第4話


 年老い其れでも領主の座にしがみつき・・・・

後継者の長兄ウゴを無能と皆に言い続ける老害・・・・・


 勇者と付き合う身内が後継者ならと・・・・・


 ウゴは歪・・・・・

歪者同士気があい・・・・・


 ユーゴの部屋にノックが・・・・・

ウゴがノックを・・・・・


 「おい無能」

「飯を持ってきたぞ」


 ウゴは最近こう陰口を叩かれている・・・・・

無能が引きこもりいたぶっていると・・・・


 後継者剥奪も近いかと・・・・ 


 ユーゴは念術でドアを開き・・・・

ウゴを迎い入れる・・・・


 ウゴは初老に見え痩せ細り・・・・

質素な服装・・・・・


 手には箔を・・・・・

部屋に入り・・・・


 ドアが閉まる・・・・


 ユーゴは寝そべり・・・・・


 ウゴは口を開く・・・・

目をぎらつかせ・・・・・


 「お前から言われたあの日より」

「幾星霜」


 「ようやくチャンスが来たぞ」

「この地で勇者とニエルの結婚式を行う」


 「くくくくく」

「其処で俺を断罪するとさ」


 「後食い時だ」


 箱を開ける・・・・・

中には領地の地図が・・・・・・


 ユーゴは指を動かし念術で・・・・

地図を収納する・・・・


 「御馳走ありがと」

「じゃあ早速」


 ユーゴは起き上がり・・・・

ベットからそそくさと出る・・・・


 念術でマント姿に成り・・・・

窓から部屋を出る・・・・

 

 ウゴは静かにみつめ・・・・

窓を閉め・・・・・


 部屋を出ていく・・・・・


 ウゴは無能ではない・・・・

そうでなければ領は回らなかった・・・・


 勇者と縁持つ身内は・・・・・

綺麗な事が好き・・・・


 「くくくくく」

「美談の為の駒に噛まれ」


 「美談の象徴を奪われた時」

「ニエルの歪が楽しみだ」


 「いや本性かもしれないな」


 部屋を出て誰も居ないことを確かめ・・・・

目をぎらつかせ・・・・・・

 

 声は生気が宿り・・・・・


 わざと盗賊を呼び込み・・・・

太らせユーゴが刈る・・・・ 


 歪悪に落ち・・・・

どうユーゴから勇者を取り上げ・・・・


 楽しみ売ろうかと考え・・・・

ウゴはああ今生きていると感じ・・・・・


 ギラギラと・・・・・




 

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