生きる意味を見失ったから××しようとしたら天使が助けてくれたんだが....
マルマル
第1話 天使のささやき
日本の自●者は年間で2万近く。
職業を失い生きる気力を失った者。
大切な人を失って絶望した者。
人をあやめて罪悪感に押しつぶされた者
理由は様々だが、みんな生きる事に疲れているのだろう。
ちなみに私も生きることに疲れて、今から首を吊るところだ。
(椅子の上に乗り、首を吊ろうとする)
さ、さよなら
ってうわ! なんだこれ!???
(突然部屋が目も開けられないいくらい光出す。)
何事だ? 隕石でも落ちてきたのか?
う....どんどん...めまいが..意識も...もうろうと……….
このまま隕石に衝突して死ぬのか
普通に死ぬよりはレアか...
「...ん...ここは、どこ...だ....」
「やっと気がつきましたか お体はいかがですか?」
「いかがって....あれ? 俺隕石に潰されたんじゃ? ここどこ?」
病院のようなところのベットで寝ていたようだ
窓の外はとても綺麗で、まるで空の上にいるかと勘違いしてしまう
「ここは、天国への通り道です」
「は...は? な....なにを言って」
白い服に身を包んだ女性でとても綺麗だがまるでコスプレイヤーって感じだ
ここは渋谷ハロウィン並の世紀末なのか?
「そういうことか! 首をつったから天国に来たわけ?」
「違います。 まだあなたは首をつっていません。
自殺してしまうと、地獄に行く危険性もございますので、
私が天国から地上に降りて、ここまで連れてきたのです」
コスプレさんはずっと淡々と話しているが、一切理解が追いつかない
「え? じゃあまだ俺生きてるの?」
「そこは微妙なラインです。 生きてはいませんが、今から死ぬ。
と言った感じで、[まだ生きている]とも表現し難い状態です」
「そうなのか、なんか難しいな ちなみにあなたは誰なんですか?
コスプレイヤーかなんかですか?」
「いいえ、私は天使でございます 私は地球人の方を天国へお連れする
仕事をしております さあ、皆さん待っておりますので、下におりましょう。」
ん? 急展開すぎないか? となったが、聴ける空気でもなかった
「ついてきてください」
言われるがままにとりあえずついて行ってみた。
正直こんなバカな話があるのかと疑っていたが外に出ると
そこには想像を超える世界が広がっていた。
地面は黄色い雲。近くを歩いている人たちは皆白い服装で
みんな天使のような姿だ。 ここは本当に天国への通り道なのだろう。
「着きました こちらに乗っていただきます。
他のお客様ももう何人か乗船していますが、お気になさらず。」
「わかりました。」
とりあえず乗ったのはいいが、なんで船なのだろうか。
どこに行くのだろうか。
というかどうやってこの船は浮いているのだろうか。
まあいいか。先人がいると言っていたが
誰のことなのだろうか……….
あれ、誰かいる
「すいません、この船の乗客の方ですか?」
「ん? あんた誰よ。 この船私以外もいたのね」
なんだこの人、見た目は清楚系なのに、言葉遣いが荒いし怖い。
「私は天使に指示されてここに来ました。
「私は
あんたと一緒で天使とかいう意味わかんないやつに連れてこられたのよ。」
なんだこの人、やっぱり口悪い
名前に聞き覚えがあるが、気のせいだろう
というか見た目は俺より年下なのに態度はでけえな
(誰かが後ろからやってきた)
「こんなところに二人も人がいたんですね
どうも、
お二人の自己紹介はなんとなく聞かせていただきました」
「あ、どうも、よろしくお願いします」
すごい優しそうで温厚な方だ よかったこんな人がいて
60代の優しいお父さんって感じだ
「そういえば今からどこに行くことになるんでしょうね。
さっき僕の看病をしてた天使がもう少しで来るって....」
「天国に行に決まってるでしょ、アホなの?おじさん」
あれ?いつのまにかもう一人来てる 中学生...か?
「あれ、君もここの乗客?」
「そう 俺は
あんまり子供扱いしないで、うざいから」
「ごめんね〜あはは〜
そうだよな、天国だよなーそりゃ...」
なんだこの子、反抗期か?
[それでは皆さん。 出航の準備ができましたので、少しずつ移動を始めます]
この時、俺はまだ気付いていなかった。
「死」という行動の重さを
これから訪れる出来事の重要さを
なんで皆死のうと思ったのかを
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