第12話 奇襲を凌いだら観光と旅館で愛を深めて(後編)


前書き


ソリアの日記13

客室に帰ると妹達はお菓子を食べてくつろいでいる。良い笑顔をしていて微笑ましいなあ。

和服を見に行く事になり、わくわくする。

慣れない場所の為か足をくじいちゃった。真樹さんの温かい背中に頬を寄せる。このまま眠れそうな程居心地が良い。

和服屋さんに着き、試着する浴衣を選ぶ。

真樹さんはどんな浴衣ならあたしの事をかわいいと思ってくれるかな・・・?そしてあたしの気持ちを彼に表せる浴衣を見つけた。すぐに試着室で着替える。

予想以上の成果を真樹さんから聴けた。すごく嬉しい・・・あたしは頬を染めつつ彼に甘える。

寝る前にもたっぷり甘えよう・・・♪



第12話 奇襲を凌いだら観光と旅館で愛を深めて(後編)


真樹「戻ったよ~。」


想里愛「ただいま~♪」


靴を脱ぎ客室に入る。サオリもミドリも起きている。


咲桜里「真樹お兄ちゃん、おかえり♪」


翠「おかえり♪」


機嫌が良い。お腹の調子が良くなったからかな?いや、サービスで置いてあるお菓子の食べ終わった包装がテーブルの上でパーティー会場の様に広がっている。


真樹「みんなで服屋に行かない?♪」


想里愛「良いですね、あたし行きたいです♪」


咲桜里「サオリもいく~♪」


翠「ボクも行く♪」


全員一致で服屋さんに向かう。広くて迷いそうだがエレベーター前の案内図を見て場所を確認する。


真樹「和服屋が多いんだね、早くみんなの和服姿が見たいよ。」


想里愛「2階が和服屋なんですね、さっそく行きましょう♪」


4人でエレベーターに乗り2のボタンを押す。スカイスリーには高さでは劣るが、エレベーターの最上階から眺める夜景も悪くない。いつの間にか足を挫いてしまったソリアを背中で抱っこして、落っこちないようにおしりに手を当てて柔らかな感触を堪能する。決してやましい気持ちは無い。


咲桜里「足を挫いたならシカタナイネ」


翠「そうだね、シカタナイネ」


いつの間にネットの言葉を覚えたサオリとミドリが羨ましそうに言っている。僕の背中は1つしか無いからな。便利な魔法を覚えるか、サオリかミドリが足を挫かないとそういう機会は訪れないだろう。


真樹「2階も広いね~♪」


想里愛「わぁ、和服屋さんがいっぱいありますね♪」


咲桜里「サオリあれ着た~い!」


翠「ボクは青色の浴衣を着たいな~」


みんなはサオリに付いていく。着たがっているのは水玉模様の付いている白色の浴衣の様だ。ソリアやミドリも着たい浴衣を探し始めている。僕はどんな浴衣を着ようかな?


真樹「そういえば着付けがわからないな・・・」


服を選んだ所で僕に男性店員、ほかのみんなには女性店員が試着室で服を着付けてくれる事になった。

僕が着付け終わった頃にはキャッキャ騒ぐ声が聞こえる。みんな着付け終わってる様だ。そして試着室のカーテンが開き・・・そこには可愛い浴衣美少女が3人いた。


咲桜里「お兄ちゃんお兄ちゃん!あたし似合ってるぅ?♪」


真樹「似合ってるよ♪水玉もかわいいけどサオリも可愛いよ♪サイズも丁度良いみたいだね♪」


楽しそうにはしゃぐサオリ。初めての浴衣を気に入った様で良かった。黒の髪と白の浴衣は相性が良いのだろうか・・・とても可愛らしい。おしりや胸の主張が目立っており、少女から少しずつ乙女へと成長しているのを実感できる。


翠「真樹・・・ボクは似合ってる?」


不安そうな表情で僕を見つめてくるミドリ。浴衣は海のような青色で泳ぐイルカが描かれている。瞳も髪も純粋な蒼穹の様な青である。浴衣では表現しきれない綺麗な瞳、そして髪は少しずつ伸びてきて今ではセミロング程になっている。


真樹「ミドリも似合ってて可愛いよ♪これから夏だから髪伸ばして首筋を紫外線から守らないとね♪」


想里愛「真樹さん・・・♪あたし・・・どうですか?♪」


情熱の赤色がソリアを包んでいる。仄かに頬も赤く染まっている。林檎が少しずつ染まっていく様に・・・日々愛しい彼女も成長しているのだ。とても愛しい。今夜も情熱の赤色にソリアを染めちゃうぞ。そして成長し続けているのを証明するかの様に、2つの大地の悲愛とふとももと言う名の極柔マシュマロとその部分の少し上にある大地の友愛はその主張を途切れさせる事が無い。なんて綺麗な曲線美と大きさなんだ。地球が始まった時からこの瞬間まで終わる事が無い様に、その存在を主張し続けることだろう。白のハートの柄の入った赤い浴衣の内側から永久に。


