ここ乙女ゲームの世界だってんですか?〜ストーリーを改変なんかして、...います〜
新條 巴
プロローグ
「「オリビア!」」
「お、じょっ、うさま!!」
お父様もお母様も大丈夫ですよ、私はまだ.....。
ミナも泣かなないで、私はミナの笑ってる顔が好きなんだから。他のメイドさんや執事さん達も大丈夫だよ.....。
「.....っ.....」
あぁ、皆に「大丈夫だよ」って言いたかったのに、声も出ないや.....。手もだんだん感覚が.....。
出来ることならまだ生きたい。まだ.....。それが出来ないとしても誰か私の魂でも体でもあげるから。
どうか、どうかあの人達を.....。
呪われる運命の王子様を、
人の感情が無くなってしまう執事を、
大切な弟を亡くしてしまう公爵家の息子を、
姉を人質にされてしまう癒し人を、
世界に隔離された双子を、
親を殺され1人になってしまった小さな希望をもつ少女を、
愛情に囚われてしまった私の尊敬する大好きなお姉様を、
どうか救ってくださいーーー
願わくば× × × い× × × × × ×れた神× × を
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