ユラはエルフの里の人達を助けました。

ユラ達はマヤ村を出てユリスリーデさんの里のあるポポロの森に来ていた。


今回同行してるのは全員森人のエルフさん達3人で、無事ここまで来ました。



 ユラはユリスリーデに話す、森の中はフェアリー達がいるので心配ないです、だから警戒しないでどんどん進んでほしいです


「わかりました。じゃそうします、ただここから少し進むと結界に阻まれる場所に出ますのでユラちゃんは、私が抱っこ紐でしっかり固定して行きますから」


「え?抱っこされないと駄目なのです?」


他の3人も頷く


「うぅ… わかったのです、恥ずかしいけどお願いするのです」


ユリスリーデがユラを抱っこしょうとすると他の3人が止めに入る


「「「ちょっと待ったぁ!」」」


パシルステラが文句を言い始める


「ユリスちゃんエルフの里に帰るの手伝ってくれと頼みに来て、何おいしいところ独り占めしょうとするのです!」


オパールとメリールの二人も頷き3人でじゃんけんで決めると言い出した。


ユリスリーデは、3人と言い出したところで慌てだす


「ちょっと待って!何であなた達3人よ!そもそも声をかけてあげたのに感謝して私に譲るべきでしょ!何言ってるのよ!」


オパールがそれを阻止する発言をする


「ユリスリーデ別に私達ここで引き返してもいいのよ、貴方一人で里に入れるならねフフフ」


メリールも笑ながら話す


「ユリスリーデが一人で帰れる?え?無理でしょ?確か記憶では里の問題児は誰か一緒なら問題ないけど一人だと150年結界反射が解けないんじゃなかった?」


「そうよね、あれー違ったぁ?」


ぐぬぬぬ…


「じゃみんな帰ろうか?ユラちゃんそのお姉ちゃんはあと103年は里に入れないから、それともユラちゃん優しいから待つ?」


パシルステラさんがユラの手を握り帰ろうとすると、ユリスリーデがみんなに謝る


「悪かったのじゃ許してください」


ユリスリーデさん何したのかな?ようするに出禁って事?


ユリスリーデは、ユラの抱っこを諦めオパールと手をつなぎ濃い霧の中に入って行った


パシルステラとメリールの二人はユラの手を握り濃い霧の中を進む、ユラには周りは全く見えず二人の手を離さないようにしっかり握り時々声をかけ確認していた。


凄い、全く見えない20cm先が見えないのです、怖いのです


「パシルお姉ちゃんいる?」


「はい!大丈夫よ」


暫く歩き


「メリールお姉ちゃんいる?」


「ちゃんと手を握ってるから大丈夫よ」


こんな感じで歩くこと数時間何かを突き抜ける感じがした後暫く歩くと急に視界が開ける、ユラは目の前の景色に感動し声をあげる


「うわぁーーすごぉーーい!大樹だぁー大樹の林だぁー」


エルフの4人は久しぶりの里帰りになるが森の異変を感じとる


「ユリスリーデ!ええわかってるわ!」


「ユラちゃんこっちよ来て!」


4人は里に向け走り出す


少し走るとすぐ里の入り口にたどり着く、でもそこにはガリガリにやせ細ったエルフのお姉さんが門にもたれかかるように座っていた。


ユリスリーデが座り込んでいる女性を抱き起こす


「ポラートルテ!何があったの?」


うつろな目でユリスリーデを見てぼそり話す


「実りが無くなって森が死ぬ・・」


ユラが里の中を見るとほとんどの人が外に出て大樹に寄りかかるように眠ってる、みんなほとんど何も食べて無いみたいだった


他のお姉ちゃんたちは、手分けして里の人達を調べて回っていた。


「ユラちゃんここにいてね」


そう言ってユリスリーデは、少し大きなログハウスに入って行った、ユラは何があったのか知るために、里の中を見て回ったり土、水、風の匂いを調べました。


たぶん…原因は水だ……


ユラは、里を歩き回ってると広い場所に出ました。


これ里の人達の畑だ、麦もキーロットもトメトも全部枯れてる、よし!ユラが里の人達を助ける


ユラは地面に手をあて限界ギリギリに魔力を注ぐ


土壌錬成はぁーーーーー!


モコモコモコモコ・・・・


もっともっと広がれぇーーーー!


モコモコモコモコ・・・・

モコモコモコモコ・・・・

モコモコモコモコ・・・・


はぁはぁ・・できた!1回でこれ?えーー!めちゃくちゃひろーーい


これってユラだいぶ能力上がってない?最近全然見てなかったからもしかしたらいろいろ増えてるかも


ステータスオープン


【名前 ユラ・ヤマタイ】

年齢 8歳 

身長100cm 体重12kg

種族 人族 

LV.55

生命力 HP  645

魔力  MP  29500

物理防御ADF  840

魔法防御MDF  840

物理攻撃力ATP 840

魔法攻撃力MAP 840

俊敏 AGI    19000

知力 INT    19800


スキル 家事LV.3 料理LV.5 工芸 LV.8 園芸LV.8 栽培 LV.8 成長阻害LV.9 痛覚耐性LV.5 毒耐性LV.4 精神耐性LV.2 


ユニークスキル 土壌錬成LV.7 慈愛EX

【称号作成者 希望を与える者】

【全能神アマテラスの加護】


【土壌錬成LV.7】

【土壌 範囲LV.7 5000m×5000m 作成可能物LV.6 種子20種類 成長促進LV.6 成長調整6時間~3日 PH調整 養分堆肥調整LV.6 水分量調整LV.4土壌保有水分量調整 New土壌浄化LV.2 通常土壌耕作LV.3 1000m×1000m 】

【錬成 種子改良LV.7 収穫量UP

収穫物中 品質中 熟成LV.7 糖度上昇中 成分量UP 中 状態回復小 果肉腐敗鈍化 LV.4 土壌錬成抽出LV.4 果実錬成抽出LV.3 New果肉凝縮LV.2 New新種育種LV.2 New品種改良LV.1 】


えーーー!なんかいっぱい増えてるのです!


果肉凝縮・・食べると数日間食べなくても空腹と栄養が満たされるLV.1で24時間LV.2で48時間


新種育種・・全く新種の食物植物の種を作ることが出来る、レベルにより消費魔力量育種内容に制限がある


品種改良・・通常の作物に耐病気、耐乾燥、耐腐敗、耐衝撃など加えることが出来るレベルにより付加できる耐性能力が変わる


土壌浄化・・汚染土壌、連作障害土壌、腐敗、乾燥など様々な条件の土壌を浄化でAランク土壌に変わる、レベルにより浄化度が変わる


慈愛・・女性の心を癒し心身を回復、不幸を取り除く呪い隷属にも効果あり、対象に触れることで発動する


うわー!なんかとんでもなのです

慈愛ってとんでもないくらいヤバイのです


でも新しいスキル結構使えるよ今のエルフの里に必要なものができるのです


早速使って見るのです


さっき錬成した場所に今ここに必要な綺麗な水を植物で作るのです


集中・・・綺麗な湧き水をイメージして入れ物は・・そうヒョウタン・・・


ポト

できたぁ♪


鑑定・・ミネラルヒョウタンの種


よし!いっぱい作るぞ!魔力まだ余裕あるし


イメージ・・・フン!ポト

イメージ・・・フン!ポト

イメージ・・・フン!ポト

イメージ・・・フン!ポト・・・・・


よしこれだけできれば大丈夫なのです、これを腐らないように、中の水のミネラル分も増やして・・よし改良完了


後は植えてっと、よいしょよいしょ・・・・

ふぅ・・これでいいのです、フンフン♪


ホイ!錬成・・・・芽がでたぁー♪

次トメトこれも栄養分を増やす今は味より栄養分!


よし!これだけ植えればいいかな、しっかりイメージして…


ポン♪


やったぁ芽がでたぁ♪


これで栄養分のあるトメトが沢山できるのです、腐敗防止もあるから収穫急がなくてもいいのです


次キーロットとサツロ芋も植えるです!


ユラは、ユリスリーデさん達が里の人達を見て回ってる間にトメト、キーロット、サツロ芋、キャペツ、イチコ、モロコシ、そして新しく作った作物パンガナッタ、ミネラルヒョウタンを植えて作りました。


むちゃくちゃ頑張ったのです、沢山出来たのです。


でも、頑張り過ぎて魔力が…頭ぐらんぐらんする…の …


バタン


スャスャ…




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