真樹「ソリアは今すぐ僕のお嫁さんにしたいぐらい可愛くて大好きだよ♪」


あ、感動の余り浴衣を褒めるのを忘れてしまった。


想里愛「ぁぅぅ・・・もう、真樹さんったら・・・♪」


頬をさらに赤らめながら僕に寄り添って抱きしめてくれるソリア。ソリアの深い愛情を感じられて幸せだ。

ソリアがものすごく背伸びをしている。僕は少し腰を落としソリアの顔と同じ高さになる。


想里愛「あたしも真樹さん大好きです・・・♪今日はいっぱいお願いしますからね♪」


真樹「嬉しいよ・・・♪うん・・・♪」


耳元でそう囁かれる。僕は心の躍動が抑えきれない。思わずソリアを抱きしめ返してしまう。ソリアの浴衣の柄からハートが飛び出るぐらい見つめ合って愛を深める二人。感謝するぜ・・・これまでの全てに・・・!(某拳で音を置き去りにした人風

周りの店員は都合良く他の客を接客している。サオリとミドリは一瞬驚いた顔をしたあと悔しそうに僕とソリアを見ている。喜んでるのに便乗して抱きつけば良かったと言っているのが聞こえてしまった。これが噂のハーレムなのか?


真樹「よーし、奮発して1着ずつ今着ている浴衣を買うね♪」


咲桜里「やった~~♪サオリうれしい!」


さっそく有言実行で後ろから抱きつこうとするサオリ。その時・・・ソリアという地球が180度自転する。僕は大地の悲愛が押し付けられる感触に全神経を注ぎつつ、自転されるがままになっている。そしてソリアはにこやかに微笑み・・・


想里愛「もうサオリったら・・・お姉ちゃんに甘えたいのかな?♪まだまだ子供なんだからっ♪」


咲桜里「ギギギ・・・!」(某これはビタミン剤じゃ・・・の人風


サオリは悔しそうにソリアに抱きつく格好となっている。ソリアは爽やかに微笑んでおり一見平和な1コマに見えるが・・・恋は戦争とはよく言ったものだ。


翠「ボクだって・・・負けないんだから!」


なんとミドリも飛びついてくる。サオリの時も思ったけど浴衣なのになんて機敏なんだ!


想里愛「えっ!?」


ソリアもさすがに予想外だったのか、固まったまま身動きができない。その変わり込める力は強くなり、僕の全身を柔らかく温かく包み込む。ありがとうミドリ、ミドリのおかげで僕は幸せだよ。ミドリは華奢ですごく軽いな。このまま肩車しても問題ないぐらいだ。もちろんソリアやサオリも肩車しても体重的には問題ないだろう。むしろしたい。


真樹「みんな浴衣を着られて嬉しいのかな、楽しいよね~♪みんな買う浴衣今着ているので良いかな?」


想里愛「はい、良いですよ・・・♪」


抱きしめられたまま耳元で囁かれる。これはたまらない。僕のunderがstandしそうだ。僕の頭はそう#understand__りかい__#した。


翠「ボクもいいよ~♪」


もう片方の耳に囁くミドリ。人の良い所はすぐ吸収し、自分のモノにする。将来が頼もしい。


咲桜里「サオリもいいよ♪あ・・・お兄ちゃんサオリ疲れちゃったよぉ」


しゃがみ込むサオリ。


真樹「え、サオリ大丈夫?」


ソリアもミドリも離れる気配は無いので二人を抱っこしたままサオリに歩み寄る僕。


咲桜里「・・・嘘だよっ♪」


なんと、サオリも僕に抱きついてきた。片手ずつ、ソリアとサオリのおしりに置く事で抱きかかえる。ミドリは肩に手を乗せて足を僕のお腹にまで回して抱きついている。一生こうしていたいです。(正直


真樹「よーし、じゃあ浴衣を買って1階の外でやっている縁日の屋台を見に行こう♪」


想里愛・咲桜里・翠「は~い♪」


3人共可愛く返事をする。温かくて柔らかくて良い匂いが僕の全身を包む。これが噂の移動できる天国やぁ~。


僕は店員さんに生温かい瞳で見送られつつ会計を済ましエレベーターへ向かう。3人共軽いから助かる。ちょっとした運動不足の解消にもなるだろう。僕は匂いも堪能しつつエレベーターに乗る。


想里愛「あたしに任せてください♪」


ソリアが1のボタンを押してくれる。気遣いのできる良いお嫁さんになってくれる事だろう。よし、1階に着いたぞ。頑張って屋台まで向かうぞ。


真樹「人は賑やかだけど、人が多すぎるせいか以外と僕達に注目は集まっていないみたいだね」


少しホッとする。目立たなくて良かった。


咲桜里「お兄ちゃん、注目を集めさせてあげようか?♪」


おもむろにキスしようとするサオリ。しかしそこで・・・


想里愛「・・・えぃっ!」


ソリアの2つの大きなモノがすごい勢いで僕に当たる。その影響で僕は少し後ろにのけぞりサオリの唇は届かなかった。


想里愛「真樹さんはあまり目立ちたくないんだよ?それにちゅ~はあたしの役目だよ?」


咲桜里「お姉ちゃんひどい~~!」


僕の眼前でプンスカ怒るサオリ、怒っても可愛いなぁ。


真樹「まぁまぁ、今日は楽しくお祭りを過ごそうよ♪」


僕は片手でどうにかソリアとサオリを抱きかかえてから、サオリの頭を撫でる。ソリアも撫でてたら肩からひょいと顔を出したミドリも撫でた。さーて、まずはどの屋台に行こうかな?


咲桜里「サオリたこ焼き屋行きたい~!」


すぐ近くにたこ焼き屋があったので立ち寄る。みんなほぼ満腹の様なので1つだけ買おうかな。


たこやき屋店主「へい、らっしゃい!おやお兄さんモテモテだね、かわいこちゃん一緒にたこ焼き食べない?」


想里愛「お断りします。」


咲桜里「やだ!」


翠「むり。」


たこ焼き屋店主「あはは・・・1つでいいのかい?あいよ~。」


タコ焼き屋の背中には、たこ焼きの熱さとは対照的に寂しく冷え切った哀愁を感じた。なぜか料金もまけてくれた。


想里愛「あれ、2倍もたこやき入ってますね。」


咲桜里「ラッキーだね♪さっそく食べよう。」


想里愛「あたしがみんなにあ~んして食べさせますね♪」


翠「待って!この端っこのたこ焼きは食べちゃダメ。」


ミドリは指摘したたこ焼きの中身を爪楊枝で広げていく。ワサビがたっぷり入っていた。


翠「ボク怒ったよ。」


ミドリが片手をたこ焼き屋に向けて、小さく何か呟いている。これはヤバいんじゃないか?あ、タコ焼き屋が屋台事消えたぞ。


真樹「ミドリ・・・たこ焼き屋さんはどこに行ったの?」


翠「万年樹の2階層に飛ばしちゃった♪」


おいぃぃぃぃい、まぢかよぉぉぉ・・・ま、いっか。大した騒ぎにもなってないもんね。


真樹「よーし次はどの屋台に行こうか?♪」


想里愛「あたしアイス屋さんに行きたいです♪」


翠「ボクもアイス食べたい♪」


咲桜里「サオリも~~♪」


みんなで仲良くアイス屋を探す。正直ホテル内を探したほうが良いのかも知れないが、せっかくの祭りを楽しむのも悪くない。アイス屋があると良いのだけど・・・。


想里愛「アイス屋見つけました♪」


ソリアはかなり目が良いようだ。ソリアの道案内に従って歩いて行くと・・・アイス屋があった。このアイス屋は店員にじゃんけんで勝つとアイスをもう1つくれるサービスをしている様だ。だが見た所勝っている人はいない。


真樹「アイスくださ~い。」


アイス屋店員「あいよ、何食べるか選んどくれ。」


決まるまで時間がかかったが、結局全員バニラとチョコと桃とイチゴの4種類入れたアイスに決めた。


アイス屋店員「それじゃ、じゃんけんしようか。4つなら勝てたら2人分の料金でいいよ。」


僕はみんなを抱きかかえてて文字通り手が出せない。誰に任せようか・・・。


咲桜里「サオリがする~!もーじゃんけん始めていいの?」


アイス屋店員「あいよ、可愛いお嬢ちゃんが相手だね。」


まぁプロっぽい店員が勝つと思う。向こうは生活がかかっているからね。しかし結果はサオリの全勝だった。


咲桜里「きっとわざと負けてくれたんだよ♪手の動きがゆっくりなんだもん。」


僕にはそうは見えなかったぞ。顔つきもまぢだったし・・・。よく話を聞くとサオリは精霊とダンジョンで過ごす間危険から身を守る為に、自然と魔物の動きやダンジョン内の変化をその目で追えるようになったそうだ。店員の手の動きがゆっくりに見えたのは、そういう事だったのか。苦労しているんだな・・・。


真樹「サオリ、僕のアイスの分も食べていいよ。」


咲桜里「お腹いっぱいだから、1つあれば十分だよ♪お兄ちゃん優しいね、サオリお兄ちゃん好き~♪」


想里愛「ちょっとサオリ、真樹さんは渡さないんだからねっ!」


翠「ボクも渡さないんだから!」


ソリアとミドリの抱きしめる力が強くなる。どうなる事かと思ったがアイスの美味しさも手伝ってみんな笑顔で屋台をめぐって過ごしていく。スーパーボールを抄ったりハートのカタヌキを完成させたりピエロが膨らませた風船をもらったり・・・楽しく時間が流れていく。


想里愛「楽しかったですね♪また行きたいです♪」


咲桜里「お兄ちゃんまたお祭り行こうね♪」


翠「ボクもまたみんなで行きたいな♪」


真樹「そうだね!またみんなでお祭り行こうね♪」


一通り屋台を回り終わり、客室に向かってゆっくりみんなで帰っていく。アイスを食べた後はみんな降りてくれて帰りは歩くのが楽だった。ミドリとサオリが前を歩いて僕とソリアがその後ろを付いていく。


真樹「帰ったら客室のべランダに露天風呂が付いているんだけど、広いしみんなで入らない?♪」


想里愛「・・・そうですね♪広いのならみんなで楽しみましょう♪」


咲桜里「いいよ~♪」


翠「うん♪」


満場一致でみんなで湯船に入る事になった。きっと気持ちも温かくなるだろう。客室に戻りベランダの湯を確認するとすでに出来上がっている。いつでも浸かれるようになっていると後で知った。


真樹「旅館の人が準備していてくれたのかな?いつでも入れるね♪」


咲桜里「そーだね!お兄ちゃんと露天風呂・・・」


サオリの頬が少し赤いのは僕の気のせいだろうか・・・?しかし旅館に浴衣姿の美少女3人は見ていて飽きない。本当は何泊でもしたいが精霊を助けなければならないから、連泊するわけにもいかないだろう。この1泊2日の旅を満喫しよう。


想里愛「ベランダで眠たくなったら危ないので、もう入ります?♪」


翠「ボクも、もう入ったほうが良いと思う。」


みんな頬が赤いな・・・やはり緊張はしているのだろう。きっと僕も赤くなっていると思う。トイレか隣の部屋まで行かないと鏡が無いから確認はしないけど。ちなみに部屋が5つもあり客室はとても広い。さすが高級旅館だ。


真樹「それじゃあ着替えなきゃね、僕は向こうに・・・」


ソリアの手が僕の裾を握る。


想里愛「あの・・・あたし浴衣の外し方わからなくて・・・真樹さんにお願いしたいです♪」


翠「あ・・・ボクもワカラナイナ~」


咲桜里「サオリもわからな~い♪お兄ちゃん外して♪」


なんやこれ?ここは天国かいな?(関西かぶれからの同意欲求


真樹「うん、任せて!!」


と言う事で一人ずつ浴衣を外していく事になる。もちろん外し方など知らない。サオリはトイレに行ったからソリアかミドリからだな。


翠「真樹、ボクからお願い♪」


ズイッと前に出てくるミドリ。しかし小刻みに震えている気がする。


真樹「ミドリの浴衣、よく似合ってるよ♪また明日浴衣見せてね♪」


翠「うん・・・♪」


頭を撫でていると落ち着いてくれたのか震えは収まった。たぶん腰の帯を緩めて外してから、浴衣を畳むかハンガーにかければ良い気がする。よしそうしよう。帯を緩めたらスルリと浴衣は床に落ちた。何も履いてない・・・あっパンツもブラも買ってなかった!!


翠「あ・・・寒い~」


ミドリが僕に抱きついてくる。


想里愛の心の声「あ!ズルい!あたしも早く抱きつかなきゃ!」


想里愛「真樹さん、あたしもお願いします・・・♪」


真樹「任せて!」


スルリと帯を外すと浴衣は役目を終えたとばかりにハラリと床に落ちる。僕はソリアの身に付けている布を1枚ずつ外していく。そして・・・


想里愛「あ、あたしも寒いです・・・♪」


ソリアも僕に抱きついてきた。やったぜ!


咲桜里「ちょっと!トイレから戻って来たら何二人共抜け駆けしてるのよ!お兄ちゃん早くあたしの帯を外して!」


真樹「う、うん。」


僕はサオリの迫力に押されつつ帯を外す。ていうか、浴衣の外し方理解ってない?


咲桜里「あ・・・お兄ちゃん寒いよ~~♪」


サオリも僕に抱きついてくれる。ハーレム天国がここに完成する!


真樹「じゃあ僕も浴衣外さなきゃな。」


想里愛「あたしに任せてください♪」


ソリアが帯を外し、衣服はミドリとサオリが脱がしてくれた。なんという連携だ。きっとダンジョンでも発揮されるだろう。


真樹「よ、よ~し!みんなで入ろう~~!」


僕は目のやり場に困りつつもベランダの障子と窓を開ける。おお、湯気が良い感じに立っているぞ。別の所はまだギリギリ立っていないぞ。いや、50%ぐらいかな?


想里愛「わぁ、きれ~~~♪」


ソリアがベランダから見える街並みを見下ろす。雄大な大地の恵みのせいで真下だけは見えていないと僕は思った。


真樹「きれいだね~♪サオリとミドリもこっち来なよ~♪」


咲桜里「寒いから見終わったらすぐ温泉入ろうね!」


翠「ボクもそう思ってた!」


駆け足でサオリとミドリが駆け寄ってくる。サオリの大地の恵みの揺れも半端ない。思わず釘付けになってしまった。ミドリのほうは・・・これからに期待かな!


咲桜里「ほんとだ、きれ~~♪」


真樹「良い景色だね♪」


みんなで眼前に広がる街の灯びを見下ろす。う~ん2泊ぐらいしたかったなぁ・・・。一通り見終わったので急いでみんなで湯船に駆け寄る。まだ元旦、外は寒いのだ。


真樹「みんなにかけ湯するね♪いきなり入ると良くないからさ。」


僕は天然温泉を贅沢に大きな風呂桶でみんなにかけていく。


想里愛・咲桜里・翠「温か~い♪」


みんなに7回ずつかけた。今後の幸運も願って。自分にもかけ湯をしてみんなで源泉掛け流しの露天風呂に入る。


真樹「くぁ~~~!温かいね~♪」


想里愛「はい~~!生き返る気分です~♪」


咲桜里「毎日みんなで入りたいね~♪」


翠「ボク、ここの温泉が一番好き~♪」


4人とも極楽を満喫する。お金は全く払ってないけど、高い金払って来た甲斐があったわ!(名言


想里愛「あたし・・・疲れちゃったな~♪真樹さんこちらに来てマッサージしてください♪」


真樹「うん、任せて!」


僕はソリアの隣に寄り添う。


真樹「湯船から出ると寒いし・・・このまま始めてもいいかな?」


想里愛「はい、良いですよ~♪」


咲桜里「え!お姉ちゃんの次はあたしをマッサージしてねお兄ちゃん?♪」


翠「じゃあその次はボクをマッサージしてね真樹?♪」


次々と予約が埋まる中僕はマッサージを開始する。やましい気持ちは決してない。ソリアの疲れを癒すのが僕の使命なのだ。僕は迷わずにふとももを開いて、ふとももの付け根と上半身の超絶巨大マシュマロを片手ずつ用いてマッサージし始める。


想里愛「あ・・・♪真樹さん・・・♪」


湯気で少しでも離れると何も見えない状況である。ソリアは僕に寄り添い唇を重ねてくれる。たっぷり極上マシュマロと夜の膝枕にする所を揉み解す。地上で揉んでも柔らかいが水中はもっと柔らかく感じる。


真樹「ソリア愛してるよ・・・♪」


想里愛「あたしも真樹さん愛してます・・・♪」


しっかり毎日揉んで僕の色に染めなきゃな。湯気で見えないしもう少ししちゃおうかな・・・。僕はたわわな実りを持ち上げて水中から地上へと浮かばせる。そして今日のソリアの浴衣の色を少し薄くした小さな部分を口に銜えて優しく吸い上げる。屋台のアイスよりも何百倍も美味しい・・・たっぷり果実の恵みを口内へ享受し続ける。


想里愛「あっ、ん・・・ま、真樹さん・・・♪」


ソリアは僕を強く抱きしめる。顔が2つの巨大マシュマロで完全に埋まる。


想里愛「ん・・・あ・・・つ、続きはサオリ達が寝たら・・・しよ?♪」


甘い吐息の中、ソリアは精一杯そう話す。


真樹「そうだね・・・楽しみにしてるよ♪」


僕はそう言ってからソリアを抱きしめてキスする。もう少しこうしていたいがジャブジャブと近づいてくる音が聞こえてきた。名残惜しいがゆっくりと唇を離す。


想里愛「ん・・・ぅ」


もう終わりなの?と言いたげなソリアの甘くトロけた顔が愛しい。


咲桜里「あ、お兄ちゃんマッサージ長いよ~!サオリにも早くして!」


真樹「わかったよ~、ソリア行ってくるね♪」


想里愛「んぅ・・・真樹さん、いってらっしゃい・・・」


息のあがっているソリアの頭を撫でて見送られてから僕はサオリの元へ寄り添う。


咲桜里「サオリ、お兄ちゃん好き♪」


二人きりになったと思ったら、すぐサオリに抱きつかれてキスされる。とても嬉しいです。


真樹「サオリは元気で可愛くて好きだよ~♪」


僕はサオリの頭を撫でる。ソリアより少しだけ身長は低いのかな・・・あまり変わらない気がする。


咲桜里「お兄ちゃん楽しい旅館に連れてきてくれてありがとね♪お礼に1回なんでも言う事聞いてあげるよ♪」


ふぁっ!?僕はunderをデコピンして現実かどうか確認する。おお現実だった。


真樹「ううん♪サオリは優しいね、何を頼もうかな~?」


僕は暴れん坊将軍が戦場へ出陣しないように理性を保とうとする。ソリアとあまり変わらない大地の恵みをグイグイ押し付けられる。これはたまらない。


咲桜里「そうだ!お祭りで汗かいたから、せっけん無くていいからサオリを手洗いして?」


まぢすかと僕は一瞬だけ戸惑いつつ光の早さで返事をする。


真樹「うん、任せて!」


汗をかいたのなら仕方ないよね、しっかり手洗いしないと。


咲桜里「お兄ちゃんどうしたの?お祭りで疲れた?サオリが手伝ってあげる!」


なんとサオリが僕の手をつかみ、大地の恵みの元へ押し付けてきた。しかも手を握り込み鷲掴みにする形になっている。


咲桜里「しっかりマッサージしてね・・・」


真樹「う、うん・・・。」


しばらく二人共無言になり、体感で6分程大きくて柔らかい2つの感触を堪能・・・いや、マッサージし続ける。


咲桜里「お兄ちゃんは、ここもマッサージするの好きなんでしょ・・・?」


サオリが僕の片手をふとももの付け根へと導く。


真樹「うん・・・サオリのここをマッサージするのも好きだよ・・・」


僕はソリアの時と同様に、サオリの上半身のマシュマロと下半身のマシュマロをたっぷり揉み解す。


咲桜里「温泉も温かいけど・・・もっと温かくなってきたよぉ」


真樹「いっぱい温かくするね・・・?」


咲桜里「うん・・・。」


サオリの抱きしめる力は強くなり、唇を重ねる頻度も増してきた。たまにサオリは僕の肩に顔を乗せて休んでいたが、僕は我慢できずに再び唇を重ねて強く抱きしめる。


咲桜里「お、お兄ちゃん・・・♪」


真樹「サオリ・・・♪」


サオリは嬉しそうにしがみついてくる。これがベッドの上だったら僕は暴走しているかもしれない。時間を忘れてソリアと同じぐらい体の全身を重ね続ける。とは言っても経過した時間は15分程だと思う。ジャブジャブ・・・方角から考えて今度はミドリかな・・・?


翠「真樹~ボクにもいい加減マッサージしに来てよ~、あれサオリちゃんのぼせちゃったの?」


咲桜里「ぁ、うん~・・・サオリのぼせちゃってお兄ちゃんに心配してもらってたのぉ・・・」


サオリの甘くトロけた顔も可憐さの中に色っぽさが垣間見える。


咲桜里「お兄ちゃん、ミドリちゃんをマッサージしてくるの?またサオリにもマッサージしてね・・・♪」


ゆっくりと抱きしめる力を弱めるサオリ。またマッサージするのが楽しみだ。


真樹「行ってくるね♪」


湯気で見えないのを良い事に頭を撫でてから唇を重ねる。よし、ミドリの所に行くか。


翠「ボクずっと背中にしがみついてたから疲れたよ、しっかりマッサージして欲しいな♪」


僕は無難に肩から揉み解す。ミドリの場合は本当に疲れてると思ったからだ。他の2人も疲れてるとは思うけど、足場の無かったミドリは間違いなく疲れている。


翠「真樹上手だね、きもちい~♪」


僕は脳内で別の想像を創造しつつ、肩をマッサージし続ける。5分程マッサージをすると・・・。


翠「もう大丈夫だよ、真樹ありがとう~♪」


ミドリが僕に抱きついてくる。しっかり足も僕の腰に絡ませてきており、これはたまらない。


真樹「ミドリは積極的だねっ」


頭をなでなでしながらミドリに話す。


翠「ネットで知ったんだけど・・・真樹にぼくの乳房を大きくして欲しいな♪」


まさかこの展開は・・・僕が予想した通りミドリの手が僕の手をつかみ、これから成長するであろう少し控えめの果実の元へ僕の手は到着する。


真樹「大きくして・・・良いの?」


翠「いい・・・あっ♪」


僕はミドリの返事を聞く前にしっかり揉み始める。きっと揉む事で成長ホルモンとかが分泌されて果実が成長するのだろう。おや、小さな苺の先端が出てきたぞ。


翠「あっ・・・くすぐったいよ・・・」


ミドリは声を抑えようと堪えている。のぼせてるという部分もあるが、頬が仄かにピンク色に染まっている。


真樹「こうすると大きくなるって聞いたよ♪」


片方の乳房を揉みながら、もう片方の苺の先端を口に含んで吸い始める。うん、とても柔らかくて美味しい。ミドリの溢れる声を聞きながらたっぷりと育ちつつある果実を味覚や触覚で堪能する事で収穫し続ける。毎週収穫したいぐらいだ。


翠「ん~・・・大きく・・・なるといいな・・あっ」


10分程美味しく吸い続ける。ミドリの果実を大きくする前に僕のほうが大きくなったのは言うまでも無い。


真樹「毎週こうして大きくさせちゃうね?」


僕はミドリにキスをして乳房を揉みながら耳元でささやく。


翠「うん・・・いいよ。真樹に大きくしてもらう♪」


しばらくミドリと抱き合ってキスし続ける。かなり華奢な体なので、もっと栄養のある手料理を食べさせないといけないな・・・。湯気のおかげで今日はやり放題やってしまってるな。あとでソリアにもいっぱい愛情を注がないとな・・・。ジャブジャブ・・・2か所から音が聞こえる。二人共こっちに来てるんだな。


想里愛「真樹さん、もう十分温まったのでみんなで客室に戻りませんか?♪」


咲桜里「お兄ちゃんサオリもうのぼせたよぉ~、一緒にもどろっ?♪」


翠「ボクも十分温まったから戻りたいな♪」


真樹「そうだね♪みんなでゆっくり客室で過ごそう♪」


天然温泉からあがって、みんなで客室に戻る。僕は1人ずつ濡れた体を超絶激薄タオルで拭いていく。もちろん全身を拭く。素晴らしい柔らかく温かい感触が手のひらに伝わる。さすが風呂あがりや。


咲桜里「お兄ちゃんお兄ちゃん、あれで遊ぼっ♪」


お、あれは・・・トランプだ。カードの1枚1枚に各地の露天風呂の絵と効能が書いてある。部屋の暖炉がよく効いているのと風呂あがりで体が温まっているおかげか、何故か3人共浴衣を着ずに僕の両隣と前に来て座布団を敷いて座る。


咲桜里「サオリ浴衣のきつけわからな~い!お兄ちゃんが温めてくれるからいいもん♪」


隣から抱きしめられる。


想里愛「あたしも着付け方わからないです・・・♪真樹さん温めてください・・・♪大好きです♪」


抱きしめられてキスもしてくれる。


翠「ボクは服を着て寝た事が無いし、着ないほうが落ち着くと思う!ボクも真樹に温めてもらう♪」


また隣から抱きしめられる。もうトランプしなくて良くない?


真樹「みんなのおかげでさらに心も体も温まってきたよ♪」


3人の頭を代わるがわる撫でる。ソリアはキスしたまま唇を離してくれる気配は微塵も無い。もちろんそのほうが嬉しいので僕は一向に構わない。両隣りの僕のほっぺにも柔らかい感触とわずかに漏れる吐息が肌や耳で感じとれる。


咲桜里「サオリかーどで遊ぶより、ずっとこうしてたい♪」


想里愛「あたしもです・・・♪」


翠「ボクもそう思ってたよ♪」


真樹「僕もずーっとこうしてたいよ♪すごく嬉しいな♪」


湯冷めが少し心配だが暖炉のおかげで寒いとは感じない。それにしても・・・どの果実もすごく美味しそうだ。先程の湯煙の情事を想い出してしまう。今underがstandしたら丸わかりになってしまう。


咲桜里「お兄ちゃんお祭りでサオリ達を抱っこして疲れたんじゃない?サオリのここで寝ていいよ♪」


僕はどこで寝ていいのかと妄想が広がる。王道にして至高の膝枕で寝かせてもらう。この枕は間違いなく非売品や。柔らかくて落ち着くなー・・・果実で顔がほとんど見えないぞ・・・これはしゅごい。


