『腫れ物扱いの先輩が、私には優しい』⑤
先輩と……エッチしてしまいました。
昼間なのにカーテンで暗くした部屋で、仰向けの私の上に先輩が覆い被さって……先輩の指や唇や舌が誰も触れたことのない場所に触れて……あの小さな箱から取り出したものを身に付けた先輩が私のなかに入ってきました。
こんなにされては……もうお嫁にいけない。正確には先輩のところ以外にお嫁にいけない……先輩に責任を取って貰わなくちゃ
……からだを重ねた時の痛みも忘れられないけど、終った後に二人とも裸で抱き締め合う……逞しい身体の肌の感触と温もりは先輩を感じられて嬉しかった。
問題は、その日は恥ずかしくて先輩の目を見れなくなってしまった。それでも先輩は手を繋いで家まで送ってくれた。
自宅に入ったら……後ろめたさと恥ずかしさでお父さんとお母さんの顔も見れなかった。
お父さん、お母さん、ごめんなさい。今日、私は大人の経験をしてしまいました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます