ユラはキャサリン母様とお話ししました
ここがマヤ村か、ん?警備そうか、陛下が来られてるんだ
「さあミラちゃん着きましたよ、」
マヤ村の入り口で警備してた二人が話しかける
「ラエルお疲れ様、一人?シルキー達は?」
「シルキー達は、この子の姉二人が一緒だから少し遅れると思う途中オークに襲われ知らせるために私は、この子を連れて先に逃げてきた」
「わかったすぐに陛下に報告をしてくるからそこの我々の待機場所で休憩していてください」
護衛兵士の一人が、キャサリン女王に報告に走る
暫くするとキャサリンがイレリーナを連れて現れる
ラエルが片膝をつき挨拶をする
「ただいまキワシの調査から戻りました。途中複数のオークに襲われ、この少女と姉妹達を助け、取り急ぎわたしがこの子を連れ戻りました。」
「シルキー達の救出に急ぎ向かわせましょう」
「陛下少しお待ち下さい、実はオーク達はシルキーと私達で倒したのですが、上位種のオークロードが数体出現して、私達は、急ぎ逃げました、ところがミラブルの森から見たことない魔物が現れて、オークロード達を瞬殺して行ったのです、それを見てこの子が怖いと騒ぎだして、逃げて来たのです」
「そうなのご苦労様ラエルゆっくり休みなさい」
キャサリンは、ラエルの後ろに隠れ下を向いているユラをちらり見ると
「名前は、なんて言うのかしら、別に丁寧に話す必要ないから、いつものように話してほしいわ」
『よしここは、ばれないように完璧にやるのです』
「ミラれしゅ5歳なのれしゅ、お姉ちゃん達と一緒に死んだおかあさんの実家に帰るのれしゅ」
「そう偉いわね、いろいろお話し聞きたいからた私の天幕に行きましょう」
「陛下!なりません、この場でお願いします」
「ダメよ!こんなに怯えてるのよ、私はこの子落ち着かせるために天幕に連れて行くから入ってきたらダメよ、さぁ行きましょう」
キャサリンは、ミラを連れて自分の天幕に入った。
キャサリンは、じっとミラを見つめ抱き締める
「ユラ、マヤ村を救ってくれてありがとう」
『えーー!即バレなのぉー』
「え?な・何言ってるれしゅか、ミラなのれしゅ間違えてるれしゅ」
「ユラ、私は、あなたの母よ、どんなに変装してもすぐにわかったわ」
「うぅ… ごめんなさい グスン…」
「まぁ理由は、わかるわシルキー達でしょ?フフフ」
「そうなのなんとなくシルキーお姉ちゃんの匂いって言うか、オーラって言うか感じて、お姉ちゃん達好きだけど… キスしてくるし、舌も入れて来るから、食べられそうで怖くて変装したの… 」
「みんなユラが大好きだからね、フフフ」
「キャサリン母様、みんなどうして、ユラが好きなの?ユラなんか成長しないからめちゃ小さいのに、なんでなの?」
「確かにみんな好みは違うけど、共通してるのは、ユラの能力と知識で私達が知らない物を作り出す力じゃないかしら、それにユラ優しいし、だからみんな好きなのよ♪確かに可愛いあなたが好きな子もいるけど、ほとんどがユラの容姿じゃないわよ」
「ふーんそうなんだ… 」
「それにみんな、女の子だから目的は、ユラちゃんの子種がほしいのよ、」
「子種?何それ?」
「フフユラ、女はね強いオスの子供がほしいのよ、ユラのその能力を残したいと思うのよ、もちろん私もね、ユラのそのすごい能力絶対残さないのもったいないわ、私達の国のためにもユラの力を持った子供を残したいわ」
「えーー!母様もですか?」
「そうよ!女として普通よ、私もユラに若くしてもらったから、心配しなくても、私はユラの気持ち大切にするから、でもね私もユラに救われユラが起こす数々の奇跡、優しさにユラが大好きになったの、でも私は、ユラが嫌がる事しないから安心して、愛してるわユラ」
ブチュー
トロン…
『はぁ~何?母様のキスなんか優しくて気持ちいい~』
「キャサリン母様、ユラも大好きです!でもユラは、まだ自分の中に使えるがあるのに、その能力を全部使えていません!ユラの能力と知識があれば必ずこの国を救えるはずです!ユラがキャサリン母様の心配を解決するからそれまで待って下さい」
「ユラ… ありがとう、でもねあなたのその素晴らしい知識と能力は、いろいろな人の助けが必要でしょ、ちゃんとお願いして手伝ってもらうこと、あなたはもう一人じゃないのよ、未来の旦那様」
「はい!ユラみんなに手伝ってもらってこの国の人達救うのです、キャサリン母様もお手伝いお願いします」
「もちろんよ♪じゃ早速お願いあるの、ユラちゃんがこの村で行った事の説明かな、私達では、わからない事だらけだから、それとこれらの設備をもっと沢山作る必要あると思うから、その作り方も教えてほしいわ」
「説明は、紙に書くのです、けど作るのは森に行かないと材料がないのです、お手伝いしてもらえる人達連れて行かないとなのです、それに回復薬あんましないから森に戻って沢山作りたいのです」
「その薬もだけど、いろいろな職人がユラの手伝いたいとこの村に集まって来てるわ、それにポーション職人全員来てるわよ」
ユラは飛び跳ねて喜ぶ
「やったぁ♪たぶん職人さん達なら材料見て説明すれば作れるのね、そうだキャサリン母様、町とか村の調査行った人に、その場所の水と土持って帰って来てほしいです、それと廃村になってて、広い土地と農地ができそうな所も、見つけてほしいです」
「一体何をするの?」
「水とか土地は、汚染とかの状態が知りたいです、廃村は、そこを全部更地にして、新しく町を作ります、キャサリン母様の都を作るのです、何かあっても逃げられる町、安心できる所を作るです」
「何でそんな事を?」
「たぶんこの国の全部の町や村に被害出てるのおかしいよね、たぶん女神様の仕業、だからユラが対策したこの村、狙われると思うのです、だから何かあっても安心できる大きな都を作るのです、ここからキャサリン母様の新しい国造りが始まるのです」
「なるほどね、まずしっかりした都市を造るのね、それができるまでは、どうするの?」
「ユラは、今から森に帰り回復薬を沢山作ります、母様たちはマヤ村を守りながら指示をしてほしいのです、ユラは森で急いで回復薬を作ります、母様たちはそれを国の病気の人達に飲ませてあげて下さい、食糧の対策とかは、人が増えたら沢山作れると思うのです、病気の対策や水の対策も、お手伝いしてくれる人が増えたら、沢山作れるのです」
「じゃわたしは、都市ができる間ここで情報収集して、指示をしてたらいいのね」
「はい!お願いなのです」
キャサリンは、ニャニャ笑いながら
「ところでユラちゃん、これからどうするの?ミラちゃんとして行動するのかしら?フフフ」
「あー!どうしょう… 」
「正直にユラですって話ししたら許してくれるですか?」
「フフフシルキー以外にもこの村には、ユラにメロメロの子が多いから何か要求されるかもよ」
ぅ…
キャサリンは、悩むユラを見てユラに話す
「仕方ないわね、ユラちゃん私が助けてあげるわ、任せて」
キャサリンがベルを鳴らす
「お呼びでしょうか?陛下」
「あなたは、このミラちゃんと姉達、ポーション職人、鍛治職人達を連れて森に行きなさい、この子がユラちゃんから魔物を使役する道具を託されて、職人達を森に連れて来てほしいと、言われた見たいなのよ」
「なぜ私なのでしょうか?」
「イレリーナはユラやこの子に興味ないでしょ?だから冷静にいろいろ判断できるでしょ、後護衛にあなたと同じタイプの護衛を数人選んで直ぐに立ちなさい」
「は!わかりました。」
ユラは、イレリーナに挨拶をする
「ミラっていいましゅ、よろしくお願いしましゅ」
「よろしく、イレリーナだ!何人まで連れて行ける?」
「たぶん15人だと思いましゅ」
「たぶんだと!それでは困る!きちんと人数が必要だぞ、ピクニックに出かけるのと違うんだからな!」
ビクッ
「ダメよ、イレリーナもっと優しく言ってあげなきゃ」
「すみません、どうも子供は、苦手で」
「この子の姉達が到着して少し休憩したら直ぐに行きなさい」
「わかりました、私は、この子ともう少しお話しするから、準備ができたら呼びに来て」
「わかりました」
イレリーナが出て行くのを確認してキャサリンは、ユラに話す
「これでいいでしょ、後は時間までここで甘えていいわよ」
ユラは、キャサリンに飛びつく
「キャサリン母様~♪」
「ユラ♪よく頑張りました、偉いわよ」
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