風景

色褪せてゆく想いを 悲しみで終わらせることを僕は認めない


どんなことであっても 君に確信を持たせる事実を否定するから


この大空と大海原に嘘が存在しないように


僕の中には君を想う気持ちしか生まれないのだ


だから僕は 君に手を差し伸べたことを真実に変えてみせる


間違っているかもしれない


全てが幻かもしれないけれど 僕は思う


強すぎるこの風より 天上で灼熱に輝く太陽の光より


もっと強く もっと真直ぐな君の存在が


僕の中の暗闇には唯一の色彩だから


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る