5分で読める小説
@RinnoMiKo
第1話彼女と海のデート
田中海人 大学2年生
彼女 平野咲 大学2年生
僕らは付き合って4ヶ月。今彼女の誘いで海の近くにあるカフェで食事をとり、
すぐ目の前にある海の浜辺を歩いていた、夕方。
潮の香りがする。(潮で喉がイタい)
大きく深呼吸し潮の香りを感じながら太陽が沈みきり少しずつ夜に変わる海を見つめながら彼女はツブヤイタ
浜辺に乗っかった流木に腰を下ろし夕日の明かりが沈みきったの海を見つめながら続けてツブヤイタ
海ってさ見てて飽きないよね、毎日違う表情を見せてくれるしその度にこんな表情もするんだって思っちゃったり、毎日新しい発見があって…
だけど、どこか落ち着くというか一緒にこうやって見ているだけで気持ちが安らぐんだ。
どうしてだろうね。
彼女はずっと海を見つめている。
そうなんだ咲って海が好きなんだね、知らなかった 面白いね。海でそんなこと思うなんて、僕はできないな。
えっ 知らなかったの。私がこの世で一番大好きなのは海なんだよ!
彼氏ならもっと彼女のこと知ろうとしてよ。
彼女の輝いた目をこちらに向けた。目があった。
わかったよ。今度のデートも違う海を見に行こうね。またこうやって静かな場所で話したいから。
それから1ヶ月僕らはいつもと何も変わらない日々を過ごした。
大学では会うもののデートはなかなかできず海に行くこともなかった。
さらに1ヶ月彼女と半年記念。最近は連絡も取れくて久しぶりにデートに誘おうとスマホを取り出しLINEを開いた、
すると彼女のアイコンには知らない男性との2ショットが載っていた。
下の自己紹介のコメント欄には
1ヶ月記念 〇〇くん 愛してる
下へのスクロールが続いた。
飽きた。
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