第27話 7/21 厚岸町・筑紫恋キャンプ場→釧路市・ホテルアクシアイン釧路
あれだ。
去年だったら宗谷岬にたどりついてしまった後の感覚!
今回はそれが知床峠だった訳だけど、何か糸が切れてしまうというか、「あとは帰り道」感覚というか!
利用二周目のテントはかなりへろへろになってきているし、マットは空気が抜ける。寝袋は尻のあたりが特にぺたんこに。ああこれ終わったらそろそろやばいかなあ、とは思ってたんだな。
だがしかし。
最初に壊れたのがイワタニのバーナーとわ…
正確には不注意で壊してしまった、だ。
湯沸かしの為に持っていたクッカーの底に、モーラステープの剥がしたプラが付いたまま火をつけてしまったんだな。プラは溶けてそのままバーナーの穴とその下のメッシュを覆ってしまって取れない。
管理人さんに相談してみたら「むしろこのまま使うと危険」とのこと。
ということでここで湯沸かしセットとは別れることに。
そんで少し早めに出発。
行先は釧路でお宿なんでまあともかく走ろうと。
厚岸を出るまでが混乱+やや坂だったけど、そこから行程の半分くらいまでは実にスムーズ。まあ路面とかあるけどそれはそれで。
で、44号線ひた走り。
釧路まで25キロ、というあたりで急坂がきたんですな。2.5キロがとこ引いて歩いた次第。歩道は無かったんだけど、たまたまこの道には不安定ながらも段差があったのでまだましだった。
まあ道としては怖いほうでしたよ!
そんな峠を越えて、別保公園でやっと休んだんだけど。
どうもカフェは飲み物とソフトクリームだけらしく。腹は減ってたんだけど補給ならず。
ついでに、野菜売ってる方に果物は?の質問をしたら…な対応に。
タイミングというか無神経だったことに反省。
いやまじ果物が高くてスーパーでもぱっと買えないお値段なんで、農家の皆さんは作ってるのかなあ的に思ってたんだけど。何か不審がられてしまったのにまた凹み。
あ、やばい、凹みかかってる、はよ飯食わないと!
と思ってもこういう時に限って気楽に入れる店が見つからない。このままではまだ時間的にチェックインできない…
代わりに見つけたのはコインランドリー(笑)。置いてあった「乙男」を楽しく読みつつも空腹が…
ちなみにこの時既にスマホもバッテリーもぎりぎりで。写真を思いきり撮れなかったこともストレスになっていたかも。
いやそれ以前に地図が!
ホテルの部屋で真っ先にやったのは、まず充電、そして自分の燃料入れでした!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます