ユラはクッキー争奪レースを開催しました
「バタークッキーなのです」
器があんまし大きくないので
クッキー30枚位の材料を何回も作ります
グランドバイソンのミルクから作った、バター100g
サトウキピから作った砂糖60g
ハーピィークイーンの卵黄1個
ユラが小麦粉を精製して作った薄力粉150
【まず始める少し前にバターを常温にもどしておくきます
☆薄力粉は、ダッシュエミユーの殻を砕いて固めた器の底に、小さい穴を沢山開け、2回ほどふるってふんわりさせておくのです
☆器にバターを入れて混ぜる。
白いクリーム状になるまで混ぜる。
混ぜる時は、木ベラを使います
白くクリーミーになればいいのです。
☆そのまま練らずにふんわりさせておいて
☆砂糖を入れて混ぜます。
☆砂糖がさっくり混ざったら卵黄を入れて混ぜるのです、さっくりが大切です
ここで香りをつける
甘い香りのするハニーオイルを少し入れて混ぜます
☆薄力粉の1/4を入れて混ぜる。
ここで一度、粉と砂糖バターをなじませます
☆残りの薄力粉を少し高い所から4~5回に分け振り入れます、その都度サックリ混ぜるのです、急いで混ぜるのダメです!木ベラでさっくり切るようにするです
☆混ざったらひとまとめに固めます。
☆固めた生地を落ち着かせるために、氷室に40分位入れておくのです
☆生地を丸棒で5mm~7mm位に伸ばすのです
☆伸ばした生地を型抜きをするのです
☆ユラが作った石釜に鉄板を入れてその上に並べて行きます。
☆レンに焼け石を作ってもらって中に入れて蓋をします
時々焼き色を見て焼き石を入れて調整するのです
焼きあがったら、こわさないように注意して取り出します】
これでバタークッキーの完成なのです
「ユラちゃんこの分量だいたいじゃダメなの?」
「ユラは、みんなに美味しいの食べてもらうのです、だからだいたいは、ダメなのです」
「そうよね、ごめんね」
「ヤエお姉ちゃん、食べてみて下さい」
「いいの?」
「はいなのです」
ドキドキ
サクッ
「はぅ♪初めての食感!」
サクッ
「凄く美味しい!うん♪」
サクッサクッサクッ
「はうー美味しいよぉ♪あの砂糖で作るとこうなるんだね、うまうま♪」
この後二人で全部で600個のクッキーを作りました
「はぁー疲れたぁ」
「疲れたね、でもみんな喜ぶよ」
「でも少し意地悪しちゃう、コハクの子供たちも参加してもらうフフフ」
「ユラちゃん何をするつもりなの?」
「フフフみんなのところに行くのです」
ユラは、ヤエお姉ちゃんとエナにも手伝ってもらいクッキーを、ユラが作った30個の器に分けて運びました。
キャサリンお母様のところに行きました
「お母様、お菓子できました」
みなが、その言葉を聞き一斉にこっちを見る
なんか視線が怖いです
「これがクッキーというお菓子なのね甘くていい香りね、食べていいかしら?」
「はいなのです♪」
サクッ
「!」
サクッサクッサクッ
「はぁ~なんて美味しいの♪この食感も初めて、サクッサクッして凄く美味しいわ」
「お母様、が、喜んでくれて嬉しいのです」
「じゃこれをみんなにも」
「待って下さい、クッキーは全部で5種類の違う香りのがあります、大きさも違います。みんなの分ありますが、ここは、リハビリも兼ねてゲームをしたいです」
キャサリンがユラの突然の発言に意味がわからず聞き返す
「ユラちゃんどうしてゲームなの?」
「ユラに意地悪なことするお姉ちゃんがいるから仕返しするのですフフフ」
「あら♪そうなのね、楽しそうでいいんじゃないかしら、やりなさい」
「お姉ちゃん達よく聞いて下さい、今からリハビリを兼ねた、レースをしてもらいます、ルールは、前にある湖1週してここに戻って来るレミール湖1週クッキー争奪戦のレースを始めてもらいます」
「えーーー!そんなだるいこと止めて、普通でいいじゃん」
「ダメなのです、お姉ちゃん達は、危険がないから少したるんでるです、だからレースするのです!コハクの子供達に乗ってレミール湖一周150kmを一番早く戻って来たチームに一番数が多く全5種類全て入ったクッキーが優勝商品なのです」
「「「全5種類!」」」
ゴクリ
「エナお願いなのです」
「はぁーい!」
『ルイ、ライみんなをここに集めてくれる』
ガウガウ《呼んできた》
ガウガウ《呼んできた》
ルイのグループ10匹、ライのグループ10匹がエナの前に整列する
うーんみんなで20匹か少し足りないどうしよう・・
あ!そうだ
「エナ、ダッシュエミューも呼んで」
『ミューみんなを呼んでここにきて』
ピォー《呼んだ》
ユラの前にラースキラータイガー20匹ダッシュエミュー5匹が整列し並んでいた
「エナ通訳おねがいね、みんなにもちゃんとお菓子あるから頑張るようにって」
『みんなお兄ちゃんが、みんなの分のお菓子用意してあるから、頑張ってほしいって』
ガウガウ《嬉しい》
ガウガウ《嬉しい》
ピォー《頑張る》
「シルキーお姉ちゃん、ソアラお姉ちゃん、みんなもこの子達ユラの仲間だから何もしないよ、だから乗る子を選んで」
その言葉を聞き皆がパートナーを選んでいく
王女達と護衛二人はミューの仲間を選びソアラもミューを選んだ
シルキーたちは、ルイ達をそれぞれかぶることなく選んでいた
みんなこのレースはルイ達が、本気で走るから、振り落とされないで、我慢して乗り続ければ勝てると思うから、振り落とされないように頑張って
『うーんまだだね、もっと本気にさせなきゃだ』
「エナ、ルイ達にユラが新しく作った野菜のメーロンを一番早く着いた子に特別に食べさせてあげるからって言ってくれる」
「わかった」
『みんなぁお兄ちゃんが一番早く湖を一周回って来た子に新作のメーロン食べさせてくれるよ、超甘くて美味しいよ』
ガウガウ《ユラ様のメーロン食べる》
ガウガウ《ユラ様に食べさせてもらう》
ピォー《メーロン頑張る》
「おお!やる気になった♪」
するとソアラとシルキー達が騒ぎだす
「ずるいぞ!私達にもメーロン食べさせろー!」
「そうだ!メーロン食べさせろ!」
「メーロン!食べるぞ!」
「ユラを食べさせろー!」
「そうだ!食べさせろ!」
「メーロン!」
「メーロン!」
「メーロン!」
「メーロン!」
「はぁー何なのこのメーロンコール、一人変な人いるけど… もうわかったのです、食べさせてあげるのです」
「「「「やったぁー!」」」」
「1位は、カットしたメーロンでそれ以外は試食用の一口ね」
『大丈夫だよね?ユラを食べるって何なの…』
「みんな準備いい?」
ガォー《いいよ》
ガォー《いいよ》
ピォー《行くの》
「いいわよ」
「早くしろ」
「ユラがムフフ」
「いつでもいいわ」
「よーーーーい」
「スタート!」
「行けえーーー!」
ガォーーーーー
「クッキーは私がもらうわー」
ガォガォーーーーーー
「ユラをいただくのだぁーー」
ガウ?ガォーーーーー
「メロンも食べるぞーー!」
ピォーーーーー!
ドドドドドド
ドドドドドド
ドドドドドド
ドタドタドタドタ
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