閉じる
表示設定
目次
算数その一 「答える」
王位を継いだ若き者、神に対して敬虔なる者、偉大なる太陽神アメンの如き王、神の子孫、太陽が勝利を与えし者、太陽の息子、ツタンカーメン――永遠に生きよ、アメンに愛されし者――が、神官アエナスに答えて曰く、
「ビジュアル的に嫌だ」
＊訳注 どうやら虫の背中に目がある状態を想像したらしい。
ああ、我が王の太陽神アメンより与えられた英知を称えるべし。
畏れ多き詔（みことのり）は、硬い石碑に聖なる文字にて刻まれ、第一と第二と第三の神殿の、永遠に生きる王の側に安置されるであろう。
（ 終わり ）
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます