HP1で頂点に

黒柳 逸

第1話「新生活の始まり」

僕の名前は黒柳 正(くろやなぎ まさ)

少し頭がいい高校2年生だが、最近はゲームしかやっていない。

でもバイトはしてるし、学校にも行っている。そして今日!待ちに待ったVRMMOの体験日だ。僕の周りには如何にもな人が何人も並んでいる、当たり前だ小説やアニメの話が現実になろうとしているんだから、そしてついに店が開いた。だが思ったより皆落ち着いているまぁそんな事より体験時間は1人1時間と短い、そしてついに僕の番が来た。

店員が僕を機械の場所に案内する。

店員「では、機械の取り付けを行います。少し目の前が暗くなりますがすぐに光が見えるので、後は近くのロボットについて行って下さい。それでは1時間お楽しみ下さい。」

そして目の前が真っ暗になる、数秒後小さい光が見えたその光は少しずつ大きくなっていき気がつけば僕は草原にいた。

ロボット「ようこそ光と闇の狭間first placeへあなたには今から光の民か闇の民のどちらになるか決めてもらいます。」

僕は開いた口が塞がらない。まさかここまでとは、おっと危ない楽しむのは今しか出来ないんだ。しかし体験版なだけあって話しが急すぎる、まぁこうしないとすぐ時間切れになるか。

僕「光と闇は何が違うの?」

ロ「光の民は闇に対して強い技を使えますが身体能力は普通の人間です。対して闇の民は光の民の何倍もの身体能力がある代わり、光に対する強い技はあまりありません。」

まぁ体験版だし現実より早く動いてみたいか

ら闇にするか。そして僕は目の前のボタンの闇と書かれた方を押す

ロ「それでは目を閉じてみて下さい。」

僕は言われた通りに目を閉じる。すると目の前?に数字が見える。

ロ「見えますか?それがあなたのステータスです。」

なるほど目を閉じればいつでも見れるのか、

クロ

種族 闇の民

Lv1

HP 1/1

MP 200/200

STR 60

ATK 30

MTK 50

VIT 80

DEF 0

MDF 0

AGI 40

は?HP1?バグか?まぁ死んでも体験版はすぐに復活出来るけど1って!こんな鬼畜ゲーなのか⁈

ロ「それでは後はお楽しみ下さい。」

僕「あっちょっと!」

ロボットは何処かに行ってしまった。

HP1かぁとりあえずLv上げだな。

数分後

僕「はぁはぁさあLvはやっと2か、さてHPは...1!ふざけんな!」

やはりバグか?とりあえずログアウトを...ん?

ログアウトボタンがない!GMも!やばいとりあえず落ち着いて考えよう。

そして僕は広い草原で1人考えるのであった。

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