言いつけるぞ?」


「そ、それだけは勘弁してくれ…」


困った顔をするゲンジロウ。アキレスけんを見付けてやったぜ。


「ニルは小太刀の使い手だったな?」


「はい!あ…押忍!」


ニルも見よう見まねの押忍。慣れてなくてちょっと可愛い。


「別に、はいで良いよ。」


「いえ!えっと…ごうればごうに従え…でしたか?」


「そんな言葉よく知ってたな。」


「ご主人様の金言きんげんです!」


「そうかそうか。良い師匠を持ったな。」


「押忍!」


「ぐはははは!」


俺は凄く恥ずかしいのだが…


「悪いが、うちに小太刀を使える奴は居なくてな…」


「剣術に触れてみたいので一緒に動けるだけで嬉しいです!あ、押忍!」


「押忍は返事の時だけで良いぞ。」


「そうなんですね……押忍!」


「ぐはははは!男ばっかで汗臭いところに花が咲いたな!

こうなると押忍が可愛く見えるから不思議なもんだ…」


「確かに…」


「ゲンジロウ様?!ご主人様?!」


「すまんすまん。

しかし…ニルはゴンゾーと同等の強さと聞いているが、その相手となると…そうだな。少し役不足かもしれんが…カンジ!」


「押忍!!」


カンジがドタドタと走ってくる。


「ニルがここの剣術を体験したいそうだ。少し痛め付けて貰え。」


「お、押忍?!」


最後の言葉に返事がよく分からないイントネーションになってしまうカンジ。


「先に言っておくが、このニルはゴンゾーと同等の強さを持っている。お前如きに勝てる相手ではない。胸を貸して貰え。」


「ゲンジロウ様?!」


ニルは自分の力を誇示こじしたりしない。その驚きだ。決して胸云々がセクハラ発言だと抗議しているわけではない。


「押忍!!!」


カンジもここで練習を積み重ねてきたというプライドがある。目に炎がメラメラしているのが見える。


カンジは最初に竹刀しないの事や、防具の事等基本的な事を色々と伝えているようだ。


「お。来たな。」


ゲンジロウが道場の入り口に目を向けると、ゴンゾーと、もう一人、鬼人族の男性が礼をして入ってくる。


ゴンゾーより少し長めの真っ白な髪を、後頭部辺りで束ねてあり、後ろに垂れ下げている。瞳は黒く、目は鋭い切れ長。前髪の一部がその目の横に垂れている。


少し目付きは鋭いが、ゴンゾーよりイケメンで女性に人気が高そうだ。


二人は直ぐに走ってゲンジロウの前に来る。


「書面的な事は終わったようだな。」


「「押忍!」」


「今日はお前達の試合をする。」


「「…押忍!」」


「リョウ。久しぶりに本気を出せる相手が帰ってきたんだ。この三年間、遊んでいたのでは無いと見せ付けてやれ。」


「押忍!!」


「ゴンゾー。お前は三年間、あの厳しいダンジョンで生き抜いてきた。その力。ここで見せてみろ。」


「押忍!!」


視線は合わせていないが、二人の間には既に火花が散っているように見える。


「よし!体をほぐしてこい。」


「「押忍!!」」


ゲンジロウの話が終わると、早速凛々しい声のリョウがゴンゾーに視線を向ける。


「久しぶりにボコボコにしてやるよ。」


「ボコボコにされた記憶は無いでござるよ。」


「ダンジョンで頭を打って忘れたんじゃないのか?」


「リョウは師匠に打たれ過ぎて頭がおかしくなったでござるか?」


「なにっ?!」


「何でござるかっ?!」


二人の間にバチバチと火花が散る。


今にも殴り合いになりそうな雰囲気だったが…


「ならば、試合で見せてやるよ。首を洗って待っていろ。」


「望むところでござる。」


二人はふいっと逆方向を向いて体をほぐし始める。


仲が悪いように見えて…仲が良い感じだな。


「防具は着用しないと危ないですよ?!」


そんな二人を見ていたら、カンジの声が聞こえてくる。


「カンジ。どうした?」


「あ、押忍。ニルさんが防具を着用しないと言うので…」


「も、申し訳ございません…ですが、やはり視界が塞がれてしまうのは…」


ニルは申し訳なさそうに謝っているが、引く気は無いらしい。


「……カンジ。お前は男だよな?」


「え?お、押忍。男です。」


「ニルが防具を着ないと言っているのに、お前は着るのか?」


予想外の展開……カンジとばっちり…


「で、ですが師匠!怪我してしまったら!」


「おいおい。さっき言っただろう。お前はゴンゾーに一発でも竹刀を打ち込めた事があるのか?」


「うぐっ……」


「俺はさっき言ったよな?。とな。」


どうやらカンジに選択肢は無さそうだ。


「そうだ。折角なら、ゴンゾーとリョウの前哨戦ぜんしょうせんとして二人の試合をするか。

うん。そうしよう。決定だ。」


「師匠?!」


ゲンジロウは聞く耳持たず、前哨戦が決定してしまう。


「ご、ご主人様…申し訳ございません…」


「謝らなくていい。俺はこれでも楽しんでいるからな。思いっきりぶっ飛ばしてこい。」


「は、はい!!あ、押忍!!」


ニルはカンジから、体の小さい子が使う短い竹刀を受け取り、見よう見まねで体をほぐしはじめる。


門下生の者達は、ニルの事をチラチラ見て集中出来ていない。女性が道場内に居るなんて彼らにとっては青天の霹靂へきれきなのだろう。