想里愛「サオリの次はあたしも真樹さんを膝枕したいです♪」


一瞬だけギギギ・・・の顔になっているソリアが見えた気がした。きっと僕の目の錯覚だろう。ミドリもソリアの次に膝枕をしてくれるそうだ、有難いね。


咲桜里「お兄ちゃん、サオリの枕気持ちいい?♪」


真樹「うん、サオリの枕はふかふかで癒されるよ~♪」


僕はふとももの付け根のほうに顔を横にし新鮮な空気を深呼吸して味わう。嗅覚を駆使し、そこらへんの香水よりも素晴らしい上質な匂いを堪能する。


想里愛「次はあたしの番ですね・・・♪」


女の子座りして手招きする可愛いソリアに僕は光の早さで頭を極上トロももの上に乗せる。低反発なんてレベルじゃない。油断したら8秒で安眠してしまいそうだ。とても居心地が良い。


想里愛「真樹さん、今日はスカイスリーに連れて行ってくれてありがとうございます・・・♪」


真樹「ううん、僕もすごく楽しめたよ。ソリアありがんぷっ。」


ソリアはキスしようとして上半身を屈めるが、大きな白桃が僕の顔を埋めて全部喋り切る事は叶わなかった。ソリアは恥ずかしそうに白桃を離そうとしたがひざ枕の姿勢上できないと観念したようで、僕の口元までソリアの白桃で埋まりつつ、僕に唇を重ねてくれる。鼻で呼吸できるので何も問題無い。トロももと白桃と甘い口付けのトリプルクッションで僕は昇天してしまいそうだ。


想里愛「ずっとこうしていたいです・・・♪でもミドリちゃんが待ちきれないみたいなので・・・」


そう言ってから僕の耳元に顔を寄せて・・・


想里愛「寝る前になったら続きをしましょうね?♪」


僕はソリアにだけ聴こえるように返事をして頷いた。standしたunderをふとももの内側に挟んで隠しつつ僕はミドリの膝枕へ移動する。


翠「真樹さっきはマッサージありがと!ボクもマッサージしてあげるね♪」


僕の時と同じように肩をマッサージしてくれる。僕はミドリに感謝しながら頭に伝わる枕の感触を堪能しつつ、マッサージする時に揺れる果実の動きをじっくりと見守る。このマッサージのお礼は果実へのマッサージで返す。僕は強く決心する。


翠「ボク疲れたぁ・・・」


上半身を僕の顔に預けペタンと果実が僕の顔に重なる。口に苺の先端が当たっているので条件反射で銜えてしまう。しかし今は疲れているので刺激を与えないほうが良いだろう。


真樹「しっかりマッサージしてくれてありがとね♪」


ミドリの頭を撫でつつ、控えめに先端を吸う。湯煙の時と違って湯気の水分で味が薄まらないので濃厚な味わいがある。ソリアやサオリのも美味しいけどミドリのも美味しいな。


咲桜里「ミドリちゃん疲れたの?早いけどみんな寝る~?」


サオリが僕とソリアに顔を向ける。


想里愛「そうですね、寝不足は良くないですし寝ましょう♪」


ソリアは嬉しそうに僕に顔を向けて話してくれている。僕もソリアに微笑み、嬉しさが隠せないでいる。


真樹「じゃあ布団に行こっか♪先にミドリを寝かせるね。」


僕はミドリを布団に寝かせる。丁寧に頭を枕に乗せて・・・これで大丈夫だろう。


真樹「布団は4つ敷いたよ、広いから足を大の字に広げても大丈夫だね♪」


想里愛「わぁ、寝やすそうですね♪」


咲桜里「ふっかふかだ~♪」


サオリは布団に寝ころび、ソリアは嬉しそうに笑顔で手を合わせている。さーて僕も横になろうかな。


咲桜里「今日は屋台楽しかったね♪」


真樹「そうだね、僕も楽しかったよ♪」


想里愛「サオリのおかげでお得にアイス食べれたよ、ありがとね♪」


ソリアがサオリの頭を撫でている。サオリも満足気な表情で撫で受けている。そして僕はサオリとソリアを見て微笑みながら今日屋台で食べたアイスと二人の果実のどちらの方が美味しいかなと考えていた。


真樹「夜更けてきたし寝ようか?」


想里愛「そうですね、おやすみなさい♪」


咲桜里「おやすみ~♪」


翠「ぅにゅん」


ミドリもおやすみって言ってくれたのかな?さーて僕も寝たふりをするか・・・。体感で10分程経ってからモゾモゾと誰かが布団に入ってくる。おお、ソリアが来てくれたのかな?僕は顔を寄せて唇を重ねる。目が暗闇に慣れていないのと毛布の中なので顔は暗くてはっきりと見えない。


咲桜里「ん・・・お兄ちゃん大胆・・・♪」


あれ?この声はソリアじゃないぞ・・・あっ・・・(察し


咲桜里「お兄ちゃん、そんなにサオリが来るの待ちきれなかったんだぁ・・・?♪かわいいね♪」


そう言ってサオリは抱きしめてくれる。おお、すごいご褒美や。


翠「むにゅう・・・」


おや、背中からも甘い声と温かい感触が伝わってくる・・・この背中の感触は・・・ミドリの様だ。寝息をスヤスヤ立てているから本当に眠っているんだな。僕はミドリの頭を撫でる。


