閑話休題 常夏の島ver


前書き


夏だー!海だああああ!




投稿主は最近投稿した話の後書きに毎日書き足してると言っていたが


最近持病になりつつある腹痛が酷く、下書き用のプロットも本文の書き足しも伸び悩んでいた・・・。


体力回復の為の気休めの療養に一日中ふとんとシャワーを浴びるという行為のループに陥り、ガス会社から長時間使用の通報を食らうなど精神的ダメージなども嵩み、3日ぶりに起き上がれたのでファミレスで脳内に躍動するヒロイン達に癒しを求めここに記述を記すのであった。


※原作とは口調や雰囲気が違う事があります


※原作の物語に影響はありません




閑話休題 常夏の島ver


ここは、とある常夏の島の海岸である・・・。


想里愛「夏だー!」


咲桜里「グアムだー!」


翠「海だー!」


真樹「ふふ、いっぱい取れてるね。」


里乃愛「みんなさっきから海岸で何拾ってるの?」


里乃愛が真樹の紙コップの中を覗けば、大小蠢くヤドカリ達が収まっている。


真樹「ふふ、子供の頃に家族旅行でよくグアムに来ていてね・・・こうやって集めていたんだよ」


想里愛「そうなんですね、それよりさっきからフラフラしているけど、真樹さん大丈夫ですか?」


真樹「おっと・・・彼らがエラ呼吸か肺呼吸かも知らないけど、とりあえず海水を入れてあげようか。」


ヒロイン達が見守る中、彼はヤドカリ達のいる紙コップの中へ平然とコーラを注いでいく。


想里愛「だめだ、やはり腹痛で精神も体力も削り取られている・・・!」


咲桜里「この流れは・・・あたしたちがお兄ちゃんを癒してあげる時が来たわね!」


翠「よし、それぞれがそれぞれの業で真樹を癒してあげようね!」


真樹「いや、みんなに体を張らせるわけにはいけないよ。今回は子供の頃を思い出したくてこの舞台を選んだんだ。」


するとホテル発のバスが来て皆で乗り移動する。


真樹「ここはマイクロネシアモール・・・当時何回か通っていたゲームセンターさ。」


咲桜里「現金を入れてゲームに勝つと紙の紙幣が発行されるんだね。」


翠「紙の紙幣を店員に見せると景品と交換か、面白い仕組みをしているね。」


真夏の陽射しの中歩いて海岸に戻り、椰子の実に氷を入れて、アクアマリンのような蒼い海を見ながらストローで美味しく飲む。


里乃愛「ストレート100%の椰子の実・・・こんな贅沢な飲み方他には無いねっ。」


真樹「ふふ、お次は少し沖に出ようか。」


用意されたボートに乗り、30分程海上の旅を満喫する。


想里愛「真樹さん、この宇宙服みたいな物は何ですか?」


真樹「ふふ、これを着て海底まで潜るんだよ。景色は潜ってからのお楽しみだね。」


咲桜里「あっ!魚群だ♪」


翠「海も透き通っていて遠くまでよく見えるね♪」


里乃愛「海の中を漂っている気分・・・いいね♪」


浮き上がりボートに戻るとヘリが一機待機している。


今度はちょっとしら空の旅だ。


桃をミキサーにかけてジュースにして前祝いに乾杯する。


想里愛「美味しい♪」


真樹「さぁ・・・飛ぼうか!」


乗り込みプロペラが早く回り、揚力を得ていく。


高度をあげつつ旋回すれば島を一望する事ができる。


美しい樹々と海に囲まれた素敵な場所だ・・・。


幼少の想い出に浸りつつ、痛みも和らいだ気がする。


咲桜里「グアムの空から見る凪も良かったね♪」


里乃愛「ふふ、真樹くんの幼少の旅にお供できて嬉しい♪」


翠「今日はグアムのホテルで一泊するのかな?」


真樹「そうだね、テーブルにお金を置いておくとチップで持っていかれるから、気持ちの分だけ置こうね。」


想里愛「あたしの気持ちも真樹さんに乗せちゃいます♪」


真樹「もう、想里愛は甘えんぼだなぁ♪」


部屋に着けばベッドで想里愛に甘えられ、見習うように皆も甘えてくれる。


咲桜里「お兄ちゃんに巣食う悪い菌はこうだ・・・えいっ♪」


真樹「はふぅんっ」


桃と椰子の実で、また一段と成長した沖縄特産の実が僕の顔にダイレクトアタックする。


人生で味わえない人間もいるのだ。常夏の解放力に感謝しなければならない。


翠「ボクのパフパフはどうだい?♪」


真樹「しゅ、しゅごいよぉ~!」


膝枕からのふとももと胸によるダブルクッションのパフパフをして頂く。旅の醍醐味と言えばこれだ。


里乃愛「あたしはサービスして、桃や苺の果実の女体盛りになっちゃったよ♪」


真樹「なんて贅沢な果実の盛り合わせなんだぁ~!」


よく見ればおへその上には丁寧に断熱皿の上に美味しそうなチョコのアイスも添えてある。


僕は視覚と味覚で美味しく里乃愛を完食する。


真樹「そういえば、なんでみんな裸になってるの?」


想里愛「それはテラスでグアムの夕凪を見ながら、イチャツク為だよ♪」


彼女の柔らかい手に惹かれ、夕食前のひとときを満喫するのだった。




後書き


口リだああああああ!

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