札幌市に送りつけたバス交通についての意見

https://www.city.sapporo.jp/sogokotsu/kokyokotsukyogikai/survey.html

札幌市のバス交通について、現状の交通が維持してもらえれば不満はないし、サービス面でも交通系ICカードが使用可能であり、バスロケーションシステム、時刻表の完備、ルート案内に関してはまともに地図が読めれば支障がないレベルの情報開示はされていると思うので現行通りのサービスを維持してもらえればありがたい。欲を言えば、早朝、深夜における移動を必要とすることがあるので始発、終発に関してJR・地下鉄と接続するのが望ましいと思われるが、採算性上致し方ないともいえる。


スライドを確認し、意見としては以下のとおりである。

〇運転手減少に伴う問題について問題を処理する方法については運行を効率化するべきであると考える。

それについて解決策として考えられるものはは以下のとおりである。

1.軌道系交通手段と並行するバス路線の全廃

2.無人運転バスの将来的導入


1.軌道系交通手段と並行するバス路線の全廃

 札幌市においては、札幌駅や大通駅といった中心駅から、東は新札幌駅・大谷地駅、西は手稲駅・宮の沢駅、南は真駒内駅・福住駅、北は麻生駅・あいの里公園駅といった主要駅にかけて鉄道路線と並行してバスが運行されているという点がある。 これに関して、都市交通の幹線系統については鉄道や地下鉄に全て任せ、バス路線を全廃することで、本来鉄道では賄いきれない末端部の交通にバスを集約させることができ、営業所からの運行距離の削減、運転手の削減に寄与すると思われる。


 今回は対象外となるが、長距離の路線バスに関しても同様に軌道系交通手段への移管を図るため都心流入を避ける必要性がある。案としては十勝・胆振・渡島方面は福住駅、小樽・後志方面は宮の沢駅、旭川・上川・オホーツク・宗谷方面は北34条駅を起終点とするといったことを行うべきである。


2.無人運転バスの将来的導入 

今後に関して、少子化を解決しない限り、運転手は減少する方向に向かうのは避けようがないことである。 そのため、電波による誘導などによる無人運転システムによるバス交通が必要になると思われる。


バス交通を縮小、廃止し、自家用自動車に乗り合いサービスをするという方法もあるが、利用者の安全及び輸送品質を守る必要があると思うので、現行通り道路運送法に基づき国交省の許可を受けている事業者のみに輸送をゆだねるシステムのほうが望ましいと考える。


〇バス乗客数の減少についての問題

人の心理として自家用車による移動が便利だと判断しているため、自動車による移動の需要が高いのは言うまでもない。逆説的に言えば自分は公共交通だけを利用して生きているという人間は100人に一人もいないことは言うまでもなくわかることだと思う。それに対して、バス交通を増やすためには、極論ではあるが自家用車を所有させない方向へ進めるしか方法がない。具体的には以下のとおりである。

〇自動車に関する税の増額

〇ガソリン税の増額

〇市庁舎の駐車スペースの全廃(上記を行うのであれば、貨物車両およびバス等についてはガソリン税等の減免・障碍者に対する配慮を行う必要性がある。)


それが理解してもらえないのであれば、バス乗客数減少について、抵抗することは難しいと思われる。


〇免許返納後および公共交通利用の増加についての問題

免許返納後に移動ができなくなったり、免許を持っていない人が公共交通がないことで移動に支障をきたすことは避けるべきであるため、自家用車の利用が公共交通の安定に対して支障が出る要因であるため、交通ユニバーサルサービス料として自家用車や高速料金から一定額を徴収することが望ましいと考える。 

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