真樹「ん・・・!?」


僕は不意にマスクを付けられる。そしてサオリは急に眠ってしまった。僕が後頭部の方向を見上げると・・・


想里愛「ミドリちゃんにダンジョンで使ってねって眠り粉頂いたのですけど・・・真樹さんと二人きりで過ごしたくて使っちゃいました♪」


真樹「そうだったんだ・・・ビックリしたけど二人きりで過ごしたかったから嬉しいよ♪」


マスクの上からでも可愛く微笑んでくれているソリアが僕には理解る。ソリアの布団の中へ僕とソリアは移動する。移動する時に見える桃尻はいつ見てもたまらない。ずっと釘付けだ。ソリアは布団の中に先に入り、恥ずかしそうな顔をしながら僕に囁く。


想里愛「ぉ、おいで・・・?♪」


真樹「うん♪今行くね♪」


僕は毛布の中に潜りソリアの元へ寄り添う。ぎゅっと力強く抱きしめて愛情を伝える。嬉しそうに抱きしめ返してくれるソリアに僕はマスクを外して唇を重ねる。待ちわびた時が来て1秒1秒を大切に僕は使う。


想里愛「ふふ♪真樹さんに何をお願いしようかな・・・♪」


真樹「旅館をすぐ見つけられてすごかったよ♪なんでも言ってごらん♪」


想里愛「精霊さんを助けてあたし達の生活が安定してきたら・・・あたしをお嫁さんにしてくれませんか?」


真樹「うんもちろん!精霊さんを助けて僕達の暮らしが落ち着いてきたら・・・僕のお嫁さんになってください♪」


想里愛「はい、真樹さんのお嫁さんになります♪」


僕とソリアは誓いのキスをして、また抱きしめあって体を重ねる。お風呂あがりという事もありすごく温かい。一晩中寝ないでこうしていたいぐらいだ。ソリアも息ができないぐらい僕にキスし続けてくれる。


想里愛「真樹さんの携帯電話で調べたのですけど・・・結婚式や新婚旅行したいです♪」


真樹「僕もソリアと結婚式と新婚旅行行きたいよ♪一緒に決めていくの楽しみだね♪」


想里愛「はい♪楽しみにしていますね♪」


少し話しては唇を重ねるのを繰り返す。僕は唇を重ねながら果実の恵みを揉む。ソリアは僕に甘く愛しい表情を見せて僕の愛情を受け入れてくれている。


真樹「ソリア大好きだよ♪ソリアの全身を独り占めしちゃうね?♪」


想里愛「あたしも真樹さん大好き♪はい・・・真樹さんらしくあたしを優しく愛してください・・・♪」


真樹「うん・・・ず~っと愛し続けるね・・・♪」


僕はソリアの2つの果実を時間をかけて自身の味覚で味わう。甘い声と温もりを聞いて感じながら味わう果実は格別に美味しい。たっぷりと口に含み吸い上げる事で大地の恵みを収穫し続ける。トロけた顔のソリアに唇を重ねて、果実を揉みながらふとももの内側も揉む。毎回揉み比べるのは止められない。このまま異世界の万年樹にも劣らない秘境のダンジョンへ、僕の半身である指先を到達させるか躊躇しているとソリアは僕の考えを悟ったようで・・・


想里愛「真樹さん、なにか迷っているのですか・・・?遠慮しないでしっかりあたしに愛情を注いでください♪」


真樹「うん、悩んじゃったけど・・・優しくソリアに愛情を注ぐね♪」


僕はソリアの顔を見つめてキスしながら、その半身を秘境の入口へと向かわせる。まるで整地されたかの様に大地には草木は根付いていない。いずれ僕の別の半身がこの最終試練とも言えるラストダンジョンの中を探検する事になるのだろう。僕はそう考えながら荘厳に存在するダンジョンの入口の周囲を指先で探索する。


想里愛「あっ・・・、もっと探索してください~♪」


まるで僕の心の声を見透かしているかの様に状況に応じて応えてくれるソリア。間違いなく僕の素晴らしいお嫁さんになってくれる事だろう。


真樹「ここを念入りに探索しちゃうぞ♪」


想里愛「ん・・ぁ・・たくさん探索して欲しいですぅ~♪」


ふとももの内側や大地の恵みが一番柔らかいと思っていたけど、この秘境の肌質・・・いや、土壌もとても恵まれていて柔らかくて素晴らしいぞ。僕は唇を重ねて、時には果実や細いおへそを吸いながら秘境の洞穴の近くを探索し続ける。周囲の安全を確認してから次に進むのは冒険の鉄則なのだ。


想里愛「ま、真樹さん・・・♪もっと・・・探検しても良いです・・・よ?♪」


息の荒くなっているソリアがゆっくりと・・・はっきりとそう話す。


真樹「僕もソリアのもっと奥を探検したいな・・・♪」


僕はゆっくりとふとももを開いてソリアを抱きしめる。恥ずかしがって顔を隠しているソリアを見つつ、僕のあの半身をふとももの間にある秘境へと向かわせる。ん・・・?ソリアは恥ずかしがっているというより目も閉じてまるで眠っているようだ。なんか僕も・・・眠たく・・・。ソリアが使った眠り粉が僕とソリアにも効いてしまったと気付いたのは翌朝起きたらなぜか布団に全員集合してみんなスヤスヤ寝ているのを見てからの事である。がそれはまた翌朝の事で今はどちらも気付いていない。



後書き


毎回だけど、最後の盛り上がる描写あんまり書いてない気がする・・・。

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