第19話 温水プールで弾けたら衣も弾けて(前編)
前書き
まったく、水着回は最高だぜ!
第19話 温水プールで弾けたら衣も弾けて(前編)
想里愛「やっぱりお家が一番落ち着きますね♪」
真樹「そうだね♪出掛ける準備は済ませてあるし、さっそく温水プールに行こう♪」
転移して薬屋さんのお弁当を持参し車へ移動する。
里乃愛「真樹くん、あたし似合ってる?♪」
真樹「おお、最高だよ♪」
白の下が短めのワンピースに黒のソックスが似合っている。キャラクターものの黒ソックスは猫ちゃんが顔をのぞかせていて可愛らしい。きれいなふとももは100点満点だ。胸元の黒いリボンも可愛らしくてとても良い。
咲桜里「お兄ちゃん、見て♪」
真樹「おお、こっちも良い!」
モコモコの上着と黒の短パンの間に白いへそが顔を出している。ファッションのアレンジ最高です。
へそは脂肪が付きすぎず且つ少なすぎず健康的で目の保養になる。
翠「真樹、ボクの服はどうかな?わんわん♪」
真樹「おお、可愛らしいワンちゃんだね♪」
犬のフードをかぶった可愛らしいワンちゃんに甘えられる。頭を撫でると喜んでくれてよかった。
想里愛「真樹さん・・・♪」
真樹「んほぉぉぉぉっぉっぉ、しゅごひぃぃぃっぃぃっぃぃ」
想里愛「えへへ、真樹さんが喜んでくれてあたしも嬉しい♪」
肩出しの涼しそうな黒の長袖の上着と黒の短パンとなっている。想里愛の白い肌は最高に良い。マジシャンのような黒い帽子もよく似合っている。さぁ目の保養になったし出発するか!
温水プールのある市街地へ向かう。正月も終わりなので交通量が増してきた。時間はあるので曲をかけてドライブを楽しむ。
想里愛「精霊祭での歌とはまた違うけど・・・良い曲ですね♪」
真樹「お耳に合ったようで良かったよ♪」
割とすぐ目的地へ到着する。入場券を購入し中へ入っていく。まずは2階の大広間の一席を僕達の拠点とする。貴重品はロッカーに入れた。さて、どこから遊びに行こうかな。
咲桜里「あ、あそこゲームセンターじゃない?」
翠「ほほう、娯楽施設がたくさんあるというのは本当のようだね」
里乃愛「みんなで行ってみよ?♪」
にぎやかな音源で賑わうゲームセンターへ足を運ぶ。クレーンゲームとプリクラにアーケードゲームの機械が多い。皆でプリクラを撮りたいなぁ。
真樹「みんなでプリクラ撮らない?」
想里愛「良いですね♪良い想い出作りましょう♪」
なんとか5人中に入ったのでお金を入れる。まずは写真を撮るのか、一枚目は無難に皆でピースした写真を撮る。いいぞ~順調だ。
想里愛「あと3枚あるみたいですね、次はどんなポーズにしようかな♪」
咲桜里「じゃあ猫ちゃんのポーズしよ♪」
翠「いいねやろう♪」
里乃愛「にゃあ~~♪」
美少女達の音声付きで素晴らしい1枚が収まる。さて次のポーズは・・・
皆思い思いのポーズを撮るが想里愛がキスしてくれた。嬉しいサプライズだ、
想里愛「ふふ、素敵な一枚になりましたね♪」
真樹「うん、来て良かったなあ♪」
次は写真にスタンプを付けたり背景を変えたりと装飾する時間のようだ。別にこのままでも悪くはないが・・・とりあえず日付を手書きしておこう。猫ちゃんのスタンプやハートマークなど賑やかな写真になっていく。
翠「楽しかった~次はどこ行こうかな♪」
里乃愛「そろそろ泳ぎに行こうよ!楽しみにしてたんだ♪」
ガラス越しには大きなバイキング船が海の波に見立てたプールと共にそびえたっている。あの船の中を探検してみたいものだ。そう考えると年甲斐もなくわくわくする。階段を降りて更衣室へ向かう。
真樹「じゃあ僕はこっちで着替えるから・・・」
そうすると里乃愛ちゃんが目を閉じ何か術式を詠唱し始まる・・・ふぁっ!?