「んー。女性の門下生も欲しいところだなぁ…」


「門を叩く女性はいないのか?」


「女性は皆一人の四鬼の方に行くんだ。

四鬼の中には、一人だけ女性が居てな。今はランカという女性なんだが、そこに皆行くんだよ。」


女性が四鬼になるにはランカという四鬼の元から…という事か。わざわざ男ばかりの道場に通う人は居ないのだろう。

女子校と男子校みたいな感じだな。

なんか色々と怖そうな場所だ。


「ラトは動かなくて良いのか?ここのところあまり動いていないし。」


『うーん…やめとく。僕にはちょっと小さいから。』


確かにここでラトが動き回ったら、門下生達はボーリングのピンみたいにボコボコと飛んでいってしまうか…今度街の外にでも連れて行ってやろう。


「さて。そろそろ良いだろう。」


ゲンジロウが号令を掛けて、全員を壁際に整列させて座らせる。


「急遽決めたが、ゴンゾーとリョウの試合の前に、ここに居るニルとカンジの試合を行う。形式は三本勝負。魔法は無し。」


ザワザワし出す門下生。中には羨ましい的な顔で見ている者も居る。


「これも先程決めたが、防具の着用は無しだ。」


「だ、大丈夫なんですか?!」

「ニルさんが怪我でもしたら!」


「大丈夫だ。まあ見ていろ。お前達も勉強になる。」


ゲンジロウは執拗しつようにニルを高めようとするが…やはり枷が原因だろうか。


見た限り、門下生の中で、ゴンゾーとリョウは頭一つ、二つ飛び抜けている。続くようにカンジやその他の数人…俺とゲンジロウの戦いを見に来た連中。その下に他の連中がひしめき合っているという印象だ。


「ニルさん子供用の竹刀だぞ?!」


「あれでカンジさんと戦うのか?!」


「怪我なんてさせたら、師匠にボコボコにされるぞ?!」


ザワザワしているなぁ…


ニルは後頭部に最近お気に入りのかんざしで髪を纏めた後、小振りの竹刀を構える。盾は無いから少し左手が手持ち無沙汰ぶさたといった感じだが…まあ大丈夫だろう。


カンジはやりにくそうに竹刀を構えたが……


ニルの目を見て一瞬で顔付きが変わる。


この島に来るまで、常に、と言っても良い程、命のやり取りをしてきたニル。

鍛錬をおこたるどころか、俺の言った練習量を超えて、影で練習していた程。基礎的な剣術しかまだ教えていないが、それでも平均の強さは軽く飛び越えている。


カンジは竹刀を握る手に力を込め、眉を寄せる。


殺気とも取れるニルのオーラを感じ取れたのは、恐らくカンジだからだろう。

門下生の中に、カンジと同じように、ニルが強いと認識した者は数人しか居ない。


「ぐはは!よしよし。それでは準備は良いな。

……………始め!!」


「はあああぁぁぁ!」


先に動いたのはカンジ。


「ぐはは!ニルの殺気に負けたか!」


ニルは基本的に受けを得意とする戦闘スタイル。相手に攻め込んで貰うこと、それが彼女にとっては望ましい展開なのだ。

カンジは知らず知らず、そうなるように仕向けられたのだ。

始め、の合図が入る前から、戦いは既に始まっていたのだ。


そんなの狡い…なんて言うような者ならば、成長は望めないだろう。実際、四鬼となり、各揉め事や防衛に入る際、よーいドン。なんて掛け声はもちろん無い。モンスターとの戦闘も同じで、ニルにとってはそれがなのだ。正確に言えばニルだけではなく、この世界のなのだ。


「ぐおぉぉお!」


大上段からの鋭い振り下ろし。以前のニルならばここで負けていたかもしれない程の実力だ。ゴンゾーに次ぐ実力者と言われても頷ける。

しかし…こういうやり取りを見ると分かる。駆け引きが苦手だったニルに駆け引きで負けている。圧倒的に実戦経験が不足しているのだ。

日頃の練習でも、駆け引きは学べる。しかし、それはあくまでも練習での駆け引きであり、本当に命を賭けたやり取りとは全くの別物なのだ。


パシッ!

「っ!!」


肌を竹刀が打つ痛そうな音がして、カンジの顔が痛みに歪む。


大上段からの一撃は身を半分動かしたニルには当たらず、見事に空を切り、代わりに、ニルの小振りな竹刀が腕に当てられていた。


「一本!ニル!」


「くっそ!やられました!」


「「「「…………………」」」」


カンジは悔しがっているが、門下生全員、目が点になっていた。


「上手くのせられてしまいました!もう一本お願いします!」


「では次の一本…始め!」


二度目はニルの殺気を何とか耐え凌ぎ、ゆっくりとした立ち上がりとなる。


ニルは少し様子見…といった感じだ。


「ふぅー……」


カンジは深く息を吐き、緊張を緩和させる。


それと同時に、周囲の門下生達も少しばかり緊張を緩める。


「まだまだ青いなぁ…」


ゲンジロウのボヤきが聞こえてくる。


パシッ!

「っ!!」


戦闘中に緊張を解くなんて、狙って下さいと言っているようなものだ。

ニルが受け身のスタイルだと思って気を抜いたのだろうが…それを見逃す程甘くはない。

肩口を小振りの竹刀が捉えるまで、カンジはピクリとしか動けなかった。


「一本!ニル!」

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