里乃愛「ふふ、時間を止めたから真樹くんも一緒に来て大丈夫だよ♪」
想里愛「そうですよ真樹さん、あたし真樹さんと一緒じゃないと寂しいです♪」
素晴らしいご都合展開に心の中で感謝の正拳突きをキメつつ女子更衣室へ入る。
咲桜里「お兄ちゃん、見ちゃだめ!」
中で着替えてる人が当然おり、後ろから目隠しされたついでに背中に素晴らしい感触が伝わる。いいぞ~もっとラッキースケベ起きろ!目隠しを外すと視界に入る範囲の女性にはまた服を着させたようだ。
翠「これで一安心だね!」
用意した水着を渡すと普通に皆着替え始まる。そうだその為に来たのだ。僕もロッカーを開き水着へと着替えていく。帰りも時間を止める事になりそうだ。
想里愛「真樹さん、この水着上のほう付けるの手伝ってください♪」
真樹「任せて!」
みんなビキニは初めてなのか僕が上の水着を付ける事になる。公衆の面前にポロリを晒す訳にはいかない・・・しっかり胸が水着に入っているか触診しつつ着せていく。素晴らしい感触である。
里乃愛「みんな着れたみたいだね♪」
咲桜里「あたしが一番乗りだよっ!」
時間を戻しガラスのドアを開けバイキング船のある波打ち際まで駆け出す咲桜里。良い絵になっていてとても良い。
里乃愛「誰が一番先にバイキング船にタッチできるかよーい・・・どん!」
里乃愛の合図でみんなノリ良くプールの中へ飛び込む。僕も負けてられないぞ!
翠「ブクブクブクブク・・・」
ふぁっ!?翠が沈んでいくぞ。泳いでいる場合じゃない、とりあえず陸に引き上げて猫ちゃんの浮き輪を持ってきてあげた。すぐに引き上げたおかげで特にダメージはないようで一安心した。
咲桜里「やった!さおりが一番のり~!」
想里愛がギギギの顔をしているのが波打ち際からでもよく見える。立場が逆転しているのは珍しい。
里乃愛は楽しそうな笑顔だ。ゴーグルも用意してあるし準備は完璧だ、僕も楽しもう!
翠の浮き輪を押して皆の元へ向かう。
想里愛「あ、真樹さんと翠ちゃん♪プールって楽しいね♪」
想里愛もすぐ笑顔になる、なんて愛しい光景なんだ・・・すぐに彼女の頭を撫でる。
里乃愛「ねーねー真樹くん、あれな~に~?♪」
指差した先にはウォータースライダーが視界に映っている。3種類から選んで滑れるようだ。まずは無難に一番安全そうなウォータースライダーから滑りたいな。
さっそく列に並ぶ。何故か一番傾斜の厳しいウォータースライダーから滑る事になってしまった。うーん順番が近づき高さがあがっていくに比例して緊張が増していく・・・。
想里愛「真樹さん、緊張しているんですか?あたしと一緒に滑れば大丈夫ですよ♪」
真樹「うん、一緒に滑ろう♪」
咲桜里「お姉ちゃんの次はあたしと滑ろう、真樹おにいちゃん♪」
真樹「任せて!」
そんな感じで一緒に滑る予約が全て埋まる。一人ですべるよりみんなと滑りたいよね(承認欲求)
おや、このタイミングでアナウンスが鳴る。一体なんだろう?
アナウンスのお姉さん「皆様本日はご来場頂き誠にありがとうございます。兼ねてよりご要望のありましたウォータースライダーにつきまして昨日完成致しました。大変お待たせ致しました!只今より新規に開設した家族で滑れるウォータースライダーを開放致します!」
おお!4列目にさっそく行列ができていくぞ。それぞれが滑り終えた後、皆で一緒に滑る事が決まる。
想里愛「あ、順番が来ましたよ♪早く滑ろっ?♪」
可愛らしい仕草と表情で彼女に促される。おお、ちょっと怖いけど手も繋いだし僕のお腹に彼女を乗せたし準備は万全だ、いざ滑水!うお!傾斜のせいですごい速度だ!その分彼女の体も僕に強く押し付けられる。万が一落ちないようにしっかり彼女を抱いて滑水する。
想里愛「真樹さん・・・♡」
なんと身をよじって180度向きを変えて目が合う。僕には怖くてできない芸当だが彼女の愛の成せる業なのだろう。そして体勢を整えると甘い口付けを頂き、上のビキニの中を触らせてくれる。
想里愛「みんなが居るからなかなかお昼から真樹さんとイチャイチャできなくて・・・我慢できないです♪」
真樹「嬉しいな、ありがとね♪」
嬉しいがかなり危ないので少しだけキスと胸の感触を堪能した後元の姿勢に戻りウォータースライダーを一緒に楽しんだ。おへそも柔らかくて手も保養される。愛しい想里愛の愛情を感じる事ができて嬉しい。そして無事に滑り終えて着水する。
想里愛「えへへ♪良いスライダーになりましたね♪」
真樹「そうだね♪毎週一緒に滑りたいぐらいだよ♪」
そして皆滑り終え列に並び今度は咲桜里と一緒に滑る。同じように僕のお腹に乗せて一緒に滑るが・・・
咲桜里「おにいちゃん、さおり怖いよう♪」
咲桜里も前を向き前から抱き着かれる体勢になる。大きな胸を押し当てられてとても気分が良い。
真樹「お兄ちゃんがしっかり滑り終えるまで守るから大丈夫だよ!」
咲桜里「お兄ちゃん頼もしい、好き♪」
瞳を閉じた咲桜里に口付けしてもらえる。守った甲斐があったぜ!
そしてその体勢のままなんとか着水してまた皆で並び・・・
真樹「あれ、ウォータースライダーの水の勢いが弱いような・・・」
翠「本当だ!これじゃ滑れないからあたし達が反動を付けて動いて滑らないといけないね♪」
排水関係の不具合だろうか・・・水面に反動を付けて少しずつ滑る度に翠のおしりの感触が僕に伝わり僕のアンダーが右向きにスタンドしたのは言うまでもない。半分程滑り終えると翠も正面を向き成長してきた胸が滑る度に押し付けられとても僕は満足した。
里乃愛「次はあたしとだよ真樹くん♪」
真樹「傾斜で速度がすごいから気を付けて一緒に滑ろうね♪」
里乃愛「うんわかったよ真樹くん♪」
さっそく滑ると彼女も僕の正面を向く。しかし水の勢いが強いせいかビキニがずれて胸が露わになってしまう。僕はしっかりガン見する。しかし里乃愛は気付いてないようで笑顔で抱きしめてくれる。
里乃愛「えへへ、こうやって滑りたかったんだぁ~♪」
真樹「ふふ、いろんな滑り方があるよね♪」
知らぬが花だろう、僕は彼女の頭を撫でつつ生の胸の感触を充分に堪能する。まったく、ラッキースケベは最高だぜ!そして家族用のウォータースライダーで皆で滑る。
想里愛「わぁ、ひろ~い!」
翠「それに横と上に透明なガードが付いてるから安全に滑れるね♪」
里乃愛「このまま滑りながら寝れそうなぐらい気持ちいいね♪」
咲桜里「天井も綺麗な空で滑り心地も良いよね♪」
直線ではなく曲がりくねっており長い時間緩やかな傾斜を滑って楽しめる造りになっている。家族用ウォータースライダー最高!そして無事に着水し次の場所へ向かう。そう、ジャグジーだ。
想里愛「わぁ、あったか~い♪」
真樹「みんなで入れるぐらい広いジャグジーで良かったよ♪」
咲桜里「泡が当たってくすっぐたいよぉ~!」
確かに慣れるまでは大変そうだ。僕には水圧でマッサージされてる気分で気持ち良い。温度も熱すぎずぬる過ぎずで申し分無い。
翠「真樹、あの扉の人達は何してるの?」
真樹「あれはサウナだよ、あの中には暖炉が設置されていてすごく暖まるんだ。皆で入る?」
里乃愛「いいね♪誰が一番長く入っていられるかな?」
それは温度次第だが体を温めて良い汗をかくのは大事な事だ。最低でも15分は入っていたいところだな。
中に入ると霧が出ている。薬草を使っていて肺や呼吸器官に良い効果があるそうだ。僕は気管支が弱いほうなので定期的にこのサウナに通いたいところだ。
想里愛「真樹さんとこうした方があったまる~♪」
隣に寄り添っていた想里愛が首を肩に預けてくれる。頭を撫でつつサウナって素晴らしいと改めて感じる。
咲桜里「ヒノキかな?良い樹を使ってるね♪」
翠「うんうん、良い匂いする~♪」
みんな自然が大好きなんだなあ。やっぱり緑が僕達に合っているのかな。壁には時代を感じる白黒の建物の写真が飾られている。この建物の昔の姿なのだろうか。そして20分程サウナで過ごす。
里乃愛「あたしもう暑くなっちゃった~。皆出よ~?」
皆良い汗を流したようで満足気な顔でサウナの外へ出る。だいぶ満喫できてるな、いつの間にかガラス越しの外は暗くなり始めている。楽しい時間はあっという間に過ぎる。
真樹「みんなこれに乗って~!」
空気で膨らませた大きなボートに全員を乗せる大人数人が乗っても大丈夫な良いボートなので僕も一緒に乗る。
里乃愛「バイキング船の周りは輪になっていて水流で一周回れるプールになってるんだね♪」
ボートに座り話す。皆の可愛い水着姿をじっくり見れる良い機会だ。まだまだ成長期なのでこの水着が合わなくなったら、また新しい水着を見れるだろう、楽しみだ。
翠「真樹、僕が膝枕してあげる♪」
柔らかいふとももに寝ころび、淡く輝く星空と可愛らしい翠が視界に映る。少し頭を動かすと皆と目が合う。ローアングルもとても良い。ボートを持ってきて大正解だ。僕の予想通り順番で膝枕をさせてもらえる事になる。まったく、水の世界の冒険は最高だぜ!
彼女達と僕が満足のいくまでボートで流された後、充分に楽しんだので時間を止めて更衣室で彼女達の生着替えをしっかり見収めつつ着替えてから2階の休憩室へ戻り夕食を摂るのだった。
後書き
申し訳程度のポロリ要